トキメキ☆翡翠ロマンス 第27話 あらすじ/ネタバレ
蕭禹(しょうう)と宋竹(そうちく)の婚約
蕭禹(しょうう)と宋竹(そうちく)の婚約を知った顔欽若(がんきんじゃく)はショックを受け、斎捨に戻って落ち込みます。彼は自分が何も知らなかったことに傷つき、宋竹(そうちく)に騙されていたと感じます。
宋竹(そうちく)は雨の中、顔欽若(がんきんじゃく)を追いかけてきます。彼女は婚約は子供の頃に決まったもので、破棄するつもりだったと説明します。しかし、顔欽若(がんきんじゃく)は宋竹(そうちく)がずっと自分を騙していたことにさらに傷つきます。
周霽(しゅうせい)もまた、宋竹(そうちく)が顔欽若(がんきんじゃく)と蕭禹(しょうう)の両方と関係を持っていることに心を痛めます。宋竹(そうちく)は男学斎捨を訪ねて周霽(しゅうせい)に会おうとしますが、蕭禹(しょうう)に連れ戻されてしまいます。
蕭禹(しょうう)は宋竹(そうちく)に、顔欽若(がんきんじゃく)と会うのと周霽(しゅうせい)に会うのは同じことだと忠告し、これ以上周霽(しゅうせい)に会わないように説得しようとします。しかし、宋竹(そうちく)は自分が生まれた時から全てが決められていて、自分の意思で何も選べないことに不満を爆発させます。
蕭禹(しょうう)は自分の正体が蕭禹(しょうう)ではないことを打ち明けようとした瞬間、何者かに連れ去られてしまいます。連れ去ったのは、蕭禹(しょうう)の父親である福王(ふくおう)でした。蕭禹(しょうう)が自分の身分を偽って家を出て行ったことに怒った福王(ふくおう)は、蕭禹(しょうう)を連れ戻そうとします。蕭禹(しょうう)は抵抗しようとしますが、すでに手遅れでした。
宋竹(そうちく)の苦悩
家に帰った宋竹(そうちく)は、魂が抜けたように何も食べられず、ぼんやりとしています。兄と姉は彼女の異変に気づきますが、理由は分かりません。翌日、宋竹(そうちく)がまだ起きていないことに焦った兄は部屋の扉を破って入ります。すると、宋竹は部屋に閉じこもって経を写していました。
宋(そう)父は宋竹の様子を見て、彼女が何か悪いことをしたのではないかと心配します。宋竹は自分が間違ったことをしたと言い、経を写し終えたら自分を許してくれるのかと尋ねます。
蕭禹(しょうう)の決意
洛陽に戻った蕭禹は、母親に相親宴を開いてもらうように頼みます。母親は快く承諾します。
宋(そう)父は書院で起こったことを知り、蕭伝中(しょうでんちゅう)の返事を宋竹に渡します。宋(そう)父は宋竹に、友人たちに説明するように促します。宋(そう)父と宋(そう)母は、宋竹が幸せになってほしいと願っており、蕭伝中(しょうでんちゅう)も理解してくれると信じています。
周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)の悲劇
蕭禹は夢の中で、宋竹と周霽(しゅうせい)が幸せそうにしている姿を見ます。蕭禹は、自分の存在を忘れて楽しそうにしている宋竹に傷つきます。
一方、周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)は母親の病状が悪化したという知らせを受け、周府に戻ります。しかし、周府は母親の死を悲しむどころか、祝いの準備で賑わっていました。周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)が到著した時には、母親はすでに亡くなっていました。
顔欽若(がんきんじゃく)は宋竹に会うたびに感情的になり、宋竹は説明しようとしてもできません。姉は宋竹を慰め、蕭禹が書院を辞めたことを伝えます。しかし、宋竹は蕭禹がなぜ書院を辞めたのか分かりません。
周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)の苦難
母親を亡くした周霽(しゅうせい)は悲しみに暮れます。周府は母親にまともな葬儀さえしてくれません。周霽(しゅうせい)は休暇を取って家を出て行き、宋竹は彼を見つけることができません。
周霽(しゅうせい)は母親の形見の腕輪を質に入れて葬儀費用を捻出し、兄妹は互いに支え合って生きていくことを決意します。
姉は宋竹を連れて顔欽若(がんきんじゃく)へのプレゼントを選びに行きますが、宋竹は心ここにあらずの状態です。街で地痞流氓に絡まれた宋竹は、彼らを蹴り倒して姉を連れて逃げます。怒った宋竹は県衙に訴え出ますが、李善才(りぜんさい)は犯人として2人の罪のない人を捕まえるだけです。
第27話の感想
第27話は、登場人物たちの苦悩と葛藤が描かれた、非常に重い回でした。
蕭禹と宋竹の婚約は、顔欽若(がんきんじゃく)に大きな衝撃を与えました。彼は自分が何も知らなかったことに傷つき、宋竹に騙されていたと感じています。宋竹もまた、自分の意思で何も選べないことに不満を爆発させます。
周霽は、宋竹が顔欽若(がんきんじゃく)と蕭禹の両方と関係を持っていることに心を痛めます。彼は母親の死という悲劇にも直面し、深い悲しみに暮れます。
つづく