第二話では、柴小七(チャイ・シャオチー)はまたもや方冷(ファン・ロン)の鍛え抜かれた体にドキドキし、「花痴」モードが発動。うっかり方烈(ファン・リエ)の居場所を漏らしてしまい、後悔の念に駆られ、慌てて方烈(ファン・リエ)が歌っているレストランへ急行し、警告する。方烈(ファン・リエ)は柴小七(チャイ・シャオチー)に感謝し、夕食に誘う。食事中、柴小七(チャイ・シャオチー)は自分が遠いケープタウン星から来た宇宙人だと無邪気に明かす。方烈(ファン・リエ)は冗談だと思い込み、自分も宇宙人だとおどけて返す。二人の会話は子供のように純粋で楽しいものだった。
しかし、この穏やかな雰囲気は方冷(ファン・ロン)の登場で一変する。方冷(ファン・ロン)は方烈(ファン・リエ)を無理やり連れ去ろうとし、焦った柴小七(チャイ・シャオチー)は信号探知機を探そうとして、思わず方冷(ファン・ロン)にちょっかいを出してしまう。これが方冷(ファン・ロン)の仮感と誤解を招き、柴小七(チャイ・シャオチー)は諦めず、方烈(ファン・リエ)の懇願もあって、方冷(ファン・ロン)はやむを得ず柴小七(チャイ・シャオチー)も一緒に連れて帰ることに同意する。
方冷(ファン・ロン)の家で、柴小七(チャイ・シャオチー)は信号探知機を探し回るが見つからず、誤って方冷(ファン・ロン)がシャワーを浴びている浴室に侵入してしまう。気まずい思いをした柴小七(チャイ・シャオチー)は慌てて逃げ出す。それでも諦めきれない柴小七(チャイ・シャオチー)は再び方冷(ファン・ロン)の部屋に忍び込むが、その場で捕まってしまう。方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)を泥棒と勘違いし、二人は口論になる。潔白を証明するため、柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)に身体検査を提案するが、この行動に方冷(ファン・ロン)は驚き、恥を知らないと叱責する。柴小七(チャイ・シャオチー)の能力は方冷(ファン・ロン)の前では効力を失い、結局、精神異常者扱いされ、警備員に追い出されてしまう。
柴姉さんの元に戻った柴小七(チャイ・シャオチー)は、配達員の生活に戻る。柴姉さんは方冷(ファン・ロン)の身分を知り、ビジネスチャンスを狙って柴小七(チャイ・シャオチー)に再び彼に近づくよう仕向ける。柴小七(チャイ・シャオチー)も諦めきれず、信号探知機を探すため、自ら方冷(ファン・ロン)の会社へ向かう。再び時間を止める能力を使うが、方冷(ファン・ロン)には効果がないことを知る。方冷(ファン・ロン)のオフィスでも探知機は見つからず、逆に方冷(ファン・ロン)に見つかってしまう。柴小七(チャイ・シャオチー)は正体を明かすも、方冷(ファン・ロン)に嘲笑され脅迫される。仕方なく、宇宙人というのは冗談だったとごまかす。
その時、白富美の江雪(ジャン・シュエ)が帰国し、家族の安排で方冷(ファン・ロン)と見合いをすることになる。方冷(ファン・ロン)は仕事で断るが、高慢な江雪(ジャン・シュエ)を怒らせてしまう。彼女は直接駐車場へ行き、ハイヒールで方冷(ファン・ロン)の車を壊し、無理やり彼を呼び出す。二人が会うと、江雪(ジャン・シュエ)の高慢さと方冷(ファン・ロン)の冷淡さが対照的で、短い会話の後、江雪(ジャン・シュエ)は怒って立ち去る。
一方、落ち込んだ方烈(ファン・リエ)は柴小七(チャイ・シャオチー)を飲みに誘い、酔った勢いで柴小七(チャイ・シャオチー)の防御手袋を引き剝がしてしまう。その結果、柴小七(チャイ・シャオチー)は凍り付いてしまう。弟を探しに来た方冷(ファン・ロン)は、凍り付いた柴小七(チャイ・シャオチー)を見つけ、病気だと思い病院に連れて行こうとするが、拒否される。方冷の温かい腕の中で柴小七(チャイ・シャオチー)は徐々に意識を取り戻し、その温もりに惹かれ、朦朧とした意識の中で方冷にキスをする。この出来事が二人の関係を静かに変化させるのだった。
第2話 感想
第2話は、柴小七(チャイ・シャオチー)のドタバタっぷりがさらに加速し、笑いとハラハラが詰まった展開でした。特に、方冷の浴室への乱入や、身体検査を提案するシーンは、彼女の突拍子もない行動に思わず笑ってしまいました。文化の違いや宇宙人としての感覚が、地球での生活で様々な誤解を生み出し、それがコミカルな状況を作り出しているのが面白いですね。
方冷との関係も、誤解と偶然が重なり、少しずつ変化していくのが見どころです。最初は柴小七(チャイ・シャオチー)を迷惑な存在としか見ていなかった方冷が、凍り付いた彼女を心配する姿からは、彼の冷徹な仮面の下に隠された優しさが見え隠れしました。ラストシーンのキスは、今後の二人の関係がどうなっていくのか、期待が高まる重要な場面でした。
一方、方烈(ファン・リエ)は柴小七(チャイ・シャオチー)の秘密を知りながらも優しく接する姿が好印象です。彼の存在が、柴小七と方冷の間の緊張(ジャン)医師感を和らげ、物語に温かみを与えているように感じます。
また、江雪(ジャン・シュエ)の登場により、方冷をめぐる恋愛模様も動き始めました。高慢で自信に満ち溢れた江雪(ジャン・シュエ)と、天然でマイペースな柴小七の対比が面白く、今後の三角関係の展開が楽しみです。
つづく