永遠の桃花~三生三世~ 第2話 あらすじ/ネタバレ

司音(しいん)が去ってから、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)上神は蓮池のほとりを歩き、父神のお告げを胸に刻み、金蓮をそっと撫でる。その眼差しには未来への期待が満ち溢れていた。そこに玄女(げんじょ)が現れ、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の沈思に気づき、敬意を込めて挨拶をする。墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は淡々と答え、司音(しいん)の友人であることだけを告げ、金蓮を見守るために再び背を向ける。

一方、令羽(れいう)は慌てて師匠の墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)のもとを訪れ、師匠がもうすぐ閉関に入ること、司音(しいん)の管理を自分に任せること、そして30万遍の衝虚真経の写経を監督する必要があることを知る。墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は心配そうな表情を浮かべ、半月後に司音(しいん)に飛昇天劫が迫っていることを告げ、彼女の怠惰な性格が災いをもたらすのではないかと懸念する。令羽(れいう)はようやく悟り、師匠の厳罰は司音(しいん)を守るためであり、外でトラブルを起こさせないためであることを理解する。

司音(しいん)はようやく真経の写経を終えるが、二哥の娘が生まれたという知らせが気になり、青丘に帰って様子を見たいと思う。しかし、師匠の禁令に阻まれてしまう。彼女は一計を案じ、令羽(れいう)が狐(こ)帝と折顔(せつがん)を尊敬していることを利用し、青丘への近道があると誘い、半日で帰れると告げる。令羽(れいう)はついに説得され、2人は昆仑虚から抜け出す。

しかし、2人は翼族の領地に入り込んでしまい、法力を失ってしまう。慌てていると、黒ずくめの男が現れ、剣を抜いて対峙する。危機一髪のその時、口笛が鳴り響き、黒ずくめの男たちは次々と自害してしまう。司音(しいん)と令羽(れいう)は驚愕する。息つく間もなく、翼君擎蒼(けいそう)が部下を率いて現れ、2人の正体がばれてしまい、大紫明宮に連行されてしまう。

大紫明宮では歌舞が盛大に催されており、翼君は令羽(れいう)を気に入り、義子に迎えようとするが、司音(しいん)の機転によって阻止される。しかし、翼君は2人の正体を見抜き、怒って幽閉してしまう。司音(しいん)は囚われの身となり、複雑な気持ちになる。万年修行しても、いつも他人の駒にされていると自嘲する。

天界の二皇子が恩裳を連れて翼族を訪れるが、拒否されて天君(てんくん)に報告すると、天君(てんくん)は激怒する。しかし、東華帝君(とうかていくん)は墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)が東皇鍾を製御できるため、まだ事態はコントロールできると告げる。

翌日、司音(しいん)は脱出方法を考えていると、1羽の黒鳥が窓から飛び込んでくる。臙脂(えんじ)が助けに来たのだ。司音(しいん)は疑念を抱くが、結局黒鳥に連れられて逃げる。森の奥深くまで来ると、黒鳥は姿を消し、司音(しいん)は離鏡(りけい)と出会う。誤解から始まったもみ合いの中で、2人は誤って湖に落ちてしまう。離鏡(りけい)は司音の命を救い、2人は縁を結ぶことになる。

離鏡(りけい)は男装姿の司音の清らかな容姿に好感を持つ。翼王への贈り物として司音の衣服を借りたいと申し出るが、司音は当然拒否する。2人はふざけ合いながら、さらに気が合うことを知る。黒ずくめの男たちが追いかけてくると、離鏡(りけい)は身を挺して司音を守り、自分の住まいに連れて行って匿う。

月夜の下、離鏡(りけい)と司音は酒を酌み交わす。司音は酒に弱く、酔っ払ってしまう。臙脂(えんじ)がそっと現れ、司音を見つめる。離鏡(りけい)はそれを目撃し、司音の安全を守ることを誓い、翼界で命を落とさないようにすると約束する。夜の中で、2人の恋が芽生え始める。

第2話の感想

第2話は、司音と令羽(れいう)が翼界に迷い込んでしまうという波乱の展開でした。翼族の領地では法力が使えなくなってしまうため、2人は窮地に陥ってしまいますが、離鏡(りけい)の登場によって危機を脱します。

離鏡(りけい)は、男装姿の司音に一目惚れし、彼女を守るために奮闘します。2人は湖に落ちてしまい、離鏡(りけい)は司音の命を救います。この出来事がきっかけとなり、2人の間に恋心が芽生え始めます。

一方、天界では東華帝君(とうかていくん)が墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の力を借りて、翼族との戦いに備えています。墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は司音の師匠であり、彼女を大切に思っているため、きっと彼女を助けるために力を貸してくれるでしょう。

つづく