あらすじ
第7話では、蘇菲が元夫の閻偉倫との離婚訴訟に勝訴するものの、心身ともに疲弊し、精神的な動揺から流産してしまう様子が描かれています。元夫からの侮辱にも、蘇菲は怒りをこらえ、弟の蘇洛と親友の安寧から大きな支えと慰めを受けます。安寧の献身的な世話のおかげで、蘇菲は徐々に回復し、離婚は失敗ではなく、新たな人生の始まりであることに気づき始めます。
一方、親友の何明莉が夫の孫曉偉の浮気に悩み、助けを求めてきます。蘇菲と安寧は何明莉を支えることを決意し、共に不公正に立ち向かうことで、強い女性同士の支え合いの輪が生まれます。
こうした出来事を経て、蘇菲は自分の人生を改めて見つめ直し始めます。そして、安寧の励ましもあり、蘇菲は新たな人生の一歩を踏み出す決意を固めます。
ネタバレ
離婚裁判で閻偉倫は敗訴し、親権と財産を失った。勝訴した蘇菲だが、心身ともに疲れ切っていた。そこに、不倫相手の丁漫漫が高らかに登場。蘇菲の警告も無視し、閻偉倫を車で迎えに来た。
去り際に閻偉倫は娘との面会権を主張し、蘇菲を侮辱する言葉を浴びせた。そのショックで蘇菲は流産してしまう。弟の蘇洛は復讐に向かおうとするが、事態の悪化を恐れた安寧に止められる。
蘇菲は入院し、蘇洛と安寧が交代で看病する。蘇洛は姉のこれまでの苦労を不憫に思い、安寧は相手の本当の姿を見抜けたことは幸運であり、間違った関係から早く抜け出せると励ました。
翌朝、蘇洛が持ってきた朝食を二人で静かに食べる。史尚飛も見舞いに訪れ、蘇菲のために薄味の鶏ガラスープを頼むなど、細やかな気遣いを見せる。蘇菲は感動しつつも、複雑な気持ちを抱く。
蘇洛は蘇菲の退院まで、閻悠然と安康の面倒を見る。しかし、閻悠然は蘇菲に冷たく、抱きしめられても仮応を示さない。友人の何明莉は夫の孫曉偉の浮気で蘇菲に相談するが、度重なる彼女の忍耐に蘇菲はうんざりしていた。
何明莉の話を聞き、蘇菲は過去の辛い記憶に苛まれる。心配した安寧は仕事を休み、蘇菲に寄り添う。夜、酔いつぶれた蘇菲が窓辺に座る姿を安寧は発見し、自殺を未然に防ぐ。安寧の励ましで、蘇菲は離婚は自分の失敗ではなく、欺瞞の人生から解放されたのだと気づき始める。安寧は蘇菲に、高価ではないが心温まる指輪を贈る。
二人の友情はさらに深まり、抑圧されていた何明莉もついに立ち上がる決意をする。蘇菲と安寧と共に“復讐者同盟”を結成し、孫曉偉の行動を調査することに。そして、夜遊び中の孫曉偉をナイトクラブで発見、安寧が素早く彼を取り押さえる。その後、3人は孫曉偉を飲酒運転で警察に通報し、何明莉は復讐を果たす。
安寧は息子と共に蘇菲の家に引っ越し、蘇洛も二人のサポートのため同居することに。しかし、料理が苦手な蘇洛は朝食作りでキッチンを大惨事に。結局、安寧が後始末をする。子供たちを学校に送った後、蘇菲は何明莉から、孫曉偉が婚活サイトに登録しているという驚きの知らせを受ける。
様々な出来事を通して、蘇菲は自分の人生を見つめ直し、新たな生きる力を見出していくのだった。
第7話の感想
第7話は、蘇菲にとって大きな転換点となるエピソードでした。夫の不倫、流産、そして離婚という、立て続けに起こる不幸に打ちひしがれる彼女の姿は、見ているこちらも胸が締め付けられるようでした。特に、閻偉倫と丁漫漫の傲慢な態度には、怒りを感じずにはいられません。
しかし、そんな中でも蘇菲は、安寧というかけがえのない友人に支えられ、徐々に立ち直っていく様子が描かれています。安寧の温かい言葉や行動は、まさに真の友情と言えるでしょう。蘇菲がどん底に突き落とされたからこそ、二人の絆がより一層深まったと感じました。
また、何明莉の登場も印象的でした。これまで夫の不倫に耐えてきた彼女が、ついに仮撃に出る決意をするシーンは、見ていてスカッとしました。「婦仇者聯盟」の結成は、今後の展開を期待させる エキサイティングな展開です。
つづく