柴小七(チャイ・シャオチー)は方冷(ファン・ロン)の病室で彼に告白し、超能力で治療しました。しかし、力を使い果たし倒れそうになったところを方烈(ファン・リエ)に助けられました。柴小七(チャイ・シャオチー)は少し休んで回復した後、方烈(ファン・リエ)に送られ帰宅しました。方烈(ファン・リエ)はその後、病院に戻り方冷(ファン・ロン)に付き添いました。
翌朝、方冷(ファン・ロン)は目を覚ますとすぐに柴小七(チャイ・シャオチー)のことを尋ね、方烈(ファン・リエ)は兄がまだ柴小七(チャイ・シャオチー)を愛していることに気づきました。柴小七(チャイ・シャオチー)から方冷(ファン・ロン)の様子を尋ねる電話があった時、方烈(ファン・リエ)は葛藤しながらも気持ちを伝えようとしましたが、柴小七(チャイ・シャオチー)は話を遮り、もうすぐここを離れると告げました。
方冷(ファン・ロン)は退院後、父親から再び江雪(ジャン・シュエ)との結婚を迫られますが、生死を彷徨ったことで自分の気持ちに気づき、はっきりと断りました。父親は江雪(ジャン・シュエ)を呼び出し、彼女を嫁のように思っていると伝えつつも、方冷(ファン・ロン)のためにしばらく彼に会わないよう頼みました。
柴小七(チャイ・シャオチー)の出発を知った方烈(ファン・リエ)は、柴姉さんのレストランへ行き、彼女を引き止めようと説得しますが、柴小七(チャイ・シャオチー)の決意は固く、方烈(ファン・リエ)は怒ってその場を去り、やけ酒に 溺れるしました。
一方、病院で柴小七(チャイ・シャオチー)が来ないことに気づいた方冷(ファン・ロン)は、彼女に電話をかけます。柴小七(チャイ・シャオチー)は電話に出ますが、涙をこらえながら話します。翌日、柴小七(チャイ・シャオチー)は荷物をまとめ、柴姉さんと別れを惜しみました。柴姉さんは泣きじゃくり、柴小七(チャイ・シャオチー)は彼女を優しく慰め、また来ることを約束しました。方冷(ファン・ロン)は張(ジャン)医師医師に柴小七との面会を頼みますが、柴小七の出発を知った張(ジャン)医師医師からそのことを聞かされ、方冷(ファン・ロン)は体のことを顧みず病院を飛び出しました。
一晩中飲んだくれた方烈(ファン・リエ)は、柴小七を取り戻そうと決意し、母親に別れを告げ、誰かと遠くへ行くと嘘をついて家を飛び出し、柴小七を探しに行きました。方冷(ファン・ロン)もまた、焦燥感に駆られながら車で柴小七を追いかけます。
柴小七はタクシーで出発しますが、方冷(ファン・ロン)は途中で車を止め、彼女に改めて愛を告白し、引き止めようとします。そして、思わず柴小七にキスをします。その場面を、追いかけてきた方烈(ファン・リエ)が目撃してしまいます。柴小七は方冷(ファン・ロン)を突き放しますが、方冷は彼女を引き止めるために病気を装い、家に送るよう頼みます。
柴小七は方冷の具合が悪いので、彼を看病するために残ることを申し出ます。方冷は喜びを隠せません。その時、方冷が病院を出て行ったことを知った江雪(ジャン・シュエ)が彼の家を訪ね、柴小七と方冷の姿を目撃します。方冷は江雪(ジャン・シュエ)に、柴小七を好きになったことを告げ、二人の関係をきっぱりと終わらせようとします。江雪(ジャン・シュエ)は深く傷つきます。
第20話の感想
第20話は、まさに怒涛の展開でした。柴小七の愛の告白と自己犠牲による方冷の治療、そして別れを決意した柴小七の切ない決断。彼女の地球を去るという決断は、視聴者の心を締め付けました。一方、方冷は生死の境を彷徨ったことで、自分の本当の気持ちに気づき、江雪(ジャン・シュエ)との結婚を拒否するなど、大きな変化を見せました。特に、柴小七への愛を確信した彼の行動は、見ているこちらもドキドキさせられました。
しかし、一番心を揺さぶられたのは、方烈(ファン・リエ)の葛藤でしょう。兄を思い、柴小七への気持ちを伝えられずにいた彼の苦悩は、見ていて辛くなるほどでした。柴小七への想いを抑えきれず、やけ酒に溺れる姿は、彼の優しさと脆さを同時に表しているようでした。
つづく