永遠の桃花~三生三世~ 第10話 あらすじ/ネタバレ
天界
天宮では、狐(こ)帝、折顔(せつがん)上神、天君(てんくん)が白浅(はくせん)の婚儀について話し合っていた。そこに、故 墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)上神に瓜二つの夜華(やか)太子が現れる。折顔(せつがん)上神は驚きを隠せない。天君(てんくん)は墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)上神が夜華(やか)の体に転生したのではないかと疑うが、折顔(せつがん)上神は否定する。夜華(やか)は正妃が決まっていないと答えると、折顔(せつがん)上神は意味深な咲みを浮かべる。
一方、桑籍(そうせき)は救出した少辛(しょうしん)を連れて天君(てんくん)に結婚を認めさせようとするが、天君(てんくん)は激怒し、二人に死を命じる。折顔(せつがん)上神は慈悲の心で介入し、二人の愛を認めさせる。三殿下(さんでんか)は、天狐両族の面子を保つため、夜華(やか)太子と白浅(はくせん)上仙の結婚を提案する。折顔(せつがん)上神も賛同し、天君(てんくん)は夜華(やか)と白浅(はくせん)の婚儀を決定する。桑籍(そうせき)は北海の水君に左遷される。
素錦(そきん)は夜華(やか)への想いを打ち明けるが、夜華(やか)は素錦(そきん)を長輩としてしか見ていないと冷たく突き放す。素錦(そきん)は樂胥娘娘(らくしょにゃんにゃん)に助けを求めるが、葉わないことを悟る。
青丘
白鳳九(はくほうきゅう)は東華帝君(とうかていくん)から借りた鈴を持って白浅(はくせん)の誕生日を祝うため、青丘に戻る。白浅(はくせん)と戯れているうちに、誤って狐の姿になってしまう。白浅(はくせん)は鈴を白鳳九(はくほうきゅう)の足に結び、二人は楽しい時間を過ごす。しかし、白浅は酒を飲みながら過去を思い出し、未来を不安に思う。白浅は昆仑虚へ向かい、過去の記憶と向き合い、再び東皇鍾を封印することを決意する。
昆仑虚
かつての賑わいを失った昆仑虚で、白浅は酒を飲みながら師匠や兄弟たちとの思い出を振り返る。擎蒼(けいそう)が封印を破ろうとしていることを知った白浅は、一人で封印を守ることを決意する。白鳳九(はくほうきゅう)を守るため、結界を張り、封印術を残す。
東皇鍾の前で、白浅は蘇った擎蒼(けいそう)と対峙し、封印を守ろうとする。激しい戦いの末、白浅は重傷を負いながらも東皇鍾を封印することに成功する。しかし、擎蒼(けいそう)の報復により、容貌、法力、記憶を失い、人間界に落とされてしまう。
天界
東華帝君(とうかていくん)は東皇鍾の異変に気づき、駆けつけるが、すでに鍾は静まり返っていた。東華帝君(とうかていくん)は土地神(とちがみ)から謎の上仙が封印を助けたと聞くと、考え込む。白鳳九(はくほうきゅう)の仙術が切れたことで、東華帝君(とうかていくん)は青丘に導かれる。白鳳九(はくほうきゅう)から白浅が封印を助けたことを聞くと、自分の推測が確信に変わる。
一方、白浅は記憶を失ったまま、竹林の中で目を覚ます。自分の正体もわからぬまま、未知の旅に出る。白浅の運命は、見えない力によって導かれていく。
第10話感想
第10話は、白浅と夜華(やか)の婚儀が決まり、白浅が東皇鍾の封印に向かうという重要な展開が描かれた回でした。白浅と夜華(やか)の婚儀は、天狐両族の面子を保つための政略結婚であり、白浅の気持ちは考慮されていません。しかし、夜華(やか)は白浅を大切に思っており、白浅も夜華(やか)に惹かれていく様子が描かれていました。
一方、白浅は過去を思い出し、未来を不安に感じています。彼女は昆仑虚に向かい、過去の記憶と向き合い、再び東皇鍾を封印することを決意します。東皇鍾は、かつて墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)上神が封印した凶器であり、白浅は一人で封印を守るという重責を背負います。
つづく