盧晩晩(ルー・ワンワン)が水に落ちてしまった後、レン・チューは彼女が風邪を引かないか心配し、一緒にシャワーを浴びて著替えをしようと提案するが、誤解されてしまう。幸い、女子浴室を見て晩晩(ワンワン)は誤解に気付く。
晩晩(ワンワン)はレン・チューの服を著て出ていくが、二人で同じ服を著てキャンパスを歩く姿は、さらに周囲の学生に誤解を与えてしまう。
授業中、レン・チューが晩晩(ワンワン)の臨床係の教室に突然現れ、聴講を始める。しかし、レン・チューが頻繁に晩晩(ワンワン)に微笑みかけるため、彼女は落ち著いて授業を受けることができない。授業後、晩晩(ワンワン)は急いで教室を出て、家に帰ると母親から安嘉先(アン・ジアシエン)に果物を届けるように言われる。母親は二人が幼馴染で育ったので、交際することに仮対はしていなかったが、晩晩(ワンワン)は安嘉先(アン・ジアシエン)には既に彼女がいることを伝える。母親は娘を慰め、晩晩(ワンワン)は優秀なので安嘉先(アン・ジアシエン)にはもったいないと言う。
レン・チューの社会実践科目に問題があり、助教は再履修を勧める。晩晩(ワンワン)はレン・チューに臨床係二班の授業を聴講するように勧める。その時、安嘉先(アン・ジアシエン)が晩晩(ワンワン)を訪ねてきて、以前彼女を置いて出て行ったことを謝罪し、食事に誘う。彼は梁夏(リアン・シア)と仲直りしたので、晩晩(ワンワン)も一緒に食事をしようと提案する。知らない人との食事会だと聞いて、レン・チューは自分も参加したいと申し出る。酔った時の自分の発言をレン・チューに聞かれたくない晩晩(ワンワン)は、仕方なく食事会に行くことに同意する。
四人の食事会で、安嘉先(アン・ジアシエン)は交際を隠していたことを正式に晩晩(ワンワン)に謝罪する。晩晩は謝罪を受け入れ、二人の幸せを祝福し、梁夏(リアン・シア)を大切にするように伝える。レン・チューはできる限り友好的な態度を示そうと、笑顔で皆に接し、晩晩たちの会話に積極的に参加する。
梁夏(リアン・シア)が交際を隠していたため、晩晩は二人きりになった時に少し気まずさを感じる。梁夏(リアン・シア)は晩晩がレン・チューに好意を持っていることを知り、二人の交際を応援する。晩晩は心の中では辛い気持ちを抱えているが、それを表に出すことはしない。夕食後、学校へ戻る途中、安嘉先(アン・ジアシエン)が梁夏(リアン・シア)を優しく気遣う姿を見て、晩晩は胸が締め付けられる。晩晩の沈んだ様子に気付いたレン・チューは、男らしく彼女を抱えて連れて行く。
翌日、食堂で晩晩は偶然にもレン・チューが隣のテーブルに座っていることに気付く。誤解を避けるため、晩晩はメモで昨夜の感謝の気持ちとしてケーキを作ったので、住所を教えてほしいと伝える。しかし、そのメモは相席していた後輩に見られてしまい、内容を大声で読まれてしまい、晩晩はさらに恥ずかしい思いをする。
レン・チューは晩晩にケーキをKTVに持ってくるように言う。実はその夜、 同級生たちがレン・チューの大学院進学を祝うために集まっていたのだ。先輩は晩晩もパーティーに誘う。その後、レン・チューは従妹の王昕羽(ワン・シンユィ)と一緒にKTVに来る。晩晩は昕羽(シンユィ)をレン・チューの彼女だと勘違いしそうになる。
騒がしいのが苦手だったレン・チューは、KTVを先に出て行く。ケーキは赤ワインとチェリーのフレーバーで、アルコール度数が高かったため、レン・チューは晩晩に家まで送ってくれるように頼む。
晩晩とレン・チューが学校に戻った時には既に門限を過ぎており、寮のドアは閉まっていた。結局、レン・チューが宿直の女性に電話をして、晩晩はなんとか寮に戻ることができた。梁夏(リアン・シア)は晩晩を遊びに誘うが、レン・チューの言葉を思い出した晩晩は、梁夏(リアン・シア)と安嘉先(アン・ジアシエン)の幸せを心から願っているが、二人のいちゃつく姿は見たくない、これからは本当の友達を作りたいので、今後は普通の友達でいようと伝える。
晩帰りのせいで、学校では再び晩晩とレン・チューが外泊したという噂が広まり、晩晩はこの根も葉もない噂に頭を悩ませる。
第2話 感想
第2話は、誤解とすれ違いの連続で、見ている方がもどかしくなるような展開でした。レン・チューの不器用ながらも純粋な優しさは、時に晩晩にとって負担になっているように感じます。シャワーのエピソードや、同じ服を著て歩くシーンなど、周りの誤解を生む状況が続くのはコメディタッチで描かれていて微笑ましい仮面、晩晩の戸惑いや焦りが伝わってきて、少し切ない気持ちにもなりました。
特に印象的だったのは、安嘉先(アン・ジアシエン)との食事会のシーンです。晩晩は、安嘉先(アン・ジアシエン)と梁夏(リアン・シア)の幸せを心から祝福しているものの、どこか寂しげな表情が見て取れました。レン・チューはそんな晩晩の気持ちに気づき、さりげなく寄り添おうとする姿が印象的でした。抱き上げて連れていくシーンは、少し強引ながらも、彼の男らしさが垣間見える場面でした。
一方、梁夏(リアン・シア)は、まだ晩晩の本当の気持ちに気づいていない様子。二人の友情にも、今後変化が生じるのでしょうか? そして、レン・チューの従妹、王昕羽(ワン・シンユィ)の登場も気になります。彼女が今後二人の関係にどう関わってくるのか、今後の展開が楽しみです。
つづく