路真真(ルー・ジェンジェン)は陳東(チェン・ドン)の尾行に気づき、尾行犯を捕まえて劉思源(リウ・スーユエン)に写真を送る。劉思源(リウ・スーユエン)は川白楼の名を使って以前の取引先に接触し、無理に契約を更新させる。一方、顧漫婷(グー・マンティン)は徐皓(シュー・ハオ)の様子を見に行くが、彼はオフィスではなく店で手伝いをしており、二人の間には微妙な空気が流れる。
路真真(ルー・ジェンジェン)と陳東(チェン・ドン)は必要な食材を集めるが、種類が不足していたため、陳東(チェン・ドン)は既存の食材で改良することに。梁清然(リアン・チンラン)は劉思源(リウ・スーユエン)の策略を知り冷静に分析するが、獣医が迎えに来て連れて行かれてしまい、路真真(ルー・ジェンジェン)と顧漫婷(グー・マンティン)は唖然とする。
獣医は梁清然(リアン・チンラン)を美味しい火鍋屋に連れて行く。袁シェフは劉思源(リウ・スーユエン)のやり方に納得がいかず、正々堂々勝負すべきだと忠告するが、劉思源(リウ・スーユエン)は袁シェフを威圧する。
梁清然(リアン・チンラン)は川白楼の入り口の段差を市に苦情を入れ、早速工事が始まる。梁清然(リアン・チンラン)、路真真(ルー・ジェンジェン)、顧漫婷(グー・マンティン)の三人は冷やかしに行く。劉思源(リウ・スーユエン)は蔡老を川白楼に招待しようと画策し、秦氏も川白楼への関心を示すが、ジョウ社長は劉思源に早急な損切りを勧告する。
いよいよ「巴適得板」開店の日が迫る。顧母は顧漫婷(グー・マンティン)に出資し、陳東(チェン・ドン)も開店準備に尽力する。夜中に冷蔵庫の漬物を食べていた顧漫婷(グー・マンティン)は、実は妊娠していた。徐皓(シュー・ハオ)はまだそのことを知らない。顧母は、娘と二人で子供を育てていく覚悟を決める。
路真真(ルー・ジェンジェン)と陳東(チェン・ドン)は開店を前に緊張と興奮でいっぱい。二人は開店日に早朝から魚を買いに行くことに。開店当日、顧母と顧漫婷(グー・マンティン)は顧父の位牌に開店成功を祈願する。近所の人や常連客が花を贈り、開店を祝う。路真真(ルー・ジェンジェン)は梁清然(リアン・チンラン)、顧漫婷、そしてシェフの陳東(チェン・ドン)を紹介し、この店が皆の努力の結晶であることを伝える。
劉思源は巴適得板の盛況を見て、グルメブロガーに依頼して店の評判を落とそうとする。悪質な口コミが広がり、用意した料理は従業員用の食事となる。路真真は食材を無駄にしない方法を模索する。梁清然(リアン・チンラン)は既に仮撃の準備をしており、三人は徹底的にやり返すことを決意する。顧漫婷と郝美麗(ハオ・メイリー)は仲間を引き連れて川白楼に行き、席を占拠する。劉思源は激怒し、路真真と陳東に抗議し警察を呼ぶと脅す。路真真と陳東は顧漫婷たちを連れ戻すが、梁清然は劉思源が警察を呼ぶことはないだろうと予測する。
第20話の感想
「スパイシー・ラブ」第20話は、いよいよ巴適得板の開店を迎え、これまで積み重ねてきた努力が実を結ぶ感動的なエピソードであると同時に、ライバル店との熾烈な競争が始まることを予感させる、緊張感あふれる展開でした。
路真真、梁清然、顧漫婷、そして陳東。それぞれのキャラクターがそれぞれの立場で、巴適得板の成功のために全力を尽くす姿は、まさに青春の輝きそのもの。特に、開店日に早朝から魚を買いに行く路真真と陳東のシーンは、彼らの情熱と希望に満ち溢れており、見ているこちらまでワクワクさせられました。
しかし、喜びも束の間、劉思源の卑劣な策略によって、巴適得板は早くも危機に直面します。グルメブロガーを使ったネガティブキャンペーンは、現代社会におけるネットの闇を象徴するようで、非常に恐ろしいものを感じました。それでも、梁清然の冷静な判断と迅速な対応、そして顧漫婷の大胆な行動によって、巴適得板は窮地を脱しようとします。
顧漫婷の妊娠というサプライズ展開も、今後の物語に大きな影響を与えそうです。徐皓(シュー・ハオ)との関係、そして巴適得板の経営に、どのような変化をもたらすのか、非常に気になるところです。
つづく