永遠の桃花~三生三世~ 第56話 あらすじ/ネタバレ

離鏡(りけい)の壮誌は葉わず

離鏡(りけい)は擎蒼(けいそう)の魂を大紫明宮に封印し、両族の争いを終わらせようとしましたが、逆に擎蒼(けいそう)に仮撃されて命を落としてしまいました。擎蒼(けいそう)は方天画戟を手にし、さらに力を増して四海八荒を滅ぼそうとします。

東皇鍾の危機

東皇鍾の封印が壊れそうになり、白鳳九(はくほうきゅう)が阻止しようとしますが、強大的力に弾き飛ばされてしまいます。帝君が助けに入りますが、擎蒼(けいそう)が鍾から脱出。白鳳九(はくほうきゅう)は帝君を守るために前に立ち、重傷を負います。

白浅(はくせん)(はくせん)/の到著

白浅(はくせん)(はくせん)/は東皇鍾の異変を知り、若水河畔に急ぎます。夜華(やか)は白浅(はくせん)(はくせん)/を止めようとしますが、誤解されてしまいます。現場に到著すると、東皇鍾は光り輝き、危険な状態に。素錦(そきん)は混乱に乗じて逃げ出します。白浅(はくせん)(はくせん)/は擎蒼(けいそう)と戦おうとしますが、夜華(やか)に止められてしまいます。

夜華(やか)の決断

夜華(やか)は擎蒼(けいそう)と戦い、重傷を負います。しかし、擎蒼(けいそう)は命を東皇鍾に結び付けており、死ねば紅蓮業火が発生して四海八荒が滅びます。夜華(やか)はそれを知り、東皇鍾を鎮めるために自らを犠牲にします。

白浅(はくせん)(はくせん)/の悲しみ

夜華(やか)の犠牲により、東皇鍾は鎮まり、紅蓮業火は消えます。しかし、夜華(やか)は命を落としてしまいました。白浅(はくせん)(はくせん)/は悲しみに暮れ、夜華(やか)の亡骸を抱きしめます。夜華(やか)は最後の言葉で白浅(はくせん)への愛を伝え、強く生き抜くよう告げます。

墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の到著

天宮に知らせが届き、樂胥娘娘(らくしょにゃんにゃん)は悲しみに暮れます。崑崙虚の墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)も弟子の死を感じ、心を痛めます。白浅(はくせん)は若水河畔に仙障を張り、誰にも近づかせません。天君(てんくん)は帝君に青丘に行って白浅(はくせん)を説得するよう頼みます。

墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は青丘を訪れ、白浅(はくせん)は夜華(やか)を助けてくれるよう懇願します。しかし、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)は夜華(やか)の死を告げます。白浅(はくせん)はそれを受け入れられず、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の説得により、夜華(やか)の遺体を青丘に連れ帰ります。

天族の対応

天族は夜華の遺体を青丘から取り戻そうとしますが、失敗します。素錦(そきん)は逃亡した罪で天界を追放されます。この事件の後、四海八荒は愛と犠牲、責任と使命について深く考えさせられます。

第56話の感想

第56話は、愛と犠牲、責任と使命を描いた感動的なエピソードでした。離鏡(りけい)の壮誌は葉わず、擎蒼(けいそう)はさらに力を増して四海八荒を滅ぼそうとします。東皇鍾の危機に、白鳳九(はくほうきゅう)と帝君が立ち向かいますが、擎蒼(けいそう)は脱出。白浅(はくせん)が駆けつけますが、夜華が擎蒼(けいそう)と戦い、命を落としてしまいます。白浅(はくせん)の悲しみは計り知れません。

このエピソードでは、登場人物それぞれの思いが描かれています。離鏡(りけい)は両族の争いを終わらせたいと願っていましたが、その願いは葉わず命を落としてしまいました。擎蒼(けいそう)は復讐に燃え、四海八荒を滅ぼそうとします。白鳳九(はくほうきゅう)と帝君は擎蒼(けいそう)を阻止しようとしますが、力及ばず。白浅(はくせん)は夜華の死を受け入れられず、悲しみに暮れます。

夜華の決断は、愛と責任の象徴です。彼は四海八荒を救うために、自らを犠牲にしました。白浅(はくせん)への愛と、四海八荒への責任を果たしたのです。

つづく