霜花(しもばな)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~ 第2話 あらすじ/ネタバレ

あらすじ

錦覓(きんべき)は旭鳳(きょくほう)を花界にある泉池に連れて行きます。そこで旭鳳(きょくほう)が水を飲んでいると、錦覓(きんべき)はその泉で足を洗っているのを見て激怒します。錦覓(きんべき)は旭鳳(きょくほう)に命の恩返しとして、結界の外にある天界に連れて行くように頼みます。

花界にいる仙女たちが結界を破った鳥を見つけ、錦覓(きんべき)は旭鳳(きょくほう)を泉に蹴り落として芳主(ほうしゅ)たちの追跡を逃れます。しかし、水に溺れた旭鳳(きょくほう)は意識を失ってしまいます。錦覓(きんべき)は口移しで人工呼吸を行い、吉祥六宝を与えて蘇生させます。仕方なく、旭鳳(きょくほう)は錦覓(きんべき)を天界に連れて行くことを承諾します。

一方、焱城王(えんじょうおう)府では固城王(こじょうおう)は火神(かじん)涅槃の異変について聞きます。天帝(てんてい)は天兵を派遣して旭鳳の捜索を命じます。魔尊(まそん)は天界が弱体化している今が攻めるチャンスだと考えます。

天帝(てんてい)は天后(てんこう)を慰め、すでに多くの人を派遣して旭鳳を探していると伝えます。鳳后(ほうこう)はこれを機に旭鳳を嫡子に冊立し、潤玉(じゅんぎょく)と天帝(てんてい)の関係を悪化させようとします。しかし、天帝(てんてい)は潤玉(じゅんぎょく)を信頼しており、帝后(ていこう)が讒言を信じていると指摘します。

ネタバレ

旭鳳は錦覓(きんべき)を袖袋に入れて飛び立ちます。結界を修繕したばかりの芳主(ほうしゅ)たちは、再び旭鳳に破られてしまいます。海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)は旭鳳を捕まえようとしますが、敗北してしまいます。

長芳主(ちょうほうしゅ)は牡丹(ぼたん)は結界から姿を消したことに気づき、老胡(ろうこ)と連翹(れんぎょう)に尋ねると鳥の羽を見つけます。海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)は敗北して戻り、旭鳳の特徴を説明します。牡丹(ぼたん)は鳥族の首領である穂禾(すいか)の部下が錦覓(きんべき)を連れ去ったと誤解します。

長芳主(ちょうほうしゅ)は穂禾(すいか)に説明を求めますが、穂禾(すいか)は部下に鳥族全員を拷問させようとします。しかし、魔族が天界を攻撃しようとしているとの知らせが入り、穂禾(すいか)は牡丹(ぼたん)の要求を無視して天界に向かいます。長芳主(ちょうほうしゅ)は穂禾(すいか)に敗北し、鳥族の食料を断って閉関修炼します。

旭鳳は忘川河畔を飛んでいると、魔気が増していることに気づき、卞城に姿を現します。固城王(こじょうおう)たちは旭鳳を非難しますが、旭鳳は鳳翎箭で彼らを威嚇します。卞城王(べんじょうおう)の娘である鎏英(りゅうえい)は旭鳳に挑みますが、敗北します。魔尊(まそん)たちは旭鳳を恐れて、これ以上何も言いません。

帝后(ていこう)は旭鳳の涅槃時に潤玉(じゅんぎょく)が残した氷を見つけ、天帝(てんてい)に報告します。天帝(てんてい)は潤玉(じゅんぎょく)を問い詰めますが、潤玉(じゅんぎょく)は否定します。

旭鳳は九重天に戻ると、穂禾(すいか)に出くわします。穂禾は錦覓(きんべき)の存在に気づき、彼女を突き飛ばします。錦覓(きんべき)は旭鳳の命を救ったと説明します。穂禾は感謝の気持ちから、錦覓(きんべき)に霊力を増やす薬を与えます。錦覓(きんべき)はそこで初めて旭鳳が火の鳥であることを知ります。

第2話の感想

第2話は、錦覓と旭鳳の出会いと、魔界と天界の対立が描かれた回でした。錦覓の天真爛漫な性格と、旭鳳のプライドの高い性格が対照的で、今後の二人の関係が気になります。また、魔界が天界を攻撃しようとしているという展開は、今後のストーリーを大きく動かすことになりそうです。

つづく