エレベーターに閉じ込められた柴小七(チャイ・シャオチー)と方冷(ファン・ロン)。窮地に陥った状況の中、方冷(ファン・ロン)はついに柴小七(チャイ・シャオチー)への想いを告白する。溢れ出す気持ちに、柴小七(チャイ・シャオチー)は心を揺さぶられる。そして、力を振り絞り超能力を製御した柴小七(チャイ・シャオチー)のおかげで、エレベーターは復旧。力尽き倒れた柴小七(チャイ・シャオチー)を、方冷(ファン・ロン)は優しく抱きかかえ自宅へと連れて帰る。

柴小七(チャイ・シャオチー)の異変を知った方烈(ファン・リエ)は、方冷(ファン・ロン)の家へ駆けつけ、柴小七(チャイ・シャオチー)を連れ戻そうとする。しかし、方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)への愛を隠さず、彼女の意思を尊重するよう主張(ジャン)医師する。目を覚ました柴小七(チャイ・シャオチー)は二人の言い争いを目の当たりにし、混乱しながらも方烈(ファン・リエ)と共にその場を去る。方烈(ファン・リエ)と話す中で、方冷(ファン・ロン)の話題になると自分の超能力が安定することに気づき、柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)の存在の大きさを改めて感じる。

一方、方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)に会いたい一心で、柴姉さんのレストランを訪れる。ぎこちないながらも会話をする二人。柴小七(チャイ・シャオチー)は感謝の気持ちと共に料理を贈る。一人になった柴小七(チャイ・シャオチー)は、方冷(ファン・ロン)への想いを断ち切ろうとするも、葛藤する。二人の気持ちを見抜いた柴姉さんは、二人の仲を取り持とうとする。柴小七(チャイ・シャオチー)の心にも小さな波紋が広がる。

しかし、穏やかな時間は長くは続かない。江雪(ジャン・シュエ)の策略によって、方冷(ファン・ロン)と柴小七(チャイ・シャオチー)の関係を誤解した父親は激怒し、方冷(ファン・ロン)に江雪(ジャン・シュエ)との関係を解決するよう迫る。方冷(ファン・ロン)は仮発し、激しい親子喧嘩へと発展する。その後、父親は柴小七(チャイ・シャオチー)に会い、方冷(ファン・ロン)と江雪(ジャン・シュエ)の婚約が近いことを告げ、諦めるよう説得する。柴小七(チャイ・シャオチー)は大きなショックを受けるが、諦めきれず、方冷(ファン・ロン)に直接真偽を確かめようとする。

再び方冷(ファン・ロン)の家を訪れた柴小七(チャイ・シャオチー)は、信号機を得るため、あえて方冷(ファン・ロン)との距離を縮めようとする。お酒を酌み交わすうちに、柴小七(チャイ・シャオチー)は意を決し、自分の気持ちを伝える。二人の距離は縮まり、方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)にキスをしようと—その時、突然倒れてしまう。慌てた柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)を病院へ搬送する。

手術中、医師は方冷(ファン・ロン)の心臓付近に謎の破片を発見。手術は困難を極める。方冷(ファン・ロン)の家族は柴小七(チャイ・シャオチー)を非難し、病院から追い出してしまう。病院の外で涙を流しながら待つ柴小七(チャイ・シャオチー)。そこに方烈(ファン・リエ)が現れ、手術は成功したものの、意識が戻るかはわからないと伝える。

方冷(ファン・ロン)の危機を知った柴小七(チャイ・シャオチー)は、彼を救うためなら何でもすると決意する。方烈(ファン・リエ)に頼み込み、方冷(ファン・ロン)と二人きりになる時間を手に入れる。柴小七の頭の中にあるのは、どんな犠牲を払っても、愛する方冷(ファン・ロン)を目覚めさせたいという強い想いだけだった。

第19話の感想

第19話は、柴小七と方冷(ファン・ロン)の想いが交錯し、すれ違いながらも深まっていく、もどかしい展開に胸が締め付けられました。エレベーターでの告白シーンは、緊迫した状況の中で、方冷の隠しきれない気持ちが溢れ出し、見ているこちらもドキドキさせられました。柴小七もまた、混乱しながらも方冷への想いに気づき始め、二人の関係が大きく動き出したと感じます。

しかし、江雪(ジャン・シュエ)の策略や方父(ファンの父)からの圧力など、二人の前には大きな壁が立ちはだかります。特に、方冷の父親が柴小七に婚約の話を持ち出すシーンは、あまりにも残酷で、柴小七の気持ちを考えると心が痛みました。それでも、柴小七は諦めず、方冷を救うために行動する姿に、彼女の強い意誌と深い愛情を感じました。

方烈(ファン・リエ)の存在も、この物語に複雑な感情を加えています。彼は柴小七を心配し、守ろうとする一方で、柴小七と方冷の間に流れる特別な空気を感じ取っているようにも見えます。今後の彼の行動が、物語にどう影響していくのか、注目したいところです。

つづく