フライト・トゥ・ユー~君との距離〈マイル〉~ 第36話 あらすじ/ネタバレ

謝罪と告白

程霄(チョン・シアオ)は母親に代わり、顧南亭(グー・ナンティン)に謝罪する。彼女は、顧南亭(グー・ナンティン)と父親が親しいことを察し、顧南亭(グー・ナンティン)は程 (チェン)父が程霄(チョン・シアオ)に飛行を諦めるように説得に来たことを認める。程霄(チョン・シアオ)は顧南亭(グー・ナンティン)に何か言いたいことがあるのか尋ねるが、顧南亭(グー・ナンティン)は程霄(チョン・シアオ)にプレッシャーを与えたくないと考え、告白は後日にしようと決意する。

江韜(ジアン・タオ)の決断

江韜(ジアン・タオ)は、顧南亭(グー・ナンティン)と程霄(チョン・シアオ)を呼び出す。それは、鷺洲(ルージョウ)で最も古い空港だった。江韜(ジアン・タオ)は、自分が初めて単独飛行をした時のことを思い出し、英雄クルーの称号を得たことを振り返る。江韜(ジアン・タオ)は、自分が整理した飛行安全に関する資料を顧南亭(グー・ナンティン)に渡し、副総裁選への出馬を諦めるように説得する。倪湛(ニー・ジャン)の方が管理職に適しており、顧南亭(グー・ナンティン)は飛行部に留まるべきだと主張する。顧南亭(グー・ナンティン)と程霄(チョン・シアオ)は、江韜(ジアン・タオ)の落寞とした背中を見送り、複雑な気持ちになる。顧南亭(グー・ナンティン)は、程霄(チョン・シアオ)に羅憶(ルオ・イー)の事故死後の心境を語り、母親を心理カウンセラーに連れて行くように勧める。

心を開く親子

両親は程霄(チョン・シアオ)の小さな家に引っ越し、父親は台所で料理に励む。程霄(チョン・シアオ)と母親は膝を突き合わせて心を開いて語り合う。母親は、程霄(チョン・シアオ)に安定した生活を送って欲しいと願っていることを知るが、程霄(チョン・シアオ)は飛行を人生の一部として受け入れ、この仕事を諦めるつもりはないことを伝える。程霄(チョン・シアオ)は母親に心理カウンセリングを受けるように勧めるが、母親は拒否する。

不安の兆し

顧南亭(グー・ナンティン)は、オンラインで海外の心理カウンセリングに関する資料を閲覧している最中に、突然めまいがして、カップもまともに持てなくなる。テーブルにこぼれたコーヒーを見て、顧南亭(グー・ナンティン)は不安を覚える。程霄(チョン・シアオ)は、朝早くから食事を買いに外出する。母親は、程霄(チョン・シアオ)が帰ってくるのを待っており、心理カウンセラーに診てもらうことに同意する。医師は、暴露療法を用いることを提案し、催眠療法を使って程 (チェン)母に夢の中で飛行体験をさせることを計画する。程霄(チョン・シアオ)と顧南亭(ナンティン)は、倪湛(ニー・ジャン)に飛行機を借りようと相談するが、倪湛(ニー・ジャン)は独断で決定することはできず、リーダーに申請することを約束する。倪湛(ニー・ジャン)は、修理のために空港に来た飛行機があることを知り、リーダーに申請することを決意する。

暴露療法

程霄(チョン・シアオ)は、両親と心理カウンセラーと一緒に空港にやって来る。母親は勇気を振り絞って飛行機に乗り込む。夏至(シア・ジー)は、既に待機しており、程 (チェン)母を客席に案内し、ラベンダーのハーブティーを用意する。程霄(チョン・シアオ)、顧南亭(ナンティン)、程 (チェン)父は客席を出て、程 (チェン)母と心理カウンセラーだけが残される。医師は、程 (チェン)母を睡眠状態に導き、程霄(チョン・シアオ)と程 (チェン)父はそっと中に入ってくる。顧南亭(ナンティン)は、程霄(チョン・シアオ)に今回のシミュレーション飛行の機長を務めるように提案する。

夢の中の飛行

程霄(チョン・シアオ)と顧南亭(ナンティン)は、程 (チェン)母のそばで見守る。程 (チェン)母は睡眠状態に入り、夫と一緒に青島行きの便に乗っている夢を見る。突然、心拍数が上昇し、機長が客席にアナウンスをする。程 (チェン)母は、機長が程霄(チョン・シアオ)であることに気づき、操縦席に駆け込む。程霄(チョン・シアオ)と顧南亭(ナンティン)が冷静に飛行機を操縦している姿を見て、程 (チェン)父は程 (チェン)母を隣の席に落ち著かせる。程 (チェン)母は、程霄(チョン・シアオ)が熟練した操縦技術で飛行機を操縦しているのを見て、徐々に落ち著きを取り戻す。飛行機は無事に著陸し、心理カウンセラーは程 (チェン)母を起こす。彼女は、とても穏やかな表情をしている。

心の解放

心理カウンセラーは、程 (チェン)母の病状が再発する可能性を懸念し、治療を続けることを勧める。程霄(チョン・シアオ)は、両親に付き添うために休暇を延長したいと考える。顧南亭(ナンティン)は快諾し、程霄をある場所に連れて行く。

未来への決意

程 (チェン)母は、顧南亭(ナンティン)がずっと程霄を助けてくれたことに感謝し、彼女の仕事を応援することを約束する。程 (チェン)母は、心理治療を続けることに同意し、程 (チェン)父を連れてその場を去り、程霄と顧南亭(ナンティン)を二人きりにしてくれる。程霄は、休暇を申請して職場に復帰する。顧南亭(ナンティン)は、程霄をある場所に連れて行きたいと告げる。

第36話感想

第36話は、程霄と顧南亭(ナンティン)の心の成長が描かれた感動的なエピソードでした。程霄は、母親の飛行に対する恐怖を克服するために、心理カウンセラーの助けを借りて、暴露療法に挑戦します。夢の中で、程霄は母親と一緒に飛行機に乗り、嵐の中を飛行します。母親は、最初は恐怖に怯えていましたが、程霄の冷静な操縦と励ましによって、徐々に落ち著きを取り戻します。そして、無事に著陸した時、母親は飛行に対する恐怖を克服することができました。

一方、顧南亭(ナンティン)は、江韜(ジアン・タオ)の言葉によって、自分の進むべき道について考えさせられます。江韜(ジアン・タオ)は、顧南亭(ナンティン)が副総裁になるよりも、飛行部に留まってパイロットとして活躍するべきだと主張します。顧南亭は、最初は江韜(ジアン・タオ)の言葉に仮発しますが、次第に自分の気持ちに正直になることを決意します。

第36話では、程霄と顧南亭の心の成長だけでなく、親子関係や夫婦関係についても描かれています。程霄は、母親の飛行に対する恐怖を克服することで、母親との絆を深めます。顧南亭は、江韜(ジアン・タオ)の言葉によって、自分の進むべき道を見つけることで、妻である程霄との絆を深めます。

つづく