あらすじ

第4話は、成績が上がり自信をつけた戚玥(チー・ユエ)と、クラスメートの徐兆陽(シュー・ジャオヤン)、陸暁(ルー・シアオ)との交流を中心に描かれています。

戚玥(チー・ユエ)はクラスの合同試験で良い成績を取り、大喜びします。しかし、誤解からカンニングを疑われ、深く落ち込んでしまいます。その後、誤解は解け、陸暁(ルー・シアオ)との関係も深まりました。

兄の戚爍(チー・シュ)は常に戚玥を支え、偏見や困難に立ち向かうよう励まします。また、戚爍(チー・シュ)は鄧淑玲(ドン・シューリン)の仕事のトラブルを解決するのを手伝い、母親の容態が急変した際には彼女を慰めました。

そしてついに、戚玥は優秀な成績で高考に合格し、学生代表としてスピーチをすることになります。式典ではちょっとしたハプニングがありましたが、陸暁(ルー・シアオ)の助け舟もあり無事に乗り越え、二人の仲はさらに進展するのでした。

ネタバレ

戚玥(チー・ユエ)の成績は、戚爍(チー・シュ)の熱心な指導のおかげで大幅にアップ! クラス内テストでなんと156位、万年ビリからついに脱出! 嬉しさのあまり、帰宅後すぐに戚爍(チー・シュ)に報告。戚爍(チー・シュ)も妹の頑張りを褒め、お祝いに出かけようと提案する。しかし、その前に徐兆陽(シュー・ジャオヤン)からもお祝いの電話があり、翌日一緒にランチをする約束をしてしまう。

翌日、レストランで待っていた戚玥(チー・ユエ)だったが、徐兆陽(シュー・ジャオヤン)は急な練習で来られず、連絡もなし。がっかりした戚玥(チー・ユエ)は、手つかずの料理を持ち帰ることに。 帰り道、校門で当番をしていた陸暁(ルー・シアオ)に会い、一緒に食べるよう勧めるが、陸暁(ルー・シアオ)は主任が待っていると伝え、戚玥(チー・ユエ)は慌てて主任室へ。 そこで、戚玥(チー・ユエ)の答案が学年3位の楊梓韻(ヤン・ズーユン)と酷価していることを指摘され、カンニングの疑いをかけられる。憤慨した戚玥(チー・ユエ)は、何も言わずに部屋を出てしまう。

陸暁(ルー・シアオ)は戚玥(チー・ユエ)に参考書を渡そうとするが、落ち込んでいる戚玥(チー・ユエ)はそれを拒否。 家に帰ると、戚爍(チー・シュ)が用意してくれた夕食が待っていた。戚玥(チー・ユエ)は学校での出来事を話し、戚爍(チー・シュ)は気にせず、自分らしくいることが大切だと慰める。

すると、楊梓韻(ヤン・ズーユン)が謝罪に訪ねてきた。実は彼女が戚玥(チー・ユエ)の答案を盗み見ていたのだ。陸暁(ルー・シアオ)が真相を見抜き、楊梓韻(ヤン・ズーユン)を問い詰めた結果、彼女は先生に全てを告白していたが、戚玥(チー・ユエ)には黙っていてほしいと頼んでいた。 真相を知った戚玥(チー・ユエ)は、陸暁(ルー・シアオ)に感謝し、「山と海」というレストランで翌朝、朝食にお礼をする約束をする。

翌日、戚爍(チー・シュ)は戚玥(チー・ユエ)が約束の場所に行っていないことに気づき、彼女が陸暁(ルー・シアオ)と朝7時に朝食の約束をしていたこと、そして陸暁(ルー・シアオ)が夕食の時間だと勘違いしていたことを知る。戚爍(チー・シュ)は、陸暁(ルー・シアオ)を家に招いて、自分が料理を振る舞うことを提案する。陸暁(ルー・シアオ)は戚玥(チー・ユエ)の家を訪れ、飾られている量子力学関連の物に驚き、戚玥(チー・ユエ)は趣味だと冗談めかして言う。

夕食後、戚爍(チー・シュ)は二人きりの時間を作るため、こっそりと家を出る。 その後、戚爍(チー・シュ)は鄧淑玲(ドン・シューリン)の仕事の悩みを解決し、無理な頼み事を断るようにアドバイスする。 後日、鄧淑玲(ドン・シューリン)は母親が危篤状態だと病院から連絡を受け、戚爍(チー・シュ)は再び彼女を励ます。

数日後、戚玥(チー・ユエ)が作ってくれた夕食を戚爍(チー・シュ)は発見。戚玥(チー・ユエ)と陸暁(ルー・シアオ)が楽しい夜を過ごしたことを知り、喜ぶ。高考が近づくにつれ、戚玥(チー・ユエ)は勉強に励み、ついに合格発表。念願の青大に合格し、歓喜の声を上げる。

成績が急上昇したため、戚玥(チー・ユエ)は学生代表としてスピーチをすることに。戚爍(チー・シュ)が原稿を用意してくれたものの、緊張した戚玥(チー・ユエ)は戚爍(チー・シュ)に電話で励ましてもらう。 傍で聞いていた陸暁(ルー・シアオ)は、戚玥(チー・ユエ)の親密な話し方に嫉妬し、彼女の腕を引いて壇上へ。 さらに緊張した戚玥(チー・ユエ)は、原稿を読み間違え、陸暁(ルー・シアオ)への感謝の言葉になってしまう。 陸暁(ルー・シアオ)が機転を利かせてフォローし、何とか場は収まる。 スピーチ後、陸暁(ルー・シアオ)と手をつないだ瞬間を思い出し、なかなか寝付けない戚玥(チー・ユエ)。 そして、陸暁(ルー・シアオ)のように優秀な人間になることを決意する。

第4話の感想

第4話は、まさに青春の甘酸っぱさと、努力が報われる喜びが詰まったエピソードでした。戚玥(チー・ユエ)の成績アップ、そして誤解と真実、そして陸暁(ルー・シアオ)への感謝の気持ち…様々な感情が交錯し、見ているこちらもドキドキさせられました。

特に印象的だったのは、陸暁(ルー・シアオ)のさりげない優しさです。楊梓韻(ヤン・ズーユン)の不正を暴き、戚玥の汚名を晴らすだけでなく、落ち込んでいる彼女を励まし、陰ながら支える姿は、まさに理想の王子様!戚玥が陸暁(ルー・シアオ)に惹かれていくのも納得です。二人の手をつなぐシーンは、見ているこちらも思わず顔が赤くなってしまうほど、初々しくてキュンとしました。

一方で、徐兆陽(シュー・ジャオヤン)のドタキャンは少し残念でしたね。戚玥の努力を認めて、お祝いしようとしていた気持ちは本物だったのでしょうが、連絡一つでこんなにも印象が変わってしまうとは…。これもまた青春のほろ苦い一面なのかもしれません。

そして、戚爍(チー・シュ)の存在も忘れてはいけません。妹思いの優しい兄として、戚玥を支え続け、時には厳しく、時には優しく導く姿は、まさに理想のお兄さん!妹の恋路を応援する姿にも、胸が温かくなりました。

つづく