トキメキ☆翡翠ロマンス 第26話 あらすじ/ネタバレ
蕭禹(しょうう)は、武功秘伝書の研究を口実に、申教頭(しんきょうとう)に善款について聞き込みます。申教頭(しんきょうとう)によると、顔欽若(がんきんじゃく)が入学した際に越国公(えつこくこう)がかなりの善款を寄付したものの、宋(そう)父はそれを拒否。その後、越国公(えつこくこう)は慈善会を設立し、善款は増え続け、書院の運営は張夫子(ちょうふし)が担当しているとのこと。蕭禹(しょうう)は、善款のリストを手に入れるため、三叔に武術の達人を装って申教頭(しんきょうとう)に会わせます。
一方、蕭禹(しょうう)は張夫子(ちょうふし)のところへ善款のリストを探しに行きますが、宋竹(そうちく)に見つかってしまいます。宋竹(そうちく)は、顔欽若(がんきんじゃく)のことで蕭禹(しょうう)に会いに来たのですが、蕭禹(しょうう)にとっては誤解であり、早々に縁を切るのも良いと考えていました。蕭禹(しょうう)が手に入れた善款のリストには、まだ多くの謎が残っており、蕭禹は三叔に洛陽へ戻って調査を依頼します。
蕭禹は申教頭(しんきょうとう)と一緒に善款を配り、三叔は善款を受け取った学生たちを密かに追跡します。すると、貧しい学生と偽っていたのは嘘であり、蕭禹は申教頭(しんきょうとう)から、善款の調査は越国公(えつこくこう)が行っていることを聞きます。
三叔は蕭禹に、三つの書院は単なる一環であり、その背後には大きなネットワークがあると告げます。宋竹(そうちく)は、周霽(しゅうせい)との傘の下での出会いを思い出し、これが婚約の証になるのかと曖昧な気持ちになります。周霽(しゅうせい)も宋竹(そうちく)への想いが募る一方です。
李善才(りぜんさい)は息子を連れて宋家に求婚に訪れます。以前にも何度か求婚を断られていましたが、今回は諦めません。宋(そう)母は、宋竹(そうちく)と蕭禹が婚約していることを明かし、再び求婚を断ります。李(り)文書は、二人が婚約していることに驚きを隠せません。
周霽(しゅうせい)は、蕭禹を誘って昼間から宜陽(ぎよう)で酒を飲みます。二人はお互いに初めて出会った場所であり、後に宜陽(ぎよう)書院で同じ斎舎に割り当てられたことから、少なくとも友人であることは確かです。その後、宋竹(そうちく)と出会い、宋家の名声から求婚が絶えませんが、宋竹は周霽(しゅうせい)に想いを寄せており、周霽(しゅうせい)も同様です。蕭禹はそれを知っていますが、宋竹と一緒になるべきなのは周霽(しゅうせい)ではないと言います。宋竹は性格が粗雑で損をすることが多く、周霽は彼女を守ることができるだろうと仮論しますが、蕭禹はそれはできないと断言します。しかし、周霽が何をしようとも、蕭禹は関与しません。
宋竹は、洛陽から戻ってから進展のない周霽に会いに行こうとします。顔欽若(がんきんじゃく)は、まだ蕭禹のことを気にかけており、四人が出会ってしまいます。顔欽若(がんきんじゃく)は、蕭禹の姿を見て宋竹の後ろに隠れます。そこに李(り)文書が通りかかり、宋竹と蕭禹が既に婚約していると告げます。顔欽若(がんきんじゃく)と周霽は驚き、宋竹は呆然とします。顔欽若(がんきんじゃく)は、宋竹を騙したと激しく罵り、周霽の信じられないような視線に耐えられず、泣きながら逃げ出してしまいます。周霽は、蕭禹が言った言葉の意味をようやく理解します。
第26話の感想
第26話は、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。蕭禹は善款の謎に迫り、三叔の調査によって新たな展開が予想されます。また、宋竹と周霽の恋模様にも進展があり、今後の二人の関係が気になるところです。
特に印象的だったのは、周霽が蕭禹の言葉を理解したシーンです。蕭禹は、宋竹と周霽の幸せを願っているものの、二人の関係は難しいのではないかと考えているようです。周霽は、蕭禹の言葉の意味を理解し、複雑な表情を浮かべていました。
つづく