永遠の桃花~三生三世~ 第7話 あらすじ/ネタバレ

折顔(せつがん)上神は昆仑虚を訪れ、眠り続ける墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)上神を見舞う。司音(しいん)、すなわち白浅(はくせん)は、眠りから突然目覚め、師匠の安否を心配し、折顔(せつがん)に救済方法があるかどうかを尋ねる。折顔(せつがん)は難色を示し、そっと頭を横に振る。司音(しいん)は感情を爆発させ、涙を流しながら、兄であり神医である折顔(せつがん)がなぜ手を差し伸べてくれないのかと問いただす。白真(はくしん)は妹を心配し、この悲しい場所から連れ出そうとするが、司音(しいん)は強く拒否し、師匠のそばで守ると誓う。白真(はくしん)は仕方なく、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)は必ず戻ってくると慰めるが、その慰めの言葉の裏には、計り知れない苦しみがある。

折顔(せつがん)と白真(はくしん)が去った後、二人は墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)の状況について話し合う。白真(はくしん)は、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)が東皇鍾を生贄にしたことで、魂がほとんど消滅し、復活の見込みがないと率直に話す。しかし、折顔(せつがん)は異なる見解を示し、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)を理解しているからこそ、「待って」という言葉には深い意味があり、何らかの形で復活する可能性があると信じている。

司音(しいん)は一人蓮池のほとりで、涙と池の水が混ざり合い、彼女の絶望と執念が金蓮を感動させ、金蓮は幻影となって彼女を温かく抱きしめる。司音(しいん)は、九尾白狐の心臓の血が仙体を不滅にできることを思い出し、躊躇することなく短刀を取り出し、痛みを堪えながら、心臓の血を墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)の体内に入れる。金蓮の幻影は、その深い愛情を静かに見守る。

一方、翼界では、風が吹き荒れる。離怨(りえん)は青いローブを身にまとい、大殿で翼界を再興すると宣言し、その横暴な態度に怒りを買う。かつての翼族の皇子である離鏡(りけい)は、離怨(りえん)に屈することを拒否し、その態度に激怒した離怨(りえん)は、彼を殺そうとする。しかし、翼族の将軍たちは離怨(りえん)に仮旗を翻し、離怨(りえん)には徳も能力もない、離鏡(りけい)だけが翼族を新しい時代へと導くことができると考える。最終的に、離鏡(りけい)は離怨(りえん)を極寒の地に幽閉し、情報を封鎖することで、一族をさらなる被害から守る。

天族の大殿では、天君(てんくん)は司音(しいん)の行動に不満を示し、楽胥(らくしょ)娘娘は孤児の素錦(そきん)を連れて現れる。天君(てんくん)は彼女に昭仁公主という名前を与え、大殿下(だいかでんか)と楽胥(らくしょ)に養育を任せる。楽胥(らくしょ)は、これは自分が子供を持たないことへの罰だと思い込むが、帝君は昆仑虚に行けば答えが見つかるかもしれないと示唆する。

大殿下(だいかでんか)と楽胥(らくしょ)は昆仑虚に到著し、司音(しいん)に大局を考え、復讐を諦めるように説得する。司音(しいん)は心中を墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)に訴えるが、金蓮の幻影は別れを悟り、静かに司音(しいん)に別れを告げ、光となって消えていく。金蓮の突然の枯死と消滅に、一同は驚愕する。大師兄は、金蓮の主は楽胥(らくしょ)娘娘ではないかと推測し、金蓮の消滅は何かしらの運命の転換を予感させる。

墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の仙体を保つため、司音(しいん)は翼族の聖物である玉魂を求めることにする。彼女は翼界に単身赴き、離鏡(りけい)に助けを求めるが、玉魂はすでに失われていることを知る。さらに、司音(しいん)は玄女(げんじょ)から玉魂が離鏡(りけい)から自分への贈り物であったことを聞かされ、心を痛める。司音(しいん)は離鏡(りけい)に完全に絶望し、縁を切ることを誓う。

昆仑虚では、師兄弟たちは師匠と司音のために宴会を開き、昔を懐かしみ、感慨にふける。酒が進むにつれ、皆酔っ払い、司音は涙ながらに兄たちに別れを告げ、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)を青丘に連れ帰り、治療法を探し続けると決意する。皆が目を覚ますと、司音と墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)の仙体は静かに消えており、部屋には思い出と名残惜しさだけが残されていた。

第7話の感想

第7話は、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)上神と司音の深い絆が描かれた感動的な回でした。司音は師匠の安否を気遣い、墨淵(ぼくえん)(ぼくえん)(ぼくえん)の魂を救うためにあらゆる手段を尽くす姿に心を打たれました。また、金蓮の幻影が司音を温かく抱きしめ、別れを告げるシーンは、とても切なく、涙なしには見られませんでした。

一方、翼界では、離怨(りえん)と離鏡(りけい)の対立が激化し、翼族の未来が大きく変わりました。離鏡(りけい)が離怨(りえん)を倒し、新しい翼族のリーダーとなったことで、翼族に新たな希望が生まれたのではないかと思います。

天族では、素錦(そきん)が昭仁公主として迎えられ、楽胥(らくしょ)娘娘は昆仑虚を訪れることになりました。素錦(そきん)がどのような人物なのか、楽胥(らくしょ)娘娘が昆仑虚で何を知るのか、今後の展開が気になります。

つづく