永安夢~君の涙には逆らえない~ 第2話 あらすじ/ネタバレ

御史台の事件はまだ解決していない中、沈甄(しんしん)の家では新たな問題が発生します。 沈甄(しんしん)の父は獄卒に助けられましたが、事件の真相はさらに謎が深まります。周述安(しゅうしゅつあん)は犯人が自白書を残して自殺したと聞き、疑念を抱きます。その矢先、沈甄(しんしん)の姉・沈姌が父を見舞いに来ますが、無礼な獄卒に阻まれてしまいます。法律に精通している沈姌は、獄卒の行為が不当であると主張します。そこに周述安(しゅうしゅつあん)が現れ、沈姌の知識に感心し、獄卒を処罰します。

一方、沈甄(しんしん)は父が金氏銭荘に重要なものを預けたことを思い出し、丫鬟を連れて向かいます。 しかし、沈甄(しんしん)の家には陸時硯(りくしげん)が率いる役人が捜索に来ていました。彼らは沈甄(しんしん)の香囊を狙っていましたが、何も見つからず、沈甄は香囊を捨てて潔白を証明します。

銭荘に著いた沈甄は、記憶を頼りに8番の引き出しを見つけ、父が残した設計図を発見します。 しかし、その瞬間、何者かが設計図を盗んでしまいます。さらに、銭荘は火事になり、沈甄は閉じ込められてしまいます。

沈甄を助け出したのは、陸時硯(りくしげん)でした。 二人は協力して設計図を探しますが、すでにありませんでした。沈甄は現場の状況から、事件が粛寧侯府と関係があると推測します。

真相を突き止めるため、沈甄は叔母の家を訪れますが、思わぬ罠に陥ってしまいます。 叔母は沈甄を許威(きょい)に引き渡し、設計図と引き換えに辱めを受けさせようとします。沈甄は機転を利かせて許威(きょい)から逃れようとしますが、追い詰められてしまいます。

絶体絶命のピンチに、陸時硯(りくしげん)が侯府に駆けつけます。 陸時硯(りくしげん)は証拠を捜索すると言い、許威(きょい)の悪事を暴きます。沈甄は救出されますが、陸時硯(りくしげん)は旧病が再発して倒れてしまいます。

沈甄は陸時硯(りくしげん)を見つめ、複雑な気持ちになります。 この戦いはまだ終わっていません。沈甄は強くならなければいけないと決意します。

第二話の終わりは、沈甄と陸時硯の運命がさらに大きく動き出す予感を感じさせます。 設計図をめぐる陰謀と、二人の恋の行方に注目です。

第2話の感想

第2話は、沈甄と陸時硯の運命が大きく動き出す展開で、ハラハラドキドキする内容でした。特に、沈甄が銭荘で火事に巻き込まれたり、侯府で許威(きょい)に襲われそうになったりするシーンは手に汗握りました。

沈甄は、賢く勇敢で、困難に立ち向かう姿が印象的でした。また、陸時硯は、沈甄を助けるために危険を顧みない姿がかっこよかったです。

つづく