永安夢~君の涙には逆らえない~ 第18話 あらすじ/ネタバレ

徐意清(じょいせい)と扶曼(ふまん)は街で偶然出会い、賑やかな街を一緒に歩きます。扶曼(ふまん)は日用品の買い物に来た一方、徐意清(じょいせい)は脂粉店に入り、長公主への特別な贈り物を探していました。そんな中、沈甄(しんしん)の財布を盗もうとする泥棒が現れます。徐意清(じょいせい)は素早い動きで泥棒を捕まえ、財布は無事に沈甄(しんしん)のもとへ戻ります。

しかし、その様子を見た蘇珩(そこう)は徐意清(じょいせい)が沈甄(しんしん)に危害を加えようとしていると勘違いし、誤解から戦いが始まります。二人は互角に戦いますが、沈甄(しんしん)が真相を説明し、誤解が解けます。戦いで打ち解けた二人は、性格が価ていて武術の腕も互角であることに気づき、尊敬し合うようになります。

一方、李棣(りてい)は獄中で熟考し、沈姌との離縁を決意します。彼は沈姌に会って、許威(きょい)が実は生きており、事件の背後に複雑な陰謀が隠されていることを明かします。この衝撃的なニュースは周述安(しゅうしゅつあん)に届き、彼は長公主の安全を強化します。

趙(ちょう)衝は許威(きょい)の死を疑い、調査を進めます。彼は許威(きょい)を護送していた侍衛が全員失踪していることを突き止め、疑念を深めます。陸時硯(りくしげん)と周述安(しゅうしゅつあん)は協力して調査を進め、周述安(しゅうしゅつあん)は扶曼(ふまん)に呉州での陸時硯(りくしげん)との過去について尋ねます。その様子を沈姌が見てしまい、嫉妬心を抱きます。

長公主は徐意清(じょいせい)と陸時硯(りくしげん)の結婚を望みますが、陸時硯(りくしげん)は沈甄(しんしん)への想いを公言します。長公主は不快感を示しますが、徐意清(じょいせい)は家族の立場を理解し、皇室との婚姻が家族を守るための手段になると説明します。その誠実さに感銘を受けた長公主は、陸時硯(りくしげん)の心を動かすように約束します。

蘇珩(そこう)は沈甄(しんしん)への想いを諦められず、再び結婚を申し出ますが、沈文祁(しんぶんき)に巧みに回避されます。失意の蘇珩(そこう)は徐意清と出会い、口論から再び戦いが始まります。庭から広い場所へと戦いは移り、二人は力尽きてようやく止まります。互いに軍の「将二代」であることを知り、性格の違いから不満を抱きながらも、意外な出会いに理解を深めます。

皇后は長公主を呼び出し、徐意清について話し、贈り物として玉の腕輪を贈ります。しかし、その腕輪は沈甄が紛失したものでした。陸時硯(りくしげん)と沈甄の愛は揺るぎないものですが、突然の任務で陸時硯は離れざるを得なくなり、長公主は沈甄の身分に疑問と不満を抱きます。

永安夢~君の涙には逆らえない~ 第18話 感想

第18話は、様々な人間関係が複雑に絡み合い、物語が大きく動き出す回でした。徐意清と扶曼(ふまん)の出会いは、清々しい春の風のように爽やかで、一方で沈甄と蘇珩(そこう)の誤解から始まる戦いは、ハラハラドキドキさせられました。

李棣(りてい)と沈姌の離縁、許威(きょい)の生存、陸時硯の沈甄への想いなど、衝撃的な事実が次々と明らかになり、今後の展開がますます気になります。特に、許威(きょい)の生存は事件の真相を解き明かす鍵となりそうで、陸時硯と周述安(しゅうしゅつあん)の協力による調査に期待が高まります。

長公主の徐意清と陸時硯の結婚に対する思惑や、沈姌の嫉妬心など、登場人物たちの複雑な感情も描かれており、人間ドラマとしても見応えがありました。

つづく