扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第34話 あらすじ/ネタバレ
皇后は朝堂で毅然と丹药を飲み、権力を拒絶する。扶揺(フーヤオ)の運命も未知数となった。長孫迥(ちょうそんけい)は情勢に合わせて扶揺(フーヤオ)を宮殿から解放し、彼女と天権の関係は断絶された。しかし、真の嵐はこれから始まる。
長孫無極(ちょうそんむきょく)は宮殿を去ろうとするが、仏蓮(ぶつれん)に邪魔され、王宮を案内して欲しいと頼まれる。無極は心ここに在らず、断る。闇闇から簡雪(かんせつ)が現れ、衝撃の事実を明かす。仏蓮(ぶつれん)を名乗る女性は、実は扶揺(フーヤオ)だった。無極はそれを聞いて心を痛め、長孫迥(ちょうそんけい)のもとに駆け寄り、扶揺(フーヤオ)を助けて欲しいと懇願する。長孫迥(ちょうそんけい)は、解放した以上、生死は天命だと答える。
扶揺(フーヤオ)は宮殿を出る前に、長孫平戎(ちょうそんへいじゅう)に紫鳳の腰牌を要求される。扶揺は屈せず、二人は激闘を繰り広げる。扶揺は武功に優れており、平戎(ちょうそんへいじゅう)は敵わない。しかし、戦況は一変し、毒虫が襲い、扶揺は毒に倒れ、平戎(ちょうそんへいじゅう)に捕らわれてしまう。翊王府では、平戎(ちょうそんへいじゅう)が腰牌を仏蓮(ぶつれん)に献上し、二人は取引を成立させる。仏蓮(ぶつれん)は太子位を望む一方で、平戎(ちょうそんへいじゅう)との約束も忘れない。時が来るのを待つのみだ。
長孫無極(ちょうそんむきょく)は扶揺が捕らえられたことを知り、江楓(こうふう)の製止を振り切って翊王府に駆けつける。一方、平戎(ちょうそんへいじゅう)は仏蓮(ぶつれん)に気に入られようと、玉の腕輪を贈り、無極が扶揺を探していることを知る。悪意を抱いた平戎は、扶揺に危害を加えようとする。
密室で、平戎は不埒な行為をしようとする。扶揺は毒に侵され、虚弱な状態ながらも、銀針で毒を逼迫し、なんとか抵抗する。彼女は花瓶を平戎に投げつけ、驚いた平戎は剣で猛攻を仕掛ける。扶揺は身軽で、傷だらけになりながらも頑強に抵抗する。生死の危機に瀕した扶揺は、咄嗟に剣を折って平戎の急所を突き、平戎は悲鳴を上げて倒れる。扶揺も力尽きて気を失う。
無極が駆けつけ、扶揺の惨状を目の当たりにして心を痛める。彼は服を掛けて守り、平戎を睨みつけ、殺意を募らせる。しかし、江楓(こうふう)と長孫迥(ちょうそんけい)の介入により、血なまぐさい復讐は阻止される。平戎は命は助かったものの、尊厳と未来を失った。
宗越(そうえつ)は扶揺の治療を行い、体内の毒が複雑で、特に封印の毒は解毒不可能であることを知る。長孫無極(ちょうそんむきょく)は扶揺を気遣う一方で、宮殿に戻らざるを得ない。朝堂では、段潼(だんとう)らが扶揺の闇殺を理由に厳罰を要求する。無極は一人奮闘し、一縷の望みを求める。彼は長孫迥(ちょうそんけい)に扶揺を許して欲しいと懇願するが、迥は天権は醜聞を許さないと言い切る。
絶望的な状況の中、扶揺の運命はどのように転換するのか?無極と扶揺は、どのような感情の葛藤と生死の試練を乗り越えるのか?すべては今後の展開で明らかになる。
扶揺~伝説の皇后~ 第34話 感想
第34話は、怒涛の展開と衝撃の事実が明らかになり、視聴者を釘付けにする内容でした。皇后の決意と扶揺の運命、そして無極の苦悩が描かれ、物語はますます緊迫感を増しています。
特に印象的だったのは、扶揺と平戎の死闘です。毒に侵されながらも必死に抵抗する扶揺の姿は、見ていて胸が熱くなりました。また、無極が駆けつけた時の表情は、彼の扶揺への深い愛情を物語っていました。
さらに、簡雪(かんせつ)が明かした仏蓮(ぶつれん)の正体が扶揺だったという衝撃の事実も、今後の展開を大きく左右する重要なポイントとなりそうです。
つづく