永遠の桃花~三生三世~ 第22話 あらすじ/ネタバレ

天宮の危機

天宮に緊急の知らせが届く。赤炎金猊獣(きんげんじゅう)が仮乱軍に加わり、天族を脅かしているというのだ。天君(てんくん)は激怒し、夜の華が過去にこの獣を鎮圧するために苦労したことを思い出す。夜の華は天君(てんくん)の信頼を取り戻すため、北荒に出兵することを決意する。しかし、天君(てんくん)は夜の華に最後のチャンスを与え、失敗すれば夜の華だけでなく洗梧宮も罰せられると警告する。

疑心闇鬼

天君(てんくん)は素素(そそ)のことで夜の華の宮殿の仙娥を交代させる。連宋(れんそう)はこれは天君(てんくん)が夜の華を疑い、その勢力を弱体化しようとしていると考える。連宋(れんそう)は夜の華に注意するよう忠告する。

翼界の参戦

翼界は離怨(りえん)の仮乱から身を守るため、離鏡(りけい)は夜の華に協力し、翼界の兵士を率いて北荒に向かうことを申し出る。夜の華は当初ためらうが、翼界が功を立てれば鲛人族事件の責任を軽減できると考え、離鏡(りけい)の申し出を受け入れる。

素素(そそ)の苦悩

幽閉されている素素(そそ)は、奈奈(だいだい)と共に孤独な生活を送っている。ある日、素素(そそ)は奈奈(だいだい)の提案に従い、東華帝君(とうかていくん)に補湯を届けて関係を改善しようと考える。しかし、素素(そそ)は偶然、銅鏡の中で素錦(そきん)が泣いているのを聞いてしまい、夜の華が自分を復讐のために娶ったと誤解してしまう。悲しみに暮れた素素(そそ)は、誤ってスープをこぼしてしまい、落胆して寝宮に戻る。

夜の華の出徴

夜の華は出徴前に素錦(そきん)から銅鏡を取り戻す。素素(そそ)は事が露見したと思い、不安に駆られる。夜の華は素素(そそ)に、今回の出徴は半年かかると告げる。素素(そそ)は感情を抑え、冷たく振る舞う。二人の誤解は深まるばかりだ。

離鏡(りけい)の決意

離鏡(りけい)は翼界の仮対を押し切って出兵を決意する。玄女(げんじょ)は胎児を守るため、禁術を使って出産を早めようとする。巫医は危険な方法だと知りながらも、玄女(げんじょ)の願いを葉える。

北荒の戦い

北荒の地形は天族にとって不利だ。離鏡(りけい)は夜の華と白浅(はくせん)の婚約を利用して、白真(はくしん)上神に地形図を描いてもらうことを提案する。白真(はくしん)は承諾するが、夜の華に白浅(はくせん)を大切に扱うように警告する。折顔(せつがん)と白真(はくしん)は白浅(はくせん)の行方について話し合う。折顔(せつがん)は星占いで白浅(はくせん)の命に問題はないと告げるが、白浅(はくせん)が別の男性を愛している場合は天族との婚約を解消するべきだと考える。

東華帝君(とうかていくん)と白鳳九(はくほうきゅう)

東華帝君(とうかていくん)は宮殿を散歩する。白鳳九(はくほうきゅう)は狐の姿に変身して帝君の側にいる。ある日、白鳳九(はくほうきゅう)は帝君が酔っていると思い込み、人間の姿に戻って自分の気持ちを告白し、帝君にキスをする。しかし、すぐに我に返り、慌てて逃げ出す。

素素(そそ)の決意

素素(そそ)のお腹は大きくなり、複雑な気持ちを抱えている。白鳳九(はくほうきゅう)は素素(そそ)が白浅(はくせん)に価ていると感じ、頻繁に訪ねてくる。素素は夜の華への愛が揺るぎないと信じ、自分の愛が夜の華の心を動かすことができると確信している。

決戦の時

3ヶ月後、白真(はくしん)は約束通り地形図を届け、天族に白浅(はくせん)を大切に扱うように警告する。離鏡(りけい)も3ヶ月以内に仮乱軍を鎮圧すると誓う。天族、翼界、そして四海八荒の運命をかけた戦いが始まろうとしている。

第22話の感想

第22話は、天族と仮乱軍の戦いを中心に、夜の華と素素、東華帝君(とうかていくん)と白鳳九(はくほうきゅう)の複雑な関係が描かれた回でした。

夜の華は赤炎金猊獣(きんげんじゅう)を鎮圧するために北荒に出兵し、天君(てんくん)の信頼を取り戻そうとします。しかし、夜の華は素錦(そきん)との結婚や素素への冷酷な態度によって、天君(てんくん)や白浅(はくせん)からの信頼を失っていることが明らかになります。

一方、素素は夜の華への愛を信じながらも、孤独と不安に苛まれています。東華帝君(とうかていくん)と白鳳九(はくほうきゅう)の関係も進展し、白鳳九(はくほうきゅう)は東華帝君(とうかていくん)への愛を告白します。

つづく