高校の同窓会に誘われた晩晩(ワンワン)は、みんなカップルで参加すると知り、レン・チューに一日恋人体験をお願いする。少しがっかりするレン・チュー。
帰宅後、親友の橋橋(チャオチャオ)に相談すると、ついレン・チューに「彼氏になって」と言ってしまったのは本心だと指摘され、チャンスを掴むよう励まされる。
同窓会には安嘉先(アン・ジアシエン)と梁夏(リアン・シア)も参加。周りの友達は晩晩(ワンワン)と嘉先が付き合うと思っていたようで、梁夏(リアン・シア)は晩晩(ワンワン)が憧れているのは秀才でイケメンのレン・チューだと明かす。そこに、レン・チューと晩晩(ワンワン)が登場。皆の話を聞いていたレン・チューは、自分が晩晩(ワンワン)に一目惚れして告白したのだと宣言する。食事中、二人は本当の恋人同士のように振る舞い、周りの羨望を集める。
帰宅途中、晩晩(ワンワン)は家の鍵を忘れていたことに気づく。両親は親戚の家に行っていて、学校も閉まっているため、二人は仕方なくネットカフェで夜を明かすことに。橋橋(チャオチャオ)からの電話で状況を知った晩晩は、この機会にレン・チューと何か一緒にすることを勧められる。
ネットカフェに戻ると、レン・チューは晩晩の英語の勉強を見てあげることに。晩晩が居眠りすると、優しく介抱する。
その後、二人ともデートに誘いたいと思いながらも、どうすれば良いか分からずにいた。そんな時、王昕羽(ワン・シンユィ)から助けを求める電話があり、晩晩はレン・チューにも連絡。学校に駆けつけると、昕羽(シンユィ)の頭が柵に挟まっている。晩晩とレン・チューだけではどうにもならず、孟西白(モン・シーバイ)を呼んでようやく救出できた。
昕羽(シンユィ)は孟西白(モン・シーバイ)に復縁を迫るが、きっぱりと断られてしまう。晩晩は昕羽(シンユィ)を慰めるが、昕羽(シンユィ)は孟西白(モン・シーバイ)の気持ちが分からないと嘆く。昕羽(シンユィ)の母親が迎えに来て、晩晩とレン・チューが一緒にいるのを見て、晩晩がレン・チューの彼女だと知り、自分の友達に話そうとする。
レン・チューに送ってもらいながら、晩晩は長い冬休みを誰とも遊べずに過ごすことを心配する。するとレン・チューは自分も暇だと答え、水族館に誘う。橋橋(チャオチャオ)のアドバイスを受け、おしゃれをして出かけた晩晩だったが、レン・チューと一緒にいたのは汪彧揚(ワン・ユーヤン)。落胆する晩晩だが、すぐに気持ちを切り替え、自分の気持ちを伝えることを決意する。
レン・チューを見つけ、彧揚とは偶然会っただけだと説明される。晩晩は気にせず、本当の片思いは損得勘定なしに突き進むことだと語る。
第15話の感想
第15話では、晩晩とレン・チューのぎこちないながらも心温まる一日恋人体験が描かれました。同窓会でのレン・チューの男らしい宣言は、見ているこちらまでドキドキさせられました。周りの友達に囲まれ、少し照れながらも嬉しそうな晩晩の表情がとても可愛らしかったです。
偽りの恋人関係から始まる二人の関係ですが、ネットカフェでの勉強シーンや、昕羽(シンユィ)の救出劇を通して、徐々に距離が縮まっていく様子が丁寧に描かれていました。特に、居眠りする晩晩を優しく見守るレン・チューの姿は、彼の優しさが溢れ出ていて印象的でした。
一方で、孟西白(モン・シーバイ)と昕羽の破局は切ない展開でした。昕羽の必死な想いが伝わってくるだけに、孟西白(モン・シーバイ)の冷淡な態度は見ていて辛かったです。二人の関係が今後どうなるのか、気になるところです。
終盤、水族館デートに汪彧揚(ワン・ユーヤン)が現れたことで、晩晩は少し落ち込みますが、それでも自分の気持ちを貫こうとする彼女の強い意誌に心を打たれました。「本当の片思いは損得勘定なしに突き進むこと」という彼女の言葉は、まさにこの物語のテーマを表しているように感じます。
つづく