柴小七(チャイ・シャオチー)は記者たちの前で、方冷(ファン・ロン)との恋愛は誤解だったと公表し、傷心の中、逃げ出しました。しかし、江雪(ジャン・シュエ)は彼女を追いかけ、罵倒し、平手打ちまでしました。柴小七(チャイ・シャオチー)も仮撃し、二人の争いは激化しました。
そこに方冷(ファン・ロン)が現れ、江雪(ジャン・シュエ)は倒れて柴小七(チャイ・シャオチー)に暴力を振るわれたように見せかけました。方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)を誤解し、不信感を募らせます。
傷ついた柴小七(チャイ・シャオチー)を方烈(ファン・リエ)が助け、彼女の手を取り会場に戻り、二人で恋人同士だと宣言し、方冷(ファン・ロン)と江雪(ジャン・シュエ)に一矢報いました。柴小七(チャイ・シャオチー)は方烈(ファン・リエ)の優しさに温かい気持ちになります。
二人は優雅にダンスを踊り、会場を魅瞭します。方冷(ファン・ロン)はそれを見て、複雑な感情に苛まれます。
方冷(ファン・ロン)は江雪(ジャン・シュエ)を家まで送る途中、二人の関係に疑問を抱き始めます。江雪(ジャン・シュエ)もそれに気づき、別れ際に全てを話す約束をします。
一方、柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)とどう向き合うべきか悩んでいました。秘書のクーブリは信号器を取り戻し、この場を去るように勧めますが、柴小七(チャイ・シャオチー)はまだ方冷(ファン・ロン)に期待を抱いていました。彼女は方冷(ファン・ロン)とのデートに応じ、問題解決を図ろうとします。
デート中、柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)に薬を飲ませ、本音を聞き出そうとしますが、誤って自分が飲んでしまいます。混乱の中、二人はキスをしてしまい、薬は方冷(ファン・ロン)にも移ってしまいます。この様子が不適切な行為と見なされ、二人は警備員に拘束され、その後、二人きりで部屋に残されます。方冷(ファン・ロン)は体調を崩し始め、柴小七(チャイ・シャオチー)は医者を呼ぼうとしますが、方冷に抱きしめられ、誤解と混乱の中、一夜を過ごします。
翌朝、方冷は柴小七(チャイ・シャオチー)の行動に怒り、二人は激しい口論になります。約束の時間に方冷が現れなかった江雪(ジャン・シュエ)は激怒し、方冷を取り戻すため、二人の「恋愛関係」をマスコミに暴露するという暴挙に出ます。
このエピソードでは、登場人物たちの感情のもつれと誤解が複雑に絡み合い、それぞれの未来のために葛藤する姿が描かれています。真実と和解への道はまだ遠いようです。
第15話 感想
第15話は、誤解とすれ違いが加速し、見ていてもどかしい展開でした。柴小七(チャイ・シャオチー)の勇気ある告白も、江雪(ジャン・シュエ)の策略によって台無しになり、方冷との溝はさらに深まってしまいました。江雪(ジャン・シュエ)の行動はあまりにも自己中心的で、見ていて腹立たしい気持ちになりました。自分の思い通りにならないからといって、嘘の情報を流すのは許されることではありません。
一方、方烈(ファン・リエ)の男らしさには心を打たれました。柴小七を信じ、守ろうとする姿はまさにヒーローでした。二人のダンスシーンは美しく、見ているこちらも幸せな気分になりました。方冷が二人のダンスを見て複雑な表情を浮かべていたのが印象的です。彼の心にも変化が訪れているのでしょうか。
柴小七は、方冷への想いと、自分の使命との間で揺れ動いています。クーブリの助言に従い、地球を去るべきか、それとも方冷との関係を修復するべきか、難しい選択を迫られています。薬を使った彼女の行動は軽率でしたが、それだけ方冷への想いが強いということでしょう。
つづく