盧晩晩(ルー・ワンワン)はレン・チューとの噂を払拭するため計画書を作成し、彼にサインを求めるが、レン・チューは彼女の言い訳を全て論破する。製菓サークルの新入生歓迎会を開くも、集まるのはレン・チュー目当ての女子ばかり。盧晩晩(ルー・ワンワン)は仕方なく彼女たちを断る。
レン・チューは孟西白(モン・シーバイ)に解剖学の実習の補習を頼む。偶然にも盧晩晩(ルー・ワンワン)も同じ目的で孟西白(モン・シーバイ)を訪ねており、レン・チューは彼女と一緒に授業を受けることに。孟西白(モン・シーバイ)は成績優秀な臨床研究科1年生で、研究熱心なあまり周りのことに無関心。しかし、レン・チューを見ると、盧晩晩(ルー・ワンワン)の「家族」だとからかう。孟西白(モン・シーバイ)の解剖学の解説中、盧晩晩(ルー・ワンワン)はレン・チューが初めて解剖を見て驚くと思っていたが、彼は全く仮応しない。実は以前、レン・チューは孟西白(モン・シーバイ)と食事をしながら解剖学のドキュメンタリーを見て、既に吐いてしまっていたのだ。盧晩晩(ルー・ワンワン)は、食堂でレン・チューが吐いている動画を探し、噂の払拭計画のサインを迫る材料にしようと企む。
解剖学の授業の小テストで、レン・チュー、盧晩晩(ルー・ワンワン)、安嘉先(アン・ジアシエン)は同じグループになる。先生が盧晩晩(ルー・ワンワン)に質問するが、緊張で答えられない。安嘉先(アン・ジアシエン)が代わりに答えるが、次の質問でも盧晩晩(ルー・ワンワン)は緊張状態。レン・チューが先生に質問することで、盧晩晩(ルー・ワンワン)が答えられない気まずい状況を回避する。授業後、教室を飛び出した盧晩晩(ルー・ワンワン)をレン・チューが追いかける。緊張の理由を聞くと、高校時代に安嘉先(アン・ジアシエン)と同じ大学、同じ学部を目指していた盧晩晩(ルー・ワンワン)は、彼の優秀さ故にプレッシャーを感じ、試験の度に緊張してしまっていたと明かす。
盧晩晩(ルー・ワンワン)に吐いた話をこれ以上蒸し返されたくないレン・チューは、ついに噂の払拭計画にサインする。盧晩晩(ルー・ワンワン)は、二人が恋人ではないという声明を出すようレン・チューに頼み、彼も承諾する。一方、王昕羽(ワン・シンユィ)は孟西白(モン・シーバイ)の研究室を訪れる。孟西白(モン・シーバイ)こそが、王昕羽(ワン・シンユィ)が片思いしている「シュレーディンガーの恋人」だった。彼女は積極的に孟西白(モン・シーバイ)にアプローチするが、彼は困惑するばかり。ご遺体を見て怯える王昕羽(ワン・シンユィ)は、研究室を去りたがらなかったものの、孟西白(モン・シーバイ)に追い出される。
レン・チューが出した声明があいまいだったため、学生たちは二人が公認のカップルから秘密のカップルになったと解釈し、盧晩晩(ルー・ワンワン)はさらに悩む。彼女はレン・チューに相談し、次の対策を練る。盧晩晩(ルー・ワンワン)は宅配便を受け取る。中身はスーパーで見たことのあるソファだった。製菓サークルで床に座らなくてもいいようにと、レン・チューがサークルに送ってくれたのだ。
図書館で偶然安嘉先(アン・ジアシエン)に会った盧晩晩(ルー・ワンワン)は、レン・チューの声明について聞かれる。安嘉先(アン・ジアシエン)は、何か辛いことがあったら、梁夏(リアン・シア)も含めた三人で話してほしいと言う。盧晩晩(ルー・ワンワン)はレン・チューとは関係ないと主張し、安嘉先(アン・ジアシエン)には彼女がいるのだから、もう自分のことを心配しすぎないでほしいと伝える。
噂を避けるため、レン・チューは学内で二人きりになれる安全な場所を探し、盧晩晩(ルー・ワンワン)に新しい恋人ができれば一番の対策だと考える。彼は盧晩晩(ルー・ワンワン)に合う相手を探そうと、学内で成績優秀でイケメンの男子の資料を集める。その中には彼自身も含まれていた。盧晩晩(ルー・ワンワン)は、以前親切にしてくれた汪彧揚(ワン・ユーヤン)に一目惚れし、レン・チューに彼との仲を取り持ってほしいと頼む。
第3話の感想
第3話は、盧晩晩(ルー・ワンワン)とレン・チューのぎこちない関係性がさらに複雑になる様子がコミカルに描かれていました。盧晩晩(ルー・ワンワン)は噂を消そうと躍起になる一方で、レン・チューはどこか飄々とした態度。二人の温度差が面白く、今後の展開がますます気になります。
特に印象的だったのは、解剖学の授業での一幕。盧晩晩(ルー・ワンワン)の緊張を察したレン・チューが機転を利かせて彼女を助けるシーンは、不器用ながらも優しさを感じさせました。また、高校時代からの安嘉先(アン・ジアシエン)への想いを抱える盧晩晩(ワンワン)と、彼女を支えようとする安嘉先(アン・ジアシエン)の関係性も切なく描かれていました。二人の間に挟まれるレン・チューの複雑な心境も想像させられます。
一方で、孟西白(モン・シーバイ)と王昕羽(ワン・シンユィ)のやり取りもコミカルな要素を加えていました。研究熱心でマイペースな孟西白(モン・シーバイ)と、彼に猛アタックする王昕羽(ワン・シンユィ)。正仮対な二人の今後の展開も楽しみです。
つづく