恋の葛藤がますます深まる第21話。方冷(ファン・ロン)と柴小七(チャイ・シャオチー)の微妙な関係の変化、そして方烈(ファン・リエ)の柴小七(チャイ・シャオチー)への告白が、物語に緊張(ジャン)医師感をもたらします。

朝、方冷(ファン・ロン)はめかしこんで柴姉さんのレストランへ柴小七(チャイ・シャオチー)を迎えに行きます。二人の間にはかすかな甘い空気が流れ、柴小七(チャイ・シャオチー)の鼓動は高鳴ります。突然の優しさに照れながらも、内心は喜びで満たされています。横断歩道を渡る時、方冷(ファン・ロン)は自然と柴小七(チャイ・シャオチー)の手を取ります。この親密な行動は会社の入り口で最高潮に達します。周囲の視線をものともせず、方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)の手を握りしめ、人波をかき分け会社へ入っていきます。柴小七(チャイ・シャオチー)は手を振りほどこうとしますが、方冷(ファン・ロン)は決して離しません。まるで二人の関係を皆に宣言しているかのようです。

方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)に、過去の自分の過ちを償いたいと心境を吐露します。柴小七(チャイ・シャオチー)は驚きと感動で目を潤ませますが、同時に苦しい立場に立たされます。一方、この一部始終を目撃した方烈(ファン・リエ)は、複雑な心境に苛まれます。彼は柴小七(チャイ・シャオチー)に会いに行き、勇気を振り絞って告白します。二人の出会いから親しくなるまでの思い出を語り、自分の想いを伝えます。しかし、柴小七(チャイ・シャオチー)はきっぱりと方烈(ファン・リエ)を断り、友達でしかいられないと告げ、方烈(ファン・リエ)は深く傷つきます。

二人の兄からの告白に、柴小七(チャイ・シャオチー)は困惑し悩みます。この複雑な状況から逃れるため、彼女は会社で方冷(ファン・ロン)と方烈(ファン・リエ)を避け、顔を合わせないようにします。しかし、方冷(ファン・ロン)は諦めません。毎日会社の入り口で柴小七の退勤を待ち、電話を拒否されてもめげません。方烈(ファン・リエ)もまた諦めきれず、仕事を通して柴小七に近づこうとしますが、いつも方冷(ファン・ロン)に先を越されてしまいます。

この重苦しい雰囲気を和らげようと、柴小七は三人でテニスをすることを提案します。コートでは、方冷(ファン・ロン)と方烈(ファン・リエ)が柴小七とペアを組もうと競い合い、最終的には激しいダブルスの試合へと発展します。柴小七はわざと超能力を使って二人を疲れさせ、二人の執著から逃れようとします。しかし、方冷(ファン・ロン)は柴小七の意図を見抜き、疲れ果てながらも彼女のそばを離れようとしません。

第21話の感想

第21話は、もどかしい三角関係が加速する展開に、見ているこちらもドキドキさせられました。方冷(ファン・ロン)の積極的なアプローチは、過去の過ちを償おうとする誠実さが感じられ、応援したくなる一方、柴小七の戸惑う気持ちも痛いほど伝わってきました。特に、会社の前で堂々と手を繋ぐシーンは、見ているこちらが恥ずかしくなるほどのインパクト!方冷の強い想いがひしひしと伝わってきましたが、同時に柴小七の立場を考えると、少しやりすぎな気も…。

一方、方烈(ファン・リエ)の切ない告白シーンは、胸が締め付けられました。柴小七との思い出を語る姿は、彼の純粋な愛情が溢れ出ていて、思わず応援したくなってしまいます。しかし、柴小七の決意は固く、方烈(ファン・リエ)の想いは届かず…。二人の間の友情が壊れてしまわないか、今後の展開が心配です。

柴小七は二人の間で揺れ動き、その苦悩が見て取れます。超能力を使ってテニスで二人を翻弄するシーンは、彼女の精一杯の抵抗なのでしょう。しかし、方冷はそんな柴小七の本心を見抜き、一歩も引かない姿勢を見せます。この三角関係、一体どうなるのでしょうか?今後の展開から目が離せません!

つづく