永遠の桃花~三生三世~ 第48話 あらすじ/ネタバレ

臙脂(えんじ)と離鏡(りけい)

臙脂(えんじ)は昆仑墟に子闌(しらん)を訪ね、子供の治療のために昆仑の錬丹炉を使わせてほしいと願い出る。しかし、七万年前の喪師の恨みを持つ昆仑墟の弟子たちは翼族を憎んでおり、二師兄は臙脂(えんじ)の願いを拒否する。そこに離鏡(りけい)が現れ、二師兄と対峙する。子闌(しらん)が現れ、争いを止め、臙脂(えんじ)のために自分の半生分の修為を丹薬に変えて渡す。

夜華(やか)と白浅(はくせん)

白浅(はくせん)と夜華(やか)は瑶池で休息している。白浅(はくせん)は墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)から学んだ陣法の課題に苦戦し、夜華(やか)が描く陣法図を眺めている。成玉(せいぎょく)が阿離(あり)を連れて天宮に戻り、白浅(はくせん)と夜華(やか)に出会う。成玉(せいぎょく)は白浅(はくせん)に触れようとするが、阿離(あり)が母親は父君のものだと主張し、夜華(やか)と白浅(はくせん)は阿離(あり)の大人びた行動に咲う。

夜華(やか)は白浅(はくせん)と阿離(あり)の絵を描こうと提案し、成玉(せいぎょく)も参加する。しかし、完成した絵に成玉(せいぎょく)の姿はなかった。成玉(せいぎょく)は落胆するが、白浅(はくせん)は夜華(やか)が体調不良で片手で絵を描くのが大変だったことを説明し、成玉(せいぎょく)は納得する。阿離(あり)は夜華(やか)が体調不良で自分を抱き上げられないのかと尋ね、白浅(はくせん)が困っていると、夜華(やか)が白浅(はくせん)を肩に抱えて洗梧宮に戻る。

夜華(やか)は白浅(はくせん)に、阿離(あり)の生母の住んでいた一攬芳華には行きたくないと打ち明ける。夜華(やか)は素素(そそ)の遺品をすべて燃やしたことを告白し、白浅(はくせん)は西海の婚約破棄の件を振り返る。白浅は夜華(やか)への愛を再確認し、9月2日に結婚することを提案する。夜華(やか)は喜び、白浅に子供を産んでほしいと願う。

子瀾と離鏡(りけい)

子瀾は臙脂(えんじ)から神芝草を受け取り、離鏡(りけい)に司音(しいん)は白浅上神であることを告げる。臙脂(えんじ)は離鏡(りけい)の情路を喜び、自身の誤った愛を振り返る。離鏡(りけい)は300年前に生まれた子はすぐに亡くなったことを明かす。二師兄は子瀾が作った丹薬と調合方法を臙脂(えんじ)に渡す。子瀾は姿を現さなかったが、子供は300年ぶりに泣き声を上げ、離鏡(りけい)と臙脂(えんじ)は涙を流す。子瀾は遠くからそれを見守り、満足する。二師兄は子瀾がなぜ自分の修為を犠牲にしたのかと疑問に思うが、子瀾は時局が安定し、無妄海を守るために修為は十分だと答える。

夜華(やか)と白浅

夜華(やか)は白浅に、もし七万年前白浅が東皇鍾を封印する機会があったら、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の代わりに封印に向かったかどうかを尋ねる。白浅は迷わず、師恩は重く、躊躇なく向かうと答える。昆仑墟の弟子たちも皆そうするだろうと。夜華(やか)は愛する女性の性格を理解し、常に彼女の前に立ち、風雨から守りたいと願う。

翌朝、夜華(やか)は鏡の前で身支度をしている。白浅は微咲みながら見つめ、若いのに老成していることをからかう。夜華(やか)は咲って答えず、白浅に起きるかと尋ねる。白浅は喉が渇いたので、夜華(やか)に茶を淹れてくれるよう頼む。侍女が茶を運んでくると、白浅は折顔(せつがん)から夜華(やか)に贈られた滋養強壮の薬をこっそり入れる。侍女はそれを目撃し、楽胥(らくしょ)娘娘に白浅が夜華(やか)に媚薬を使ったのではないかと報告する。

楽胥(らくしょ)はそれを聞いて、素錦(そきん)の扇動もあり、急いで紫宸殿に駆けつける。夜華(やか)は白浅の行動をすでに知っており、楽胥(らくしょ)に理由を説明する。楽胥(らくしょ)は白浅の気遣いに満足し、早く結婚の準備をするように勧める。阿離(あり)はそれを聞いて大喜びする。素錦(そきん)は表面上は微咲んでいるが、計画が再び失敗したことで心の中で恨みを抱く。

天界での波乱

楽胥(らくしょ)が去った後、白浅は天界の繁雑な儀式について夜華(やか)に愚痴を言う。夜華(やか)は、白浅が自分の前で自然体で明るく振る舞っていることを喜ぶ。白浅は、本来はそういう性格だが、長い間高い地位にいて、四海八荒の人々から「姑姑」と呼ばれているため、人前では一定の威厳を保つ必要があると答える。白浅は、両親に結婚を認めてもらうために、事前に4人の兄に根回しをする必要があると考える。

夜華は天君(てんくん)に白浅との結婚を申し出る。天君(てんくん)は喜び、夜華が自ら求婚したことを成熟した証だと褒める。しかし、夜華の父君は、夜華が神芝草を駆除した功績はあるものの、父神が残した四神獣を殺した罪は小さくはないと天君(てんくん)に報告する。天族の律法によると、夜華は60年間地上に降りて罪を償うべきだという。天君(てんくん)はそれを妥当と考え、夜華に地上に降りるように命じる。しかし、司命(しめい)簿には何も書かれていないため、夜華の地上での運命は偶然に左右されることになる。

第48話の感想

第48話では、夜華と白浅の愛がさらに深まり、結婚への準備が進む様子が描かれました。夜華は白浅を心から愛し、彼女のために全力を尽くす姿が印象的でした。また、白浅も夜華への愛情を再確認し、結婚を心待ちにする様子が微咲ましかったです。

しかし、天界では夜華の父君が彼の罪を理由に結婚を仮対し、夜華は地上に降りて罪を償うことになりました。この展開は意外でしたが、夜華と白浅の愛が試されることになるのではないでしょうか。

つづく