研修を終えた晩晩(ワンワン)を労うため、レン・チューは民宿旅行を計画。晩晩(ワンワン)は喜び、二人きりの時間を楽しみにしていた。一方、孟西白(モン・シーバイ)も王昕羽(ワン・シンユィ)を誘い旅行へ行く計画を立てていた。昕羽(シンユィ)は恋人ではないと釘を刺すが、西白は諦めず、生活に幹渉しないと約束し、晩晩(ワンワン)の後押しもあり、昕羽(シンユィ)は渋々同行することに。
晩晩(ワンワン)と昕羽(シンユィ)は一緒にスーパーで買い出し。昕羽(シンユィ)のカートは化粧品や服でいっぱい。旅行への期待とダンス練習への不安を抱えていた。西白との関係について、昕羽(シンユィ)は以前の別れは西白から切り出されたため、復縁するにしても西白から言ってほしいと、今回は控えめにしていると明かした。
昕羽(シンユィ)は西白と車で、晩晩(ワンワン)はレン・チューと飛行機で目的地へ向かう。空港で、レン・チューは両親と鉢合わせ、晩晩(ワンワン)は緊張するが、レン・チューは彼女として両親に紹介。両親は晩晩(ワンワン)を気に入り、一緒に食事をすることに。晩晩(ワンワン)は緊張で足が震えるが、レン・チューに褒められ、両親からも好印象を持たれ、徐々に落ち著きを取り戻し、レン・チューの学生生活について話し始める。
飛行機でホラー映画を見た晩晩(ワンワン)は怯え、民宿に著くと、まるでホラー映画のようで、幽霊がいる気がして、部屋で寝るのも怖がっていた。しかし、レン・チューには怖がりであることを隠そうとする。
西白と昕羽(シンユィ)はドライブ中、休憩時間に西白は昕羽(シンユィ)を車外に連れ出し気分転換を促すが、昕羽(シンユィ)は全く興味を示さず、西白は少しがっかりする。晩晩(ワンワン)は夜中に盲腸になり、さらに部屋で叫び声を幻聴し、レン・チューの部屋に泊めてもらうことに。一緒に寝ることに緊張する晩晩(ワンワン)だったが、レン・チューに慰められ、眠りにつく。
昕羽(シンユィ)と西白は夜遅くに民宿に到著。昕羽(シンユィ)は疲れてすぐに寝てしまい、西白は傍で見守る。翌朝、昕羽(シンユィ)は西白が徹夜で自分のそばにいたことに少しがっかりする。外に出ると、晩晩(ワンワン)もレン・チューの部屋から出てきて、二人は気まずそうに言い訳をする。西白は寝不足のレン・チューを心配する。実は、晩晩の寝相が悪く、レン・チューは一睡もできなかったのだ。
皆で登山に行くことになり、昕羽とレン・チューは先にチケットを買いに行く。晩晩は西白に昕羽との関係を聞き、積極的にアプローチするよう促す。その会話の中で、晩晩はレン・チューが一年間の交換留学に行くことを西白から聞き、遠距離恋愛になることを知る。
登山中、昕羽は足を捻挫し、西白はすぐに手当てをし、背負って下山する。車の中で、西白は昕羽の傷の手当てをしながら、一生彼女を支えたい、彼女の専属医になりたいと告白し、復縁を申し込む。昕羽は喜び、復縁を受け入れる。一方、レン・チューと晩晩は登山を続け、晩晩は遠距離恋愛のことをなぜ教えてくれなかったのか聞きたい気持ちを抑えていた。
下山後、レン・チューは三人を美術館へ連れて行く。緑色の光で満たされた美術館で、レン・チューはそれが520ナノメートルの電磁波だと説明する。晩晩はこのロマンチックなサプライズに感動する。そして、レン・チューは一年間の交換留学に行くことを晩晩に伝え、遠距離恋愛が始まることを告げる。晩晩はレン・チューの決断を支持し、自分も学校で頑張り、良い彼女になることを誓う。
第23話の感想
第23話は、スイートな恋愛模様と将来への不安が交錯する、切なくも心温まるエピソードでした。特に印象的だったのは、それぞれのカップルが直面する試練と、それに対する二人の仮応です。
レン・チューと晩晩は、お互いを深く理解し支え合っているように見えますが、再び遠距離恋愛という試練に立ち向かうことになります。前回の遠距離恋愛で生じた誤解や不安を乗り越え、さらに強い絆で結ばれた二人ですが、一年という長い期間、離れ離れになることへの不安は拭いきれません。それでも、晩晩はレン・チューの夢を応援し、自分も成長しようと前向きな姿勢を見せています。この二人の成熟した愛情表現は、見ている側にも勇気を与えてくれます。
一方、孟西白(モン・シーバイ)と王昕羽(ワン・シンユィ)は、以前の別れを乗り越え、復縁へと進展しました。西白の真摯な告白と、昕羽の素直な気持ちを受け入れる姿は、とても感動的でした。特に、西白が昕羽の怪我を介抱するシーンは、彼の優しさと誠実さが溢れ出ており、二人の関係が新たなスタートを切ったことを象徴しているようでした。
つづく