なあ、今回の19話、グー・ナンティンが結構動いた回だったよな。

フライト・トゥ・ユー 第19話あらすじとネタバレ

それぞれの恋心

まず、ソン・ソンがチョン・シアオに恋愛相談だ。

相手はリー・ユーハン。

ソン・ソンは自信なさげ。

彼女はグー教官が好きみたいだし、俺なんて……って感じ。

まあ、気持ちは分かる。グー・ナンティンは手強いライバルに見えるよな。

でも、ここでチョン・シアオがハッキリ言うんだ。

グー・ナンティンは彼女のこと妹みたいにしか見てないって。

ついでに私が好きなのはグー・ナンティンだからって、自分の気持ちもカミングアウト。

この二人、お互いを応援し合う仲間になったわけだ。

因縁の機体との再会

チョン・シアオには、いいニュースもあった。

前にトラブルがあった飛行機、覚えてるか?

彼女が心の中で小Qって呼んでる、あの機体だ。

あれが修理を終えて、飛べるようになった。

ニー・ジャンの計らいで、その復帰初フライトをチョン・シアオとグー・ナンティンが担当することになったんだ。

これはもう、ニー・ジャンの優しさだよな。

彼女の心の傷を癒そうとしてるのが伝わってくる。

チョン・シアオが小Qで空に戻る姿を、ニー・ジャンはずっと地上から見守ってた。

会社を動かす新たな波

その頃、地上では別の動きがあった。客室乗務員のシア・ジーが作った飛行安全アニメが大バズり。会社の公式アカウントのフォロワーが一気に100万人を突破した。この功績が認められて、シア・ジーは広報の仕事も兼務することになる。彼女はライブ配信とか短編動画で、客室乗務員の日常を発信し始める。 モデルに選ばれたリー・ユーハンも、一気に人気者になった。

この新しい波が、会社のトップにも影響を与えた。シュー・ツー副社長が、女性パイロットの採用を本格的に検討し始める。 その調査担当に指名されたのが、グー・ナンティンだった。

立ちはだかる壁と、芽生える絆

でも、話は簡単には進まない。案の定、部長のジアン・タオが立ちはだかる。彼は女性パイロットの採用に大反対。 グー・ナンティンに与えられた調査期間は、たったの一週間。 どう考えても嫌がらせだろ。

グー・ナンティンは徹夜で資料作りに取り組む。 その話を聞きつけたチョン・シアオが、黙って見てるわけないよな。私も女性パイロットなんだから、手伝わせてって乗り込んでくる。 結局、ソン・ソンも加わって、三人で膨大なデータを整理することになった。夜通しの共同作業。こういうので距離って縮まるんだよな。

一週間後、グー・ナンティンは調査結果をまとめた計画案を提出する。でも、ジアン・タオは用意していた反対資料を突きつけて、その提案をあっさり却下した。 会議室の外で待っていたチョン・シアオは、がっかりして車で去っていくグー・ナンティンの姿を見て、同じように落ち込む。

次の一手

ここで終わるチョン・シアオじゃない。彼女はテレビ番組新見から出演依頼を受けていた。これを利用して、世論を味方につけようと考えたんだ。グー・ナンティンに番組出演を提案し、会社に外からプレッシャーをかける作戦だ。グー・ナンティンも、考えた末にその提案を受け入れた。

話の最後にちょっと笑えるシーンがある。チョン・シアオが家のガスが止まったとか言って、グー・ナンティンを食事に誘おうとする。でも、超絶鈍感な彼は、本気で心配して修理屋を手配しようとするんだ。チョン・シアオも呆れて言葉を失う。まあ、これがグー・ナンティンだよな。

感想

今回はグー・ナンティンが大きく変わろうとしているのが見えた回だった。今までルールこそが全てだった彼が、チョン・シアオの影響を受けて、女性パイロットの未来のために自ら動く。この変化は応援したくなるよな。徹夜で資料作りに向き合う姿は、彼の誠実さを表してた。

それに対して、ジアン・タオの徹底した妨害工作。彼の存在が、逆にグー・ナンティンとチョン・シアオを強く結びつけているのが皮肉で面白い。壁が高いほど、乗り越えようとする二人の絆は深まるってことだ。

脇役たちの活躍も見逃せない。特にシア・ジーの広報活動が、ただのサイドストーリーじゃなくて、本筋の女性パイロット採用問題にまで影響を及ぼし始めたのがいい。ソン・ソンの恋も、シリアスな展開の中のいい息抜きになってる。

そして、最後のグー・ナンティンの鈍感力! あれでこそ、このドラマのラブコメ部分が光る。仕事では頼りになるのに、恋愛ではポンコツ。このギャップがいいんだよ。

つづく