梁清然(リアン・チンラン)は劉思源(リウ・スーユエン)に裏切られ、社長の周(チョウ)の約束通り、梁清然(リアン・チンラン)の退職後、劉思源(リウ・スーユエン)が总经理に昇進することに。劉思源(リウ・スーユエン)は仕方なかったと弁明するも、梁清然(リアン・チンラン)は深く傷つく。発表会を見た路真真(ルー・ジェンジェン)は成都に残ることを決意し、顧漫婷(グー・マンティン)の家を訪ねる。誕生日に裏切りに遭った梁清然(リアン・チンラン)を祝ったのは親友だけだった。鍾庭(ジョン・ティン)は彼女が去るのを惜しむだろうが、今回は違うかもしれないと梁清然(リアン・チンラン)は思う。

周社長の約束通り、地位と役職を得た劉思源(リウ・スーユエン)は、早速改革に乗り出す。梁清然(リアン・チンラン)は会社に行き、周(チョウ)社長から退職を促される。覚悟していた梁清然(リアン・チンラン)は、劉思源(リウ・スーユエン)に「おめでとう」とだけ言い残し、香水を二人に浴びせ、会社を去る。唯一の女性幹部として常に気を張っていた彼女は、人を信じた自分を悔やむ。劉思源(リウ・スーユエン)は公平さを理念に掲げ、成都支社では女性社員も採用すると宣言し、性差別を終わらせると宣言する。

帰宅した梁清然(リアン・チンラン)は、家政婦のおばさんが掃除をしているのを見つける。おばさんは梁清然(リアン・チンラン)からお金をもらっている以上、プロ意識を持って劉思源(リウ・スーユエン)のことを「最低な男」と非難し、別れて正解だと慰める。おばさんは梁清然(リアン・チンラン)に魚蛋粉を作り、会社の社宅なのでもうすぐ他の人が住むこと、自分ももう来れなくなることを伝える。二人は別れを惜しみ、梁清然(リアン・チンラン)はおばさんの漬物が世界一美味しいと心から感謝を伝える。

荷物をまとめる梁清然(リアン・チンラン)のもとに劉思源(リウ・スーユエン)が現れ、真剣だったのに自分を捨て駒にしたのかと詰め寄る。愛していたかと問われ、梁清然は否定し、必要な時にたまたまベッドを共にしただけだと冷たく返す。川白楼は盛況で、行列ができている。路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)は、川白楼の隣に店を借り、「巴適得板」という店名にすることに決める。敵を知るために川白楼で食事をするが、劉思源(リウ・スーユエン)によって以前とは全く違う店になっていた。

帰宅後、路真真(ルー・ジェンジェン)は計算し、資金は3ヶ月しか持たないため、梁清然に頼るしかないと考える。梁清然はペットショップで以前の獣医と会い、他愛のない話をする。路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)に会った梁清然は、劉思源(リウ・スーユエン)に勝ちたいという思いから協力を求められる。しかし、梁清然は同じ場所でまた失敗するわけにはいかず、正式な加入はまだ決めていない。

顧漫婷(グー・マンティン)は徐皓(シュー・ハオ)と正式に離婚。徐皓(シュー・ハオ)は自分の身勝手さに気づき、顧漫婷(グー・マンティン)の気持ちを考えていなかったことを仮省する。顧漫婷(グー・マンティン)も結婚を後悔しておらず、二人にはもう何も言うことはない。路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)は家具を運び、開店準備に忙しく、川白楼の盛況ぶりから時間との勝負だと感じる。準備は整ったが、陳東(チェン・ドン)と連絡が取れない。

第18話の感想

第18話では、梁清然の裏切りによる失意と、新たなスタートへの期待が交錯する展開が見られました。劉思源(リウ・スーユエン)の裏切りはあまりにも残酷で、誕生日に一人で祝う彼女の姿は見ていて辛かったです。成功を約束されていた女性幹部としてのキャリアを失い、住む場所も失うという、まさにどん底の状態。それでも、家政婦のおばさんとの心温まる交流や、路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)からの誘いなど、彼女を支える存在が描かれており、希望を感じさせました。

特に印象的だったのは、梁清然が劉思源(リウ・スーユエン)に香水を浴びせるシーン。彼女の怒りとプライド、そして女性としての強さが表現されていて、見ていてスカッとしました。一方で、劉思源の「性差別を終わらせる」という宣言は、彼の本心なのか、それともただのポーズなのか、疑念が残ります。今後の彼の行動に注目したいところです。

路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)の新しい挑戦も、物語に新たな風を吹き込んでいます。資金難という大きな壁に直面しながらも、前向きに事業を進めていく二人の姿は、とても頼もしいです。梁清然が正式に加入するのかはまだわかりませんが、三人が力を合わせて劉思源に立ち向かう展開を期待しています。陳東(チェン・ドン)との連絡が取れないという伏線も気になります。彼がどのような役割を果たすのか、今後の展開が楽しみです。

つづく