永遠の桃花~三生三世~ 第15話 あらすじ/ネタバレ
夜華(やか)と素素(そそ)の婚礼
夜華(やか)と素素(そそ)の結婚式は、喜びに満ち溢れていた。しかし、天宮では素錦(そきん)が天妃として嫁ぐ準備を進めていた。彼女は夜華(やか)への想いを胸に秘め、その執念を親しい侍女に打ち明ける。
玄女(げんじょ)の策略
一方、玄女(げんじょ)は将軍符を離鏡(りけい)の妹、臙脂(えんじ)に渡す。彼女は、離鏡(りけい)の最も愛する妹が自分につくことで、彼の心をつかむことができることを知っていた。そして、玄女(げんじょ)は司音(しいん)の服を著て、酔った離鏡(りけい)の前に姿を現す。離鏡(りけい)は玄女(げんじょ)を司音(しいん)と勘違いし、彼女を抱きしめる。
素素(そそ)の決意
素素(そそ)は夜華(やか)のために焼き鳥を作ろうとするが、火事を起こしてしまう。彼女は必死に夜華(やか)を助け出し、焼け落ちた家に涙を流す。夜華(やか)は彼女の目を覆い、法力で火を消し、家を元通りにする。素素(そそ)は夜華(やか)が人間か妖魔かに関わらず、彼と共に生きていくことを決意する。
夜華(やか)の帰還
素素(そそ)は夜華(やか)が金猊獣(きんげんじゅう)だと思い込み、彼の身を守るために逃げようとする。夜華(やか)は彼女の純粋さに咲い、修仙者であると偽る。ある日、2人が狩猟に出かけると、天君(てんくん)と帝君が夜華(やか)の寝宮を訪れる。夜華(やか)は正体がバレるのを避けるため、急いで天宮に戻る。
夜華の願い
天君(てんくん)は、夜華に素錦(そきん)と共に各部族の首長を訪問し、鲛人族の仮乱に対抗するよう命じる。夜華はこれを機に、明君になるために2万年の修行をさせてほしいと天君(てんくん)に願い出る。天君(てんくん)は夜華が青丘の白浅(はくせん)と結婚することを心配するが、夜華は玉清昆仑扇を使って危機を回避する。
素錦(そきん)の登場
夜華は天宮にいるものの、心は素素にある。連宋(れんそう)は夜華の真意を察し、2万年の修行の目的を尋ねる。夜華は素素と一生を共にしたいと打ち明ける。連宋(れんそう)は、天君(てんくん)が人間を嫌っていることを忠告する。そのとき、素錦(そきん)が現れ、連宋(れんそう)は夜華に秘密を漏らさないよう促す。
愛と陰謀
このエピソードでは、愛と陰謀が交錯する。夜華と素素の愛は試練に直面し、天宮では闇流が渦巻いている。次回の展開にも注目だ。
第15話の感想
第15話は、愛と陰謀が交錯する見応えのあるエピソードでした。夜華と素素の結婚式は幸せに満ちていましたが、素錦(そきん)の執念や玄女(げんじょ)の策略が不穏な空気を漂わせていました。
素素の純粋さと決意には心打たれました。彼女は夜華が人間か妖魔かに関わらず、彼と共に生きていくことを決意します。その強い意誌は、夜華の心をさらに強く惹きつけたことでしょう。
一方、天宮では権力闘争が激化しています。夜華は明君になるために2万年の修行を願い出ますが、天君(てんくん)はそれを認めようとしません。また、素錦(そきん)の登場は夜華と素素の関係に新たな波紋を投じます。
つづく