レン・チューは大学院進学のため、青耀大学のコンピューター研究室を見学に行く。先輩の季奇(ジー・チー)は熱心に研究室を案内し、平大に比べ理論研究では劣るものの、実践と応用で勝ると説明する。レン・チューは真剣に聞き、期待を膨らませる。

一方、盧晩晩(ルー・ワンワン)は高価な人体模型の購入を悩んでいた。そんな時、範毅(ファン・イー)がケーキの注文が入ったと知らせ、彼女の気分は少し晴れる。注文主は水泳部で、低糖質・低脂肪・カフェインレスのケーキを予算300元で依頼してきた。難しい注文だが、盧晩晩(ルー・ワンワン)は引き受ける。実はこれは、盧晩晩(ルー・ワンワン)に告白させようとするレン・チューの作戦だった。

王昕羽(ワン・シンユィ)と孟西白(モン・シーバイ)はデート中。遊園地や火鍋に行きたい王昕羽(ワン・シンユィ)に対し、医学生の孟西白(モン・シーバイ)は健康面を考慮し却下。代わりに、二人のスケジュールに合わせたデートプランをプレゼントする。王昕羽(ワン・シンユィ)は少し面倒くさいと思いつつ、受け入れる。

レン・チューは盧晩晩(ルー・ワンワン)にいいところを見せようと、水泳部の練習時間を早めた。しかし、盧晩晩(ルー・ワンワン)が来た時には練習中で、鍛え上げられた部員たちの姿に夢中になる盧晩晩(ルー・ワンワン)を見て、レン・チューは嫉妬し、彼女を連れ出す。盧晩晩(ルー・ワンワン)は筋肉の研究のためだと説明し、レン・チューは自分の腹筋を触らせる。盧晩晩(ルー・ワンワン)は照れながらも、嬉しさを感じる。

ケーキの代金を受け取った盧晩晩(ルー・ワンワン)だが、人体模型を買うにはまだ足りない。関愛(グアン・アイ)が来週の金曜日に一緒に買い物に行こうと誘ってくる。関愛(グアン・アイ)は盧晩晩(ルー・ワンワン)が作ったケーキを持ち帰り、盧晩晩(ルー・ワンワン)はケーキが骸骨の形をしていると慌ててメッセージを送る。しかし、関愛(グアン・アイ)の真の目的はレン・チューに近づくことだった。

孟西白(モン・シーバイ)とレン・チューは彼女へのプレゼントにゲーセンでぬいぐるみを取ろうとするが、どちらも失敗。孟西白(モン・シーバイ)は王昕羽(ワン・シンユィ)にウサギのぬいぐるみを買うことにする。そして、レン・チューの進学について、平大と青耀大に大きな差はないと助言し、自分の意思で決めるように励ます。

平大で人体模型を買いに来ていた盧晩晩(ルー・ワンワン)に偶然出会ったレン・チューは、彼女を大学まで送る。感謝の気持ちとして、盧晩晩(ルー・ワンワン)はレン・チューに食事をご馳走する。レン・チューが大学院進学が決まったことを喜ぶ盧晩晩(ルー・ワンワン)だったが、大学に戻って孟西白(モン・シーバイ)に会い、レン・チューが青耀大を選んだことを知る。謝罪する盧晩晩(ルー・ワンワン)に、孟西白(モン・シーバイ)は金曜日の水泳の試合で応援するように勧める。盧晩晩(ルー・ワンワン)は関愛(グアン・アイ)との約束を断る。

金曜日に水泳の試合を見に来た盧晩晩(ルー・ワンワン)だが、スマホのメッセージに気を取られ、レン・チューの出番を見逃してしまう。レン・チューは勝利するものの、応援に来なかった盧晩晩(ルー・ワンワン)に少しがっかりする。盧晩晩(ルー・ワンワン)はケーキを渡し、レン・チューは孟西白(モン・シーバイ)と街で買ったウサギのぬいぐるみをプレゼントする。喜ぶ盧晩晩(ルー・ワンワン)。それを横目に、関愛(グアン・アイ)は嫉妬する。そして、盧晩晩(ルー・ワンワン)からもらった骸骨ケーキに驚き、さらに嫌悪感を募らせる。

実は、レン・チューは寮で飼えないことを考え、ゲーセンで取ったウサギのぬいぐるみをプレゼントしたのだった。ぬいぐるみを通して、盧晩晩(ルー・ワンワン)に勉強を頑張るようにエールを送る。国慶節の連休が近づき、盧晩晩(ルー・ワンワン)は試験勉強のため大学に残ることに。レン・チューは青耀大の研究室に行き、ロボットを使ったアンケートで盧晩晩(ルー・ワンワン)の予定を知る。二人の距離は縮まり、これから始まる長い道のりを共に歩んでいく。

第7話の感想

第7話は、それぞれの恋愛模様が複雑に絡み合い、青春の甘酸っぱさと切なさが詰まったエピソードでした。レン・チューと盧晩晩(ワンワン)の関係は、一歩前進したように見えても、すれ違いが続きます。レン・チューはあの手この手で盧晩晩(ワンワン)に近づこうとしますが、空回りしてしまう不器用さが微笑ましいです。水泳部のシーンでは、鍛え上げられた肉体美を披露することで盧晩晩(ワンワン)の気を引こうとするも、彼女の視線は筋肉の研究対象として部員たちに向けられてしまい、嫉妬する姿が可愛らしかったです。プレゼントのぬいぐるみも、真の気持ちを伝えるには至らず、もどかしさが残ります。

一方、盧晩晩(ワンワン)は人体模型への強い思いと、レン・チューへの淡い想いの間で揺れ動いています。高価な人体模型を手に入れるため、ケーキ作りに励む健気な姿が印象的でした。しかし、レン・チューの気持ちに気づいていないのか、鈍感な仮応を見せてしまい、二人の距離が縮まりそうで縮まらないもどかしさが描かれています。

また、孟西白(モン・シーバイ)と王昕羽(ワン・シンユィ)のカップルは、対照的な存在として描かれています。健康誌向の孟西白(モン・シーバイ)と、アクティブな王昕羽(ワン・シンユィ)の価値観の違いが、デートプランにも表れていました。二人のやり取りはコミカルで、物語に軽快さを加えています。

そして、関愛(グアン・アイ)の存在が、レン・チューと盧晩晩(ワンワン)の関係に影を落とします。レン・チューへの好意を隠そうとせず、積極的にアプローチする姿は、今後の展開に波乱を予感させます。

つづく