恋華~ラブ・オブ・フェニックス~ 第18話 あらすじ/ネタバレ

天界では、厳格な天規により仙魔の交流は禁じられている。しかし、意児(いじ)姫は度々下界に降りてしまい、天后(てんこう)に捕らえられてしまう。天后(てんこう)は、意児(いじ)姫が炎越(えんえつ)太子との婚約を破棄しないよう諭す。しかし、意児(いじ)姫は運命に縛られたくないと仮発する。

一方、魔界では、大尊が魏枝(ぎし)が炎越(えんえつ)の毒を解毒したことに驚く。魏枝(ぎし)は、炎越(えんえつ)の苦しみが魔界の仕業だと知り、大尊を問い詰める。大尊は、魏枝(ぎし)の記憶を取り戻し、3回目の血脈涅槃を促すため、三生石の前に連れて行く。

三生石に映し出された魏枝(ぎし)の前世の姿は、元帥・司馬近(すーまきん)の娘、司馬忘月(すーまぼうげつ)だった。忘月は、養子の慕南(ぼなん)と共に武術や兵法を学び、英雄になることを誌していた。慕南(ぼなん)は忘月を忠実に守り、親友以上の絆で結ばれていた。

司馬夫人(すーまふじん)は忘月の結婚を心配し、名家の子息との縁談を勧めるが、忘月は興味を示さない。慕南(ぼなん)は、忘月に代わって男装して見合いを妨害する。毎年、出徴する兵士を見送る忘月は、ある若き兵士に心を奪われる。その兵士こそ、炎越(えんえつ)の前世・陳炎(ちんえん)だった。

一方、司馬近(すーまきん)は、息子・司馬朝陽(じまちょうよう)が享楽にふけり、戦を避けるために病気を装っていることを知る。忘月は戦場に出たいと願うが、武術の腕前を偽り、出陣を諦める。しかし、司馬近(すーまきん)は忘月の意誌に打たれ、司馬朝陽(じまちょうよう)の代わりに参領に任命する。

孤城に到著した忘月は、前哨営の警備を任される。当初、一部の将士は忘月の任命に疑問を抱くが、忘月は知恵と勇気で信頼を得る。そんな中、赤日神君(せきじつしんくん)・陳炎(ちんえん)が新兵として前哨営に加わる。陳炎(ちんえん)は優れた武術で老兵たちを驚かせ、忘月を闇殺から救う。忘月は陳炎(ちんえん)を高く評価し、伍長に任命する。

陳炎(ちんえん)は、陣営の構築、馬の調教、戦闘などあらゆる分野で非凡な才能を発揮する。忘月は陳炎(ちんえん)の正体を疑い、尋問する。陳炎は、難民だった過去と、馬賊から逃れて入隊した経緯を明かす。忘月は陳炎の勇気に感銘を受け、什長に昇進させる。

ある日、忘月と陳炎は敵軍の食料輸送隊を発見する。彼らは食料を焼き払う作戦を立て、見事成功させる。この作戦を通して、忘月と陳炎の絆は深まり、今後の恋の予兆となる。

第18話の感想

第18話は、意児(いじ)姫と魏枝(ぎし)の過去を明らかにし、今後の展開を予感させる重要なエピソードでした。

天界では、意児(いじ)姫の自由奔放な行動が波紋を呼び、炎越(えんえつ)太子との婚約問題が浮上します。意児(いじ)姫の運命に翻弄される姿は、切なくも共感を覚えます。

一方、魔界では、魏枝(ぎし)が前世の記憶を取り戻し、炎越(えんえつ)の苦しみが魔界の仕業だと知ります。魏枝の怒りと悲しみは、視聴者の心を揺さぶります。

つづく