あらすじ

第15話は、美人（メイレン）と莊羽（ジュアン・ユー）のやり取りと、二人の間の微妙な感情の変化を描いています。

美人（メイレン）は莊羽（ジュアン・ユー）に会うため、わざわざ彼のランニングが終わるのを待ち、黒ごまペーストを用意していましたが、莊羽（ジュアン・ユー）の態度は冷淡でした。その後も、美人（メイレン）から小籠包を差し入れるなど、何度も莊羽（ジュアン・ユー）に近づこうとしますが、なかなかうまくいきません。莊羽（ジュアン・ユー）は先輩にからかわれた際に、美人（メイレン）との特別な関係を否定しますが、内心では美人（メイレン）の朋友圈の写真を見たり、「おはよう」メッセージを送ったりと、特別な関心を寄せています。

そんな中、莊羽（ジュアン・ユー）の弟が家にやって来ます。美人（メイレン）は弟と仲良くなろうとしますが、逆に「おばさん」と呼ばれてしまいます。

会の席では、美人（メイレン）は同郷の人物であり、将来のライバルになりそうな人物に遭遇し、牽制します。

そして最後に、莊羽（ジュアン・ユー）は美人（メイレン）に会うため、わざわざ弟を連れて棒付きキャンディを買いに行きます。キャンディを食べる美人（メイレン）の姿を見て、莊羽（ジュアン・ユー）はさらに心を惹かれていきます。

この回は、こうした小さな出来事を通して、二人の想いが徐々に高まっていく様子を描いています。

ネタバレ

美人（メイレン）さんは早朝、庄（ショウ）教授がよくジョギングする道で待ち伏せしていましたが、なかなか現れず、寝坊でもしたのかと思っていたところ、背後から庄（ショウ）教授が現れ、驚かされます。相変わらず冷たい態度の庄（ショウ）教授に、母親の頼みを渋っていた理由を尋ねますが、イヤホンをしていた庄（ショウ）教授には聞こえません。美人（メイレン）さんは強引に庄（ショウ）教授の手を取り、母親が用意した黒ゴマペーストを渡そうとしますが、庄（ショウ）教授は嫌がりながらも、空いた時に取りに行くと笑ってごまかし、ジョギングを続けます。

家で十数分待っても庄（ショウ）教授が来ないので、痺れを切らした美人（メイレン）さんは自分で届けようと考えますが、積極的すぎると思い直し、届け物を置いて、一人で庄（ショウ）教授の悪口を言いながら地団駄を踏みます。

食堂で食事中の庄（ショウ）教授に、先輩がからかい口調で話しかけます。SNSで交際宣言をしたのに何故避けているのかと問いますが、庄（ショウ）教授は恋人関係ではないと説明しますが、先輩は信じません。話を切り上げようとする庄（ショウ）教授を、先輩は再び呼び止め、今日は実験の予定がないのに、朝早くから、しかも普段食べない小籠包を食べているのはおかしい、誰に持っていくのかと尋ねます。庄（ショウ）教授は多くを語らず、小籠包を渡して立ち去ります。

同じ頃、美人（メイレン）さんと甜甜（ティエンティエン）さんも朝食をとっており、美人（メイレン）さんは華大名物である小籠包の美味しさを絶賛します。甜甜（ティエンティエン）さんは美人（メイレン）さんが小籠包の送り主に興味があることを見抜き、美人（メイレン）さんは庄（ショウ）教授の月星座について考えています。美人（メイレン）さんは、庄（ショウ）教授のような人が自分の月星座を知るはずがない、きっと他の女から聞いたに違いないと疑い始めます。

翌日、美人（メイレン）さんは庄（ショウ）教授を探しますが、見つからず、他の女のところにでも行ったのかと疑念を抱きます。角を曲がると庄（ショウ）教授に遭遇しますが、清水村の約束は解消されているため、問い詰めることはしません。電話中の庄（ショウ）教授の怪しい口調から、元カノと何かあるのではないかと疑心闇鬼になっていると、帰宅した美人（メイレン）さんは庄（ショウ）教授の家の前に小さな男の子がいることに気づきます。まさか隠し子？！と驚きますが、庄（ショウ）教授の弟だと分かり安堵します。弟と仲良くなろうとしますが、弟は冷たく、「おばさん」呼ばわりされます。

夜、庄（ショウ）教授は上の階の騒音を聞きながら、美人（メイレン）さんとのツーショット写真を見て微笑みます。弟が何を見ているのか尋ねると、「花だよ」と答え、弟のスマホを取り上げて早く寝るように促します。

翌朝、庄（ショウ）教授からメッセージが届き、美人（メイレン）さんは上機嫌になります。会社に著くと、靳希（ジン・シー）に休暇をもらった甜甜（ティエンティエン）さんが来ており、美人（メイレン）さんは鉢合わせを避けるため甜甜（ティエンティエン）さんを帰宅させ、琳達（リンダ）に車椅子を預けます。その際に、それとなく甜甜（ティエンティエン）さんの様子を探ります。

庄（ショウ）教授は弟を連れてスーパーに行きます。弟は人魚の脚の模型に興奮しますが、少々失礼な行動をとってしまい、庄（ショウ）教授に叱られます。夜、美人（メイレン）さんはパーティーに出席し、原料供給会社の息子、呂倹（リュー・ジエン）と出会い、親切に食事を取ってくれます。また、同郷の女性にも会い、仕事のことで釘を刺し、正々堂々とした競争を求めます。

庄（ショウ）教授の家にいる弟は退屈しており、美人（メイレン）さんと遊びたいと思っていますが、「おばさん」と呼んでしまい、庄（ショウ）教授に目で合図されます。夜、庄（ショウ）教授は弟のために棒付きキャンディーを買いに行きますが、弟は食べたくなく、本当は美人（メイレン）さんに会いたいだけでした。帰宅した美人（メイレン）さんは二人を見て、涼んでいるのかと思い、弟が食べないキャンディーを自分が可愛らしく食べ、庄（ショウ）教授は再び心を奪われます。

第15話の感想

第15話は、莊羽（ジュアン・ユー）と美人（メイレン）の関係が少しずつ進展していく様子が微笑ましいエピソードでした。特に、弟の存在が二人の距離を縮めるキーパーソンとなっているのが印象的です。

莊羽（ジュアン・ユー）は相変わらずクールな態度を装っていますが、美人（メイレン）とのツーショット写真を見つめて微笑むシーンや、弟のために棒付きキャンディーを買ってくるシーンなどから、彼の秘めた優しさが垣間見えます。無意識に美人（メイレン）に惹かれている様子が可愛らしく、見ているこちらも思わずニヤけてしまいます。

つづく