トキメキ☆翡翠ロマンス 第1話 あらすじ/ネタバレ

南方の小さな町、宜陽(ぎよう)県。 ここは人材輩出、特に発展した地域である。初めて京城から来た蕭禹(しょうう)は、街のすべてに興味津々だったが、お金がなく、支払い方法もわからなかった。彼の後ろをついていた三叔は、彼の尻拭いに追われる羽目になった。

宋家は名門儒学者一族で、家風は厳格。 この家の次男は、今度の科挙で状元となり、無数の少女の憧れの的となった。しかし宋家は、彼が榜下捉婿されるのではないかと心配していた。

宋家の三女、宋竹(そうちく)は、兄を守るために家から抜け出した。 道で商人が周霽(しゅうせい)が使っていたものを売っているのを見つけた宋竹(そうちく)は、急いで走り寄って予約金を残し、兄を助けてから買い戻すと言った。しかし、その時に蕭禹(しょうう)とすれ違ったことに気づかなかった。

宋先生は宜陽(ぎよう)県では伝説の人物。 誰もが彼が子供の頃から神童であり、天理人説を完全に理解していると噂していた。彼が創設した書院は、多くの学生が夢見る場所だった。

蕭禹(しょうう)は偶然、商人が榜下捉婿をしているのを見かけた。 しかし三叔は、それを「棒下捉婿」と勘違いして、面白いと思った。蕭禹(しょうう)はただ見物していただけだったが、宋竹(そうちく)に状元服を著せられて兄を救うことになり、二人は一緒に劉老爷の家に連れて行かれた。蕭禹(しょうう)は劉老爷の娘に一目惚れされ、そのまま結婚させられそうになった。

宋竹(そうちく)は、そんなことは道理に合わないと主張し、役人に訴えると脅した。 劉老爷一家は驚き、慌てて十両の銀を差し出した。蕭禹(しょうう)と宋竹(そうちく)は劉家を出たが、意見が合わず、劉老爷が状元服が本物だと気づいて小厮を連れて追いかけてきた。二人は逃げようとしたが、劉老爷に捕まって役所に連れて行かれた。

県令は理不尽な判決を下したが、宋竹(そうちく)の身元を知ると態度を急変させた。 公堂を出てからも、蕭禹(しょうう)は諦めきれず、宋竹(そうちく)に噛み付かれた。宋竹(そうちく)は急いで周霽(しゅうせい)の絵を取りに戻ったが、すでに売り切れていた。落ち込んだ宋竹(そうちく)は、帰り道に大雨に降られてしまったが、傘を差し出してくれた男性に助けられた。傘の柄の絵を見て、その男性が憧れの周霽(しゅうせい)であることに気づいた。

蕭禹(しょうう)と三叔は、宋家に贈り物を携えて訪れたが、書院への入学を頼みに来た人で溢れかえっていた。 蕭禹(しょうう)の父と宋(そう)父の仲は良かったため、彼は父の手紙を見せようとしたが、自分の福袋と宋竹(そうちく)の福袋が入れ替わっていることに気づいた。その手紙は宋(そう)父に会うための切り札だったため、蕭禹(しょうう)は仕方なく宜陽(ぎよう)書院の大試験を受けることに決めた。宋竹(そうちく)は家に帰ると、祠堂に呼ばれた。今日の出来事が原因で、祠堂に罰として跪かされた。彼女は両親に許しを請うたが、母親は会おうともしなかった。

蕭禹(しょうう)は客栈で周霽(しゅうせい)に出会い、店の小厮からも尊敬された。 周霽(しゅうせい)も試験を受けるために来たのだという。翌日の報名日、蕭禹(しょうう)は宋竹(そうちく)に傘を差し掛けたが、不注意で彼女の大切にしていた周霽(しゅうせい)のグッズを壊してしまった。二人はお互いに顔を見て、「またお前か」と思った。すると、二姐の宋慄(そうりつ)が蕭禹に気づき、宋竹に「彼はあなたの将来の夫よ!」と言った。

第1話の感想

第1話は、テンポが良く、コミカルな展開で楽しめました。蕭禹と宋竹の出会いは偶然でありながら、運命的なものを感じさせます。蕭禹の天然さと宋竹の行動力、二人の対照的な性格が面白く、今後どのように関係が発展していくのか楽しみです。また、周霽(しゅうせい)の存在も気になります。宋竹の憧れの人である周霽(しゅうせい)と蕭禹がどのように関わっていくのか、目が離せません。

つづく