中国ドラマ「2人の恋の森」14話ネタバレと感想

あらすじ

第14話は、靳希（ジン・シー）と甜甜（ティエンティエン）のやり取りを中心に描かれています。湖畔でのドラマ鑑賞、靳希（ジン・シー）が気まずそうに花火の計画を取りやめる場面、そして甜甜（ティエンティエン）が靳希（ジン・シー）からのプレゼントにどう反応するのか、といった様子が描かれています。甜甜（ティエンティエン）の歓心を買おうと、靳希（ジン・シー）はランニングの練習に励むだけでなく、プレゼントにも心を砕きます。

一方、美人（メイレン）は甜甜（ティエンティエン）から口紅の詰め合わせをプレゼントされ、その真意を測りかねています。同時に、彼女はジュアンユーに好意を抱き始め、日焼け止めをプレゼントしたり、日焼け対策を促すメッセージを送ったりと、小さな行動で自分の気持ちを表現しようとします。美人（メイレン）はジュアンユーの星座も知り、二人の距離はさらに縮まります。

美人（メイレン）が出かける際には、ジュアンユーは嫉妬の感情を垣間見せながらも、彼女を応援します。そして最後に、美人（メイレン）は鳥の鳴き声を録音するという口実で、実際にはジュアンユーとの再会を待っているのです。物語全体を通して、登場人物たちの繊細な感情の揺れ動きと変化が丁寧に描かれています。

ネタバレ

靳希（ジン・シー）と甜甜（ティエンティエン）は湖畔でデート。靳希（ジン・シー）は琳達（リンダ）に花火の合図を送ろうとするが、甜甜（ティエンティエン）はスマホの恋愛ドラマに夢中。ドラマ中の花火シーンに靳希（ジン・シー）はロマンチックだと感じるも、甜甜（ティエンティエン）は「ベタすぎる」とバッサリ。慌てて花火を中止しようとする靳希（ジン・シー）だったが、時すでに遅し。花火は打ち上がってしまう。靳希（ジン・シー）は文句を言いつつも、内心では甜甜（ティエンティエン）は喜んでいると思っていた。

帰宅後、靳希（ジン・シー）は挽回しようとランニングに励み、甜甜（ティエンティエン）に「一生使える」プレゼントを用意する。

一方、甜甜（ティエンティエン）は親友の美人（メイレン）に電話。会社から大量の口紅が届いたと報告する。使いきれない量に困惑し、社長の好意ではないかと推測するが、美人（メイレン）は口紅のブランドを調べれば社長の意図が分かるとアドバイス。しかし、ブランドは知名度の低いものだった。

美人（メイレン）は莊羽（ジュアン・ユー）への想いを断ち切れないでいる。甜甜（ティエンティエン）は、美人（メイレン）が莊羽（ジュアン・ユー）の大学の先輩だと明かせば、対等な関係を築けるのではと提案する。しかし、過去の約束を破られた経験がある美人（メイレン）は、莊羽（ジュアン・ユー）を簡単に信じることができない。その後、美人（メイレン）のVlogを見た虞ママから連絡が。美人（メイレン）は慌てて動画の内容を説明。故郷の清水村のブドウを紹介する動画で、甜甜（ティエンティエン）に見せるため、そして同僚に拡散してもらうために作ったものだと弁明。ブロガーという職業の正当性と自身の努力を訴える。そして、動画の出どころをユーママに探るよう依頼する。

美人（メイレン）は偶然、宿泊客名簿で莊羽（ジュアン・ユー）の星座を発見。驚きつつ、アメニティを持って莊羽（ジュアン・ユー）の部屋を訪ねるが、不在。しかし、荷物は残っており、遠くには行っていないと判断。外に出ると、スケッチに集中する莊羽（ジュアン・ユー）の姿を発見。その真剣な表情に惹かれ、好きな人がいる喜びを実感する。一緒にいられるかどうかではなく、相手のことを想うだけで幸せで、相手には自分だけを見てほしい、尽くしたいという気持ちに気づく。

甜甜（ティエンティエン）が螺蛳粉を食べたいと言い出し、靳希（ジン・シー）は追いかけて自分も好きだとアピール。専門家顔負けのコメントに甜甜（ティエンティエン）は驚き、靳希（ジン・シー）の意外な一面を知る。靳希（ジン・シー）は自身の起業経験を語り、甜甜（ティエンティエン）は彼を誠実で堅実な人物だと感じる。

莊羽（ジュアン・ユー）が植物のスケッチをしていると、呂倹（リュー・ジエン）がやってきて、テーブルの水を飲む。最初は吕倹（リュー・ジエン）が持ってきたものだと思ったが、蓋のマークを見て美人（メイレン）のものだと気づき、微笑む。美人（メイレン）は昔のアカウントから莊羽（ジュアン・ユー）に日焼け対策を促すメッセージを送る。その後、以前助けてもらったお礼として、日焼け止めを直接手渡す。星座の話になり、莊羽（ジュアン・ユー）は自分の上昇星座が山羊座だと知る。

翌日、美人（メイレン）は荷物をまとめて出発。皆が別れを惜しむ中、ユーママは涙を流す。帰りの車中でも、美人（メイレン）は涙が止まらない。莊羽（ジュアン・ユー）と吕倹（リュー・ジエン）は同時にティッシュを差し出すが、吕倹（リュー・ジエン）の方が早かった。莊羽（ジュアン・ユー）は嫉妬しながらも、吕倹（リュー・ジエン）のインターンシップ証明書にサインをする。アパートに戻ると、吕倹（リュー・ジエン）は荷物を運ぶのを手伝おうとするが、美人（メイレン）は庄（ショウ）教授がいるからと断る。夜、美人（メイレン）は窓から庭で水やりをする莊羽（ジュアン・ユー）の姿を見る。莊羽（ジュアン・ユー）が顔を上げたので、美人（メイレン）は慌てて隠れる。莊羽（ジュアン・ユー）は美人（メイレン）の言葉を思い出し、つい水やりに力が入ってしまう。

夜、仕事を終えた莊羽（ジュアン・ユー）はランニングに出かける。美人（メイレン）は鳥の鳴き声を録音しているふりをして、莊羽（ジュアン・ユー）を待っていた。

第14話の感想

第14話は、それぞれの恋愛模様が少しずつ進展していく様子が描かれていて、見ていて微笑ましい回でした。特に、美人（メイレン）と莊羽（ジュアン・ユー）のじれったい関係性が可愛らしく、今後の展開が気になります。

美人（メイレン）は莊羽（ジュアン・ユー）に惹かれながらも、素直になれない様子が見て取れます。Vlogの一件で母親にブロガーとしての活動を理解してもらおうと奮闘する姿は、彼女の真面目さと責任感の強さを表しています。莊羽（ジュアン・ユー）の星座を偶然知り、意識してしまう様子や、日焼け止めを渡す際のぎこちないやり取りなど、恋に戸惑う美人（メイレン）の姿が印象的でした。一方、莊羽（ジュアン・ユー）も美人（メイレン）のことが気になっている様子。美人（メイレン）の水筒に気づいて微笑むシーンや、日焼け止めのお礼を言われた時の少し照れた表情など、彼の心情が垣間見えます。二人の距離は縮まっているものの、まだ決定的な進展には至っていないもどかしさが、今後の展開への期待を高めます。