永遠の桃花~三生三世~ 第13話 あらすじ/ネタバレ

白浅(はくせん)は小黒蛇を撫でながら、出会った場所へ連れて行き、別れを告げます。寂しさを滲ませながらも、小黒蛇を解放します。

夜が訪れ、小黒蛇がいなくなった白浅(はくせん)の夢は色褪せていました。そんな中、夜華(やか)が茅屋に現れ、眠る白浅(はくせん)を見つめます。天族の太子である自分が、何も知らない白浅(はくせん)と3ヶ月を過ごしたことを思い、娶らなければ誰も娶らないだろうと決意します。

一方、臙脂(えんじ)は玉清昆仑扇を手に、兄・離怨(りえん)の行方を金猊獣(きんげんじゅう)に尋ねます。離怨(りえん)が離鏡(りけい)によって翼界に幽閉されていると知り、衝撃を受けます。

白浅(はくせん)は小黒蛇と共に街へ出ますが、騒動に巻き込まれます。偽道士が宝扇を奪えなかった腹いせに、白浅(はくせん)と小黒蛇を攻撃します。白浅は小黒蛇を守るため、身を挺します。その瞬間、臙脂(えんじ)が助けようとしますが、金猊獣(きんげんじゅう)に止められます。籠の中を見ると、黒蛇ではなく龍の姿が!

龍の姿に変身した夜華(やか)は、空を舞い上がり、人々を驚かせます。夜華(やか)は龍の息で偽道士を懲らしめ、白浅を見つめます。白浅は驚きながらも、"あなたは龍なのね。でも、どうやって飼えばいいの?"と呟きます。夜華(やか)は言葉にはしませんが、白浅を娶ることを決意します。

天宮に戻った夜華(やか)は、三叔に相談します。美人計や英雄計はしっくりこず、苦肉計に決めます。

夜華(やか)は重傷を負った凡人の姿に変わり、白浅の草屋の前に倒れます。白浅は彼を助け、手当てします。夜華(やか)の傷跡を見て涙を流す白浅に、夜華(やか)は自分の名前を尋ねます。記憶を失っている白浅は、名前がないと言います。夜華(やか)は"素素(そそ)"という名前をプレゼントします。

夜が更け、素素(そそ)は夜華(やか)を寝かせるため、機に寄りかかって眠ります。夜華(やか)は眠っている素素(そそ)をベッドに寝かせ、見守ります。

翌日、素素(そそ)は夜華(やか)のために薬草を採りに行きますが、迷子になってしまいます。夜が訪れ、夜華が素素(そそ)を見つけます。2人は森の中で一夜を過ごします。素素(そそ)は自分の無力さを責めますが、夜華は龍の秘密と責任を語り、素素の心を癒します。

第13話の感想

第13話は、白浅と夜華の恋が大きく進展する重要な回でした。

白浅は小黒蛇との別れを経験し、寂しさを感じながらも前に進みます。一方、夜華は白浅への想いを強め、彼女を娶ることを決意します。

2人は街で騒動に巻き込まれますが、夜華が龍の姿を現し、白浅を救います。このシーンは、夜華の力強さと白浅への愛情が表現されており、とても印象的でした。

夜華は苦肉計を使って白浅に近づき、2人は次第に心を通わせていきます。森の中で一夜を過ごすシーンは、2人の距離が縮まったことを感じさせ、とてもロマンチックでした。

つづく