永遠の桃花~三生三世~ 第27話 あらすじ/ネタバレ

東華帝君(とうかていくん)は、夜華(やか)を目覚めさせるために貴重な結魄灯を夜華(やか)の枕元に置き、3日間消さないように命じます。3日後、夜華(やか)は目を覚ますが、まるで希望を失ったかのように精彩を欠いています。一方、白浅(はくせん)は夜華(やか)との結婚の誓いを思い出し、心を痛めます。そして、折顔(せつがん)上神から忘情酒をもらい、素素(そそ)としての記憶を消し去ります。

天君(てんくん)は、夜華(やか)の苦しみを見て心を痛め、これまで厳しく育ててきたことを仮省します。連宋(れんそう)は、夜華(やか)は孤独な子供であり、偉大な功績を成し遂げても、家族の温もりや愛の甘さを味わったことがないと語ります。やっと最愛の人である素素(そそ)に出会えたのに、このような災難に遭い、誰もが同情します。

白浅(はくせん)は数日間眠り、目覚めた時には過去の記憶を失っています。狐(こ)帝、狐后(ここう)、折顔(せつがん)などは、白浅(はくせん)の記憶が戻らないように、戦後の怪我で失明したと説明します。折顔(せつがん)は、白浅(はくせん)の目を隠すために、狐(こ)帝に黄泉に行って玄光で白綾を作ってもらうように頼みます。

夜華(やか)は目覚めたものの、心は死んでいます。樂胥娘娘(らくしょにゃんにゃん)は、忘情丹を夜華(やか)に飲ませて、愛を忘れ、新しい人生を始めるように説得します。しかし、夜華(やか)は愛を忘れることを拒否します。

白浅(はくせん)は師匠である墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)を心配し、自分の眠っている間に墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)が怪我をしていないか確認するために洞窟に戻ります。すると、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は怪我をしておらず、目覚めようとしていることがわかります。折顔(せつがん)は、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)がもうすぐ目覚めるかもしれないと白浅(はくせん)に告げ、白浅(はくせん)は驚きと喜びでいっぱいになります。

白鳳九(はくほうきゅう)は天宮から戻って以来、酒浸りの毎日を送っています。白浅(はくせん)は、白鳳九(はくほうきゅう)と東華帝君(とうかていくん)の過去を聞き、白鳳九(はくほうきゅう)を慰めます。白鳳九(はくほうきゅう)は、なぜ遠い存在である東華帝君(とうかていくん)を愛してしまったのかと白浅(はくせん)に問います。白浅(はくせん)は、昆侖虚で離鏡(りけい)と過ごした短い恋を思い出し、世の中の無常さを痛感します。

夜華(やか)は目覚めた後、司命(しめい)と連宋(れんそう)を探し、司音(しいん)と墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の関係を調べようとします。司命(しめい)は、白鳳九(はくほうきゅう)が司音(しいん)の居場所を知っているかもしれないと言います。夜華(やか)は青丘に向かいますが、白鳳九(はくほうきゅう)に冷たくあしらわれます。白浅(はくせん)は、夜華(やか)の突然の訪問に驚き、夜華(やか)との婚約を聞かされて苦咲します。そして、桑籍(そうせき)との婚約はすでに解消したと告げます。

白鳳九(はくほうきゅう)は夜華(やか)を恨んでおり、白浅(はくせん)に夜華(やか)との結婚を仮対します。迷穀(めいこく)は、白浅と夜華(やか)の婚約の経緯を説明します。白浅は、両親の決めた結婚に不満を感じます。夜華(やか)は、白鳳九(はくほうきゅう)から司音(しいん)の情報を得られず、失望して帰ります。

一方、素錦(そきん)は洗梧宮への嫁入りを心待ちにしていますが、夜華(やか)に冷酷な一太刀を浴びせられてしまいます。夜華(やか)は素錦(そきん)を置いて立ち去り、素錦(そきん)は恐怖と絶望に包まれます。

夜華(やか)は寝宮で考え事をしていると、素錦(そきん)の侍女である辛奴(しんぬ)に出会います。辛奴(しんぬ)は、素錦(そきん)を復活させる方法があると告げ、夜華(やか)は再び希望を抱きます。一方、白浅は昆侖虚で玉清昆仑扇を呼び戻します。夜華(やか)はそれを追いかけますが、すれ違いになってしまいます。

天宮では、天君(てんくん)は夜華(やか)に素錦(そきん)との結婚を望みますが、夜華(やか)は素錦(そきん)に興味がなく、自分の信念を貫こうとします。

第27話の感想

第27話は、衝撃的な展開の連続でした。夜華が目を覚ましたものの、心は死んだ状態であることが明らかになり、素錦(そきん)の復活を望む夜華の姿に胸が痛みました。一方、白浅は忘情酒を飲み、素素(そそ)としての記憶を失ったものの、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)がもうすぐ目覚めるという希望に満ちています。

白鳳九(はくほうきゅう)と東華帝君(とうかていくん)の恋模様も気になるところです。白鳳九(はくほうきゅう)は東華帝君(とうかていくん)に一途な想いを抱いていますが、東華帝君(とうかていくん)は白鳳九(はくほうきゅう)の気持ちに応えることができません。二人の恋の行方がどうなるのか、今後の展開が楽しみです。

つづく