恋心が芽吹く頃~Blooming Days~ 第28話 あらすじ/ネタバレ

東籬(とうり)と倚公子(いこうし)の恋心

東籬(とうり)は倚公子(いこうし)への想いを胸に秘め、侍女として寄り添うことを決意。その姿に心を打たれた駱青蓮(らくせいれん)は、東籬(とうり)の幸せを願い、賀連信(がれんしん)に協力を求める。賀連信(がれんしん)は東籬(とうり)の願いを葉えるため、尽力することを約束する。

賀南昭(がなんしょう)の帰還

賀南昭(がなんしょう)の帰還を心待ちにしていた駱青蓮(らくせいれん)は、賀連信(がれんしん)からその知らせを受け、喜びを爆発させる。実は、賀南昭(がなんしょう)の帰還は賀連信(がれんしん)の計らいによるものだった。賀連信(がれんしん)は、賀南昭(がなんしょう)が公子邸に戻り、家族の温もりに触れることができるよう、王に願い出ていたのだ。

四夫人(しふじん)の策略

一方、前世子(せいし)の運命は化公子の介入によって好転する。その裏には四夫人(しふじん)の策略が隠されていた。四夫人(しふじん)は化公子を新たな駒として利用し、賀連信(がれんしん)に対抗するとともに、将来の襲爵候補を掌握しようと企んでいた。四夫人(しふじん)は化公子の賀連信(がれんしん)に対する兄弟関係と実力を高く評価し、修公子(しゅうこうし)と共に曲涼(きょくりょう)の未来を謀る。

王位の継承

時が経ち、王は高齢となり病に倒れる。祭祖大礼を前に、王は体調不良のため、賀連信(がれんしん)に祭祖を代行することを命じる。この決定は、徳夫人の心を揺さぶる。徳夫人は、化公子が戦功を挙げているにもかかわらず、祭祖を任されなかったことに不満を抱いていた。しかし、王には別の思惑があった。王は王孫の中から王位継承者を指名しようとしており、この決定はすべての公子の夢を打ち砕き、賀南昭(がなんしょう)の立場を微妙なものにする。

賀連信(がれんしん)の策略

賀連信(がれんしん)は事態を予測し、慕天殊(ぼてんしゅ)に化公子の帰路を待ち伏せするよう密命を下す。同時に、駱青蓮(らくせいれん)に賀南昭(がなんしょう)を王府に連れて行き、保護するよう指示する。王府では、徳夫人が表面上は親切を装い、点心を差し入れるが、駱青蓮(らくせいれん)は風を理由に断り、王府内の闇流を感じ取る。彼女は南昭に、王府は安全な場所ではなく、食べ物には注意する必要があると忠告する。

駱青蓮(らくせいれん)と徳夫人

駱青蓮(らくせいれん)は体調を崩した徳夫人を気遣い、自らスープを作って見舞うが、冷たくあしらわれてしまう。実は、徳夫人は賀連信(がれんしん)の重用と南昭の帰還に不満を抱いていたのだ。駱青蓮(らくせいれん)は機転を利かせて徳夫人の不満を解消する。去り際に四夫人(しふじん)と遭遇した駱青蓮(らくせいれん)は、曲涼(きょくりょう)の将来の闘争が激化することを予感する。彼女は四夫人(しふじん)と修公子(しゅうこうし)の手段を知っており、南昭を守り、彼らの陰謀を阻止することを決意する。

まとめ

第28話では、恋の葛藤と権力闘争が交錯し、登場人物それぞれが自分の立場と目的のために奮闘する。そんな中、駱青蓮(らくせいれん)と東籬(とうり)の温かい友情は、複雑な状況に一筋の光を灯す。

第28話の感想

第28話は、恋の行方と権力闘争が複雑に絡み合った、見応えのあるエピソードでした。東籬(とうり)の揺るぎない愛と、それを支える駱青蓮(らくせいれん)の友情に感動しました。賀連信(がれんしん)の策略と四夫人の野望がぶつかり合い、今後の展開がますます気になります。

つづく