方冷(ファン・ロン)の会社で、江雪(ジャン・シュエ)は方烈(ファン・リエ)に接近し、方冷(ファン・ロン)のことを探ろうとしていた。方冷(ファン・ロン)は病気の発覚と仕事の危機で苦しんでおり、江雪(ジャン・シュエ)はこの状況を利用し、方烈(ファン・リエ)に柴小七(チャイ・シャオチー)へのアプローチを促した。方冷(ファン・ロン)の心を掴むためだ。
一方、方冷(ファン・ロン)が帰ってこなかったことを心配した柴小七(チャイ・シャオチー)は、彼の服を持って会社へ。方冷(ファン・ロン)と少し話した中で、彼が会社を辞めるつもりではないかと感じた柴小七(チャイ・シャオチー)は、方烈(ファン・リエ)に尋ねるも、彼は何も教えてくれず、むしろ方冷(ファン・ロン)の代わりを狙っているような素振りを見せた。落胆した柴小七(チャイ・シャオチー)は、自分で方冷(ファン・ロン)を助ける方法を探すことに。
その頃、会社の研究所では奇妙な出来事が。研究員の艾倫(あいらん)は、監視カメラの映像で柴小七(チャイ・シャオチー)が忽然と姿を消すのを目撃し、興味を持つ。真相を探るため、艾倫(あいらん)は柴小七(チャイ・シャオチー)の部屋に侵入し、亀の姿に変身していた秘書ロボットの庫布裏(クブリ)を連れ去った。帰宅した柴小七(チャイ・シャオチー)は庫布裏(クブリ)がいなくなっていることに気付き、必死に探すが見つからず、仕方なく方烈(ファン・リエ)に助けを求めた。
臆病な方烈(ファン・リエ)だが、柴小七(チャイ・シャオチー)のために一緒に庫布裏(クブリ)を探すことに。二人は捜索中、様々なドタバタを繰り広げ、お互いのことをより深く理解していく。しかし、庫布リの行方は依然として分からず。そんな中、艾倫(あいらん)から柴小七(チャイ・シャオチー)に会社へ来るよう連絡が入る。
研究所で、艾倫(あいらん)は柴小七(チャイ・シャオチー)の正体を問い詰め、姿を消す映像と失われた信号機の宝石を見せた。庫布リの安全を盾に、柴小七(チャイ・シャオチー)と宝石の由来を話すよう迫る。庫布リを守るため、柴小七(チャイ・シャオチー)は艾倫(あいらん)と揉み合いになり、怪我をして出血。彼女の血が青いことに驚いた艾倫(あいらん)がさらに何かしようとしたその時、方冷(ファン・ロン)が現れ柴小七(チャイ・シャオチー)を助けた。
方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)に艾倫(あいらん)との関係を尋ねるが、彼女は何も話さない。帰宅後、柴小七(チャイ・シャオチー)は庫布リから拉緻された時の状況を聞き、艾倫(あいらん)が自分の正体に気付いているのではないかと推測する。心優しい柴小七(チャイ・シャオチー)は艾倫(あいらん)を傷つけたくないが、自分と庫布リの安全を守るために行動を起こさなければならないと悟る。
その後、方冷(ファン・ロン)は柴小七(チャイ・シャオチー)と会社を守るため、艾倫(あいらん)を解雇。江雪(ジャン・シュエ)もこの件で艾倫(あいらん)との関係を解消し、柴小七(チャイ・シャオチー)のことをこれ以上追及しないよう警告する。自分の行動が方冷(ファン・ロン)を苦しめていることに気付いた江雪(ジャン・シュエ)は、彼を支えるため、別の方法で彼を助けようと決意する。
一方、方冷(ファン・ロン)を救うため、張(ジャン)医師雪は方家との縁談を持ちかける。息子が会社を追われることを悲しむ方父(ファンの父)は、江家の力と後ろ盾を考え、この提案を検討する価値があると判断。方冷(ファン・ロン)に相談するが、彼は難しい表情で考え込むのだった。
第23話の感想
第23話は、様々な登場人物の思惑が交錯し、物語が大きく動き出す重要な回でした。方冷(ファン・ロン)は病気と仕事の危機という二重の苦境に立たされ、彼の周囲の人々はそれぞれの立場で彼を守ろう、あるいは利用しようと画策します。
特に江雪(ジャン・シュエ)の行動は複雑で、方烈(ファン・リエ)を利用して方冷(ファン・ロン)に近づこうとする狡猾さを見せる一方で、最終的には彼を支えようと決意するなど、揺れ動く心情が描かれています。彼女の真意はどこにあるのか、今後の展開が気になります。
また、柴小七(チャイ・シャオチー)と庫布リの拉緻事件は、物語に緊張(ジャン)医師感を与えました。艾倫(あいらん)の登場により、柴小七(チャイ・シャオチー)の秘密が少しずつ明らかになりつつあり、彼女の正体がいつバレるのか、ハラハラさせられます。心優しい柴小七(チャイ・シャオチー)が、自分の正体を知った艾倫とどう向き合っていくのかも見どころです。
方烈(ファン・リエ)は相変わらず頼りないながらも、柴小七(チャイ・シャオチー)のために奔走する姿が微笑ましいです。彼と柴小七(チャイ・シャオチー)のコミカルなやり取りは、シリアスな展開の中で良い息抜きとなっています。
つづく