永遠の桃花~三生三世~ 第42話 あらすじ/ネタバレ
紫宸宮
楽胥(らくしょ)娘娘は小天孫阿離(あり)の世話をしながら、白浅(はくせん)上神と素素(そそ)の容姿が酷価していることを気にかけています。夜華(やか)に白浅(はくせん)を素素(そそ)と間違えていないかと尋ねると、夜華(やか)は白浅(はくせん)が自分の妻であり、混同したことはないと断言します。楽胥(らくしょ)娘娘は安心し、胸のつかえが下りた様子です。
その頃、阿離(あり)に会いに紫宸宮を訪れた白浅(はくせん)は、楽胥(らくしょ)娘娘と素錦(そきん)が仲睦まじく過ごしている場面に遭遇します。場違いだと感じた白浅(はくせん)はそっとその場を去り、気まずい雰囲気を避けます。
西海
折顔(せつがん)上神は西海で病に伏している大皇子の治療に奔走しています。白真(はくしん)が様子を見に来ると、疊風(ちょうほう)が忠実に大皇子の看病をしており、折顔(せつがん)は深刻な表情でそばについています。折顔(せつがん)は治療法はあるものの、助手を連れてくるために一時的に西海を離れる必要があると告げます。西海水君(せいかいすいくん)と疊風(ちょうほう)は折顔(せつがん)の恩に感謝します。
白真(はくしん)は大皇子の病状に疑問を抱きますが、折顔(せつがん)は驚くべき秘密を明かします。大皇子の体内の仙気は、かつての戦神である墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の命を繋ぐために使われているというのです。白真(はくしん)は驚きを隠せません。
昆仑虚
墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の戦剣が突然光り輝きます。これは墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)がもうすぐ目覚める前兆のようです。
天宮
夜華(やか)は書斎で書いていると、突然胸に激しい痛みを感じます。まるで魂が引き裂かれ、再構築されるような痛みです。この原因は、数年後に明らかになります。
一攬芳華
白浅(はくせん)は一攬芳華に戻り、疲れ果てて眠りにつきます。夢の中では、7万年前の翼界大戦の記憶が蘇ります。司音(しいん)として、九師兄の犠牲と師匠である墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の壮絶な戦いを見届けます。目を覚ました白浅(はくせん)は、胸が痛みます。
天宮
折顔(せつがん)と白真(はくしん)は大皇子の治療を終え、折顔(せつがん)は白浅(はくせん)に会いに行くことを決意します。白真(はくしん)は夜華(やか)の仮応を心配し、事前に話しておくべきだと提案します。折顔(せつがん)は白真(はくしん)の提案を受け入れ、夜華(やか)に墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)がもうすぐ目覚めることを伝えます。夜華(やか)は表面上は冷静を装っていますが、心の中では波乱が起きています。折顔(せつがん)は夜華(やか)の気持ちを探ろうとしますが、夜華(やか)は無関心を装います。折顔(せつがん)はかつて白浅(はくせん)を墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の弟子にするために連れてきたことを思い出し、夜華(やか)に墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)との関係について考えたことがあるかと尋ねます。夜華(やか)は否定しますが、折顔(せつがん)は自分がかつて勘違いをした経験があると明かします。
折顔(せつがん)が白浅(はくせん)を探しに行く準備をすると、夜華(やか)は突然墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)を早く目覚めさせる方法があるかどうか尋ねます。折顔(せつがん)は天族の聖物である結魄灯が必要だと答えます。夜華(やか)は迷うことなく、白浅(はくせん)の願いを葉えるために結魄灯を手に入れると約束します。白浅(はくせん)の幸せを願う夜華(やか)の強い決意が伝わります。
一攬芳華
白浅は阿離(あり)に会いに行くつもりでしたが、夜華(やか)の誤解と気まずさを感じ、上清境で気分転換をすることにしました。しかし、そこに素錦(そきん)が現れます。素錦(そきん)は白浅に感謝の意を伝え、突然跪きます。白浅は戸惑いますが、素錦(そきん)はうまく話を逸らし、夜華(やか)が阿離(あり)の母を大切にしていることや一攬芳華の特別な意味について語り、白浅との距離を縮めようとします。白浅は不快に感じますが、あまり気にせず、ただ素錦(そきん)の非凡さに気づきます。そのとき、折顔(せつがん)が現れ、微妙な会話を遮ります。この出会いは、今後の展開の伏線となります。
第42話感想
第42話では、物語が大きく動き出す重要な展開が盛り込まれています。
まず、白浅と夜華(やか)の関係に大きな変化が訪れます。白浅は阿離(あり)に会いに紫宸宮を訪れますが、そこで楽胥(らくしょ)娘娘と素錦(そきん)が仲睦まじくしている場面に遭遇します。気まずさを感じた白浅はそっとその場を去ります。一方、夜華(やか)は白浅の夢の中に現れ、7万年前の翼界大戦の記憶を共有します。この経験を通して、白浅と夜華(やか)の絆はさらに深まります。
また、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の復活が近づいていることも明らかになります。折顔(せつがん)は西海で病に伏している大皇子の治療に奔走しますが、その過程で墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の命を繋ぐために大皇子の仙気が使われていることを知ります。そして、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)を復活させるためには天族の聖物である結魄灯が必要であることも判明します。
さらに、素錦(そきん)の思惑も明らかになり始めます。素錦(そきん)は白浅に感謝の意を伝え、夜華(やか)が阿離(あり)の母を大切にしていることや一攬芳華の特別な意味について語ります。これは、白浅と夜華(やか)の関係を壊そうとする素錦(そきん)の策略であると考えられます。
つづく