扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第31話 あらすじ/ネタバレ

決意を固めた扶揺(フーヤオ)

天権皇城への潜入を決意した扶揺(フーヤオ)は、仏蓮(ぶつれん)の忠告にも関わらず、その危険な道へ進む。天権皇城は五大陸の頂点に位置し、厳重な警備が敷かれている。特に無極太子が修行から帰還したことで、宮中は一層警戒が強まっている。

仏蓮(ぶつれん)の願い

無極太子の名を聞き、仏蓮(ぶつれん)は彼の偉業を熱く語る。しかし扶揺(フーヤオ)の頭は、皇宮への侵入方法でいっぱいだった。そんな中、仏蓮(ぶつれん)も皇宮へ向かうことを決意し、扶揺(フーヤオ)に同行を申し出る。しかし、翌日仏蓮(ぶつれん)は病に倒れてしまう。彼女は扶揺(フーヤオ)に紫鳳の腰牌を託し、無極太子と皇帝に会うよう頼む。扶揺(フーヤオ)は戸惑いながらも、腰牌と小七(しょうしち)と共に天権皇宮への旅に出発する。

天権皇城への到著

繁栄に満ちた天権皇城に到著した扶揺(フーヤオ)は、その壮大さに圧倒される。しかし、羽樹の葉を摘んで病気の弟を救おうとした女性が、長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)の怒りを買ってしまった。扶揺(フーヤオ)は女性を助けようと長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)と戦い、その際に腰牌を落としてしまう。

長孫迦(ちょうそんか)の登場

徳王の長孫迦(ちょうそんか)は、扶揺(フーヤオ)を璇璣(せんきこうごう)仏蓮(ぶつれん)と勘違いし、争いを止める。そして、扶揺(フーヤオ)を手厚くもてなす。長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)は態度を豹変させ、扶揺(フーヤオ)に接近しようとする。

宗越(そうえつ)との再会と上陽宮への潜入

天権城で旧友の宗越(そうえつ)と再会した扶揺(フーヤオ)は、彼の助けを得て住居を確保する。宗越(そうえつ)から処方箋を受け取った扶揺は、必要な薬草を求めて上陽宮に潜入する。そこで、長孫無極(ちょうそんむきょく)と遭遇し、五色石を巡って争うことになる。しかし、最終的には二人は抱きしめ合う。

長孫無極(ちょうそんむきょく)の正体

長孫無極(ちょうそんむきょく)は、無極太子の側近である元昭诩であることを明かし、扶揺を青楼に誘う。酒を飲みながら、長孫無極(ちょうそんむきょく)は五色石を盗んだことを告白する。扶揺は怒りながらも、長孫無極(ちょうそんむきょく)に惹かれていく。二人はキスをしようとするが、扶揺が突然我に返り、逆に長孫無極(ちょうそんむきょく)にキスをする。

権力闘争の始まり

一方、徳王府では、長孫迦(ちょうそんか)と長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)が権力を巡って闇躍する。長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)は兵権を手放そうとせず、長孫迦(ちょうそんか)に太子位を奪おうと持ちかける。長孫迦(ちょうそんか)は表面上同意するが、内心では別の思惑を抱いていた。

朝議の混乱

天権王宮では、長孫無極(ちょうそんむきょく)が不在のため、朝議は混乱を極める。段潼(だんとう)と雷元山(らいげんざん)は権力分配を巡って対立する。しかし、長孫迥(ちょうそんけい)と長孫無極(ちょうそんむきょく)が現れ、事態を収拾する。

第31話の結末

第31話では、扶揺の皇宮への潜入と、長孫無極(ちょうそんむきょく)との複雑な関係が描かれた。また、天権皇城内の権力闘争が本格的に始まり、今後の展開に期待が高まる。

第31話の感想

第31話は、扶揺の揺るぎない決意と、複雑な人間関係が描かれた回でした。皇宮への潜入を決意した扶揺は、仏蓮(ぶつれん)の忠告を無視して危険な道へ進みます。その一方で、仏蓮(ぶつれん)の願いを託され、皇宮への潜入を余儀なくされる扶揺。

天権皇城の壮大さに圧倒されながらも、扶揺は皇宮への侵入方法を模索します。そんな中、長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)と戦い、腰牌を落としてしまうというトラブルに見舞われます。

しかし、徳王の長孫迦(ちょうそんか)の登場により事態は好転します。長孫迦(ちょうそんか)は、扶揺を璇璣(せんきこうごう)仏蓮(ぶつれん)と勘違いし、争いを止めるだけでなく、手厚くもてなします。

一方、上陽宮に潜入した扶揺は、長孫無極(ちょうそんむきょく)と遭遇し、五色石を巡って争うことになります。しかし、最終的には二人は抱きしめ合い、複雑な関係が描かれます。

また、天権皇城では権力闘争が本格的に始まります。長孫迦(ちょうそんか)と長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)は、権力を巡って闇躍し、朝議は混乱を極めます。しかし、長孫迥(ちょうそんけい)と長孫無極(ちょうそんむきょく)が現れ、事態を収拾します。

つづく