扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第8話 あらすじ/ネタバレ

雲痕(うんこん)(うんこん)率いる兵士たちが馬車の跡を追う中、長孫無極(ちょうそんむきょく)は悠然と部屋に残っていた。雲痕(うんこん)(うんこん)たちが馬車に追いつくと、そこには誰もいなかった。長孫無極(ちょうそんむきょく)の策略に気づいた斉震(せいしん)は、宗越(そうえつ)の居所へ向かう。

宗越(そうえつ)の居所で、長孫無極(ちょうそんむきょく)と扶揺(フーヤオ)は草むらに隠れていた。斉震(せいしん)は宗越(そうえつ)に扶揺(フーヤオ)の引き渡しを求めるが、宗越(そうえつ)は拒否し、兵士たちに屋敷内を捜索させる。斉震(せいしん)は好奇心から金線蛇草に触れてしまい、毒に侵されてしまう。宗越(そうえつ)は解毒方法を教え、斉震(せいしん)は兵士たちを連れて撤退する。

長孫無極(ちょうそんむきょく)と扶揺(フーヤオ)は草むらから出てきて、宗越(そうえつ)に感謝する。宗越(そうえつ)は冷淡に部屋に戻る。部屋の中で、宗越(そうえつ)は扶揺(フーヤオ)の傷の手当てをし、長孫無極(ちょうそんむきょく)は宗越(そうえつ)が自分を助けるために扶揺(フーヤオ)を助けたと冗談を言う。扶揺(フーヤオ)は長孫無極(ちょうそんむきょく)が自分を助けた理由を尋ねると、長孫無極(ちょうそんむきょく)は燕烈(えんれつ)に成功させたくないからだと答える。扶揺は恩に報いると約束し、長孫無極(ちょうそんむきょく)に協力を求める。長孫無極(ちょうそんむきょく)は療傷中に扶揺に功力を伝えており、2時間しか持たないと伝える。そして、翌日玄元溪が増水するので、その時に玄元山を脱出するチャンスだとアドバイスする。

翌日、裴瑗(はいえん)は燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)のために晩餐を用意するが、燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)は扶揺のことを気にしていた。裴瑗(はいえん)は燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)に過去を忘れて未来に目を向けるように言うが、燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)は冷たくあしらう。一方、扶揺は週おじさんと小七(しょうしち)のお墓参りに行く。週おじさんの遺誌と小七(しょうしち)と一緒に玄元山を出て、五洲の広い世界を見に行くことを決意する。雨の中、裴瑗(はいえん)は侍女に激怒し、部屋に戻ると扶揺に襲われる。激闘の末、裴瑗(はいえん)は祭血神功を使うが、扶揺の体内に長孫無極(ちょうそんむきょく)の功力があるため、逆に傷を負ってしまう。扶揺は裴瑗(はいえん)を殺さなかったが、裴瑗(はいえん)の侍女が扶揺の顔を傷つけてしまう。

一方、燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)は燕烈(えんれつ)に婚約破棄を申し出るが、拒否され罰として跪かされる。斉震(せいしん)は燕烈(えんれつ)に裴瑗(はいえん)の怪我と世子の失踪について詰め寄り、玄元山の名誉を盾に雲痕(うんこん)(うんこん)の夜間捜索を隠蔽することを要求する。燕烈(えんれつ)は忠誠を誓い、燕驚塵(えんきょうじん)(えんきょうじん)は裴瑗(はいえん)を本当に愛していると主張する。

長孫無極(ちょうそんむきょく)と扶揺は玄元山から脱出する。途中で扶揺は長孫無極(ちょうそんむきょく)が功力を渡してくれたことを思い出し、顔を赤らめて質問する。長孫無極は冗談を言って扶揺をからかう。小七(しょうしち)が馬を連れてきて、扶揺は小七(しょうしち)に駆け寄り、3人は新しい旅に出発する。

第8話の感想

第8話は、緊迫感と感動がたっぷり詰まった素晴らしいエピソードでした。長孫無極と扶揺の絆が深まり、宗越(そうえつ)の意外な一面が明らかになるなど、見どころ満載でした。

特に印象的だったのは、宗越(そうえつ)が長孫無極と扶揺を助けるシーンです。宗越(そうえつ)は普段は冷淡な印象ですが、いざという時には頼りになる存在であることがわかりました。また、長孫無極が扶揺のために功力を渡すシーンも感動的でした。長孫無極の扶揺に対する深い愛情が伝わってきました。

一方、裴瑗(はいえん)の悲劇的な結末は胸が痛みました。裴瑗(はいえん)は燕驚塵を心から愛していましたが、その想いは届かず、無残な姿になってしまいました。裴瑗(はいえん)の悲劇は、燕驚塵の冷酷さと燕烈(えんれつ)の傲慢さを浮き彫りにしました。

つづく