あらすじ
リー・ユーハンがSNSに投稿した一枚の写真が、社内で大きな誤解を生んでしまう。グー・ナンティンとリー・ユーハンが交際しているという噂が広まり、それを知ったチョン・シアオはあからさまに不機嫌になる。鈍感なグー・ナンティンは、同僚たちの奇妙な態度やチョン・シアオの冷たさの理由が分からず困惑するばかり。そんな中、南方で大規模な水害が発生し、鷺洲(ルージョウ)航空は救援隊を派遣することを決定する。グー・ナンティンやチョン・シアオもメンバーに選ばれ、彼らの関係は新たな局面を迎えることになる。
ネタバレ
SNSが招いた大誤解
今回の話は、リー・ユーハンのSNS投稿から始まるんだ。彼女、なんとグー・ナンティンのお母さんと一緒に撮った写真をアップしちまった。これが会社であっという間に広まって、みんなグー・ナンティンとリー・ユーハンは付き合ってる!って大騒ぎになるわけ。
当然、チョン・シアオの耳にも入る。彼女、普段は見ないようなお笑い動画をスマホで見て気を紛らわしてるけど、グー・ナンティンへの態度はめちゃくちゃ冷たい。グー・ナンティン本人は、なんでみんなが自分を指差したり、チョン・シアオが不機嫌だったりするのか、全然分かってない。この鈍感さが、またイイんだよな。
結局、ソン・ソンから写真の件を聞いて、グー・ナンティンはようやく事態を把握する。その夜、彼はリー・ユーハンに電話して、誤解を招くからプライベートな写真はもう投稿しないようにって釘を刺すんだ。まあ、当然の対応だよな。
すれ違う恋心
一方で、ソン・ソンは本当に健気だ。リー・ユーハンのために夜なべしてスープを作って届けたりしてる。だけど、リー・ユーハンの心はグー・ナンティンにしかない。ソン・ソンがプレゼントした香水を、彼女はあっさり同僚のシア・ジーにあげちまうんだ。それを知ったソン・ソンは、さすがに落ち込む。シア・ジーはリー・ユーハンはグー・ナンティンしか見てないから諦めなよって言うんだけど、ソン・ソンはグー・ナンティンには好きな人がいるって意味深なことを言うんだよ。もちろん、それが誰かは言わない。
グー・ナンティンも、チョン・シアオの機嫌を直そうと、トークショーのチケットを2枚手に入れる。だけど、自分で行くのが照れくさいのか、任務があるからって嘘ついてソン・ソンに渡すんだ。ソン・ソンは、もちろんその意図を汲んで、チケットをチョン・シアオに渡す。この二人の不器用な感じが、見ていて本当にもどかしい!
新たな任務と深まる絆
物語の後半は、雰囲気がガラッと変わる。南方で大規模な水害が発生して、鷺洲(ルージョウ)航空が支援していた蘭山県も大きな被害を受けるんだ。上層部の会議で、ジアン・タオは人員が足りないから義援金で済ませようと提案する。でも、グー・ナンティンは物資を直接届けるべきだって強く主張するんだ。この二人の対立は、いつものことだな。
結局、社長のシュー・ツーがグー・ナンティンの案を支持して、救援隊が組織されることになった。グー・ナンティン、チョン・シアオ、ソン・ソン、それにニー・ジャンも志願する。ジアン・タオは、自分の評価を挽回させるために、部下のリン・イーチョンを送り込む。
ニー・ジャンたちが徹夜で旅客機の座席を外して、物資を運び込む準備をする。雨が降る中、点検に来たグー・ナンティンとチョン・シアオは、ずぶ濡れのニー・ジャンたちに自分たちのレインコートを渡すんだ。
そして、雨を眺めながら並んで立つグー・ナンティンとチョン・シアオ。二人は時々、顔を見合わせて微笑み合う。その光景を、ニー・ジャンが少し離れた場所から切なそうに見つめている。このシーンは、言葉がなくても三人の気持ちが伝わってきて、グッとくるものがあったな。
このエピソードの感想
いやあ、今回は恋愛模様のじれったさと、仕事人としての彼らの真剣な姿が両方見られて、かなり見ごたえがあったよ。前半は、SNSの写真一枚でここまで関係がこじれるのかっていう、現代ならではのリアルな展開だったな。チョン・シアオが嫉妬でイライラしてるのも、グー・ナンティンがそれに全く気づかないのも、二人らしくてニヤニヤしちまう。
ソン・ソンとニー・ジャンの報われない恋も切ないよな。特にソン・ソン。彼の一途な行動が全部空回りしてるのが、本当に気の毒で応援したくなる。
後半の災害支援のエピソードで、物語にグッと深みが出たと思う。ただの職場ラブコメじゃなくて、人命を預かるプロとしての責任感や使命感がしっかり描かれている。意見が対立しても、最終的には人々のために行動する彼らの姿は、素直にかっこいい。最後の雨のシーンは、グー・ナンティンとチョン・シアオの関係がまた一歩進んだことを感じさせる、すごく印象的な場面だった。
つづく