トキメキ☆翡翠ロマンス 第29話 あらすじ/ネタバレ

蕭禹(しょうう)は宋竹(そうちく)が描いた葫芦を手に、複雑な表情を浮かべていた。彼は、なぜ自分が宋竹(そうちく)の心を動かすことができないのか、と自問自答していた。そこに周霽(しゅうせい)が戻ってくるが、蕭禹(しょうう)の質問には無関心だった。蕭禹(しょうう)は、婚約を解消する宋竹(そうちく)の手紙を見せるが、周霽(しゅうせい)は宋竹(そうちく)に本気で好きになったことはないと答える。怒った蕭禹(しょうう)は周霽(しゅうせい)に一撃を食らわせ、二人は険悪なムードに。

一方、宋竹(そうちく)は蕭禹(しょうう)と周霽(しゅうせい)の会話を聞いて、複雑な気持ちを抱いていた。翌日、気分転換に散歩に出かける宋竹(そうちく)を追いかけた蕭禹(しょうう)は、彼女の大好きなお菓子を買ってあげようとするが、そこで顔欽若(がんきんじゃく)と周霽(しゅうせい)に遭遇してしまう。気まずい雰囲気の中、顔欽若(がんきんじゃく)は周霽(しゅうせい)の手を引いて去っていき、宋竹は落ち込んでしまう。

顔欽若(がんきんじゃく)は、宋竹に真実を隠されたことに腹を立て、周霽(しゅうせい)と偽りの交際をすることに。しかし、馬が暴走する事件で周霽(しゅうせい)が顔欽若(がんきんじゃく)を庇って怪我をしてしまう。それを知った宋竹は蕭禹に泣きつき、その後は気持ちを切り替えて生活を楽しむように。顔欽若(がんきんじゃく)は周霽(しゅうせい)を治療しながら謝罪し、偽りの交際を解消しようと提案するが、周霽(しゅうせい)はそれを拒否する。

翌日、顔欽若(がんきんじゃく)は周霽(しゅうせい)のために朝食を用意し、彼の部屋で待っていた。そこに蕭禹が現れ、周霽(しゅうせい)が顔欽若(がんきんじゃく)の口元を拭く様子を目撃する。宋竹も現れ、蕭禹は彼女を連れてその場を立ち去る。周霽(しゅうせい)は顔欽若(がんきんじゃく)に近づこうとするが、彼女はそれを避ける。その様子を見た蕭禹たちは複雑な表情を浮かべる。

一方、太子は病に倒れ、国家の財政問題が深刻化。太子は賦税改革を進めようとしており、宋竹の父が重要な人物となる。蕭禹は、越国公(えつこくこう)の張夫子(ちょうふし)が寄付をしようとしていることを知り、宋竹は挨拶しようと近づこうとするが、蕭禹はそれを阻止する。その後、蕭禹と周霽(しゅうせい)は山で顏钦若と遭遇し、二人が親密な様子を見せたため、宋竹は誤解して逃げてしまう。しかし、周霽(しゅうせい)は顔欽若(がんきんじゃく)に本気で恋をしていることを自覚する。

宋竹は蕭禹を避けるが、それは恥ずかしさと戸惑いからだった。顔欽若(がんきんじゃく)は宋竹の気持ちを慮り、周霽(しゅうせい)の気持ちに戸惑う。蕭禹は行動で宋竹を気遣い、彼女の気持ちを確かめる。宋竹は、周霽(しゅうせい)への気持ちは誤解と依存だと気づく。酔った勢いで、宋竹は蕭禹の無口なところがカッコいいと冗談めかして言い、彼と結婚してもいいとまで言う。それを聞いた蕭禹は喜びと希望に満ち溢れる。

第29話の感想

第29話は、登場人物たちの複雑な感情が描かれた回でした。特に、周霽(しゅうせい)と顔欽若(がんきんじゃく)、宋竹と蕭禹の関係が大きく変化しました。

周霽(しゅうせい)は、宋竹に本気で好きになったことはないと明言し、顔欽若(がんきんじゃく)と偽りの交際を始めます。しかし、馬が暴走する事件で顔欽若(がんきんじゃく)を庇って怪我をしたことで、周霽(しゅうせい)は顔欽若(がんきんじゃく)に本気で恋をしていることを自覚します。

一方、宋竹は周霽(しゅうせい)の冷淡な態度に傷つきながらも、蕭禹の支えで徐々に気持ちを切り替えていきます。そして、酔った勢いで蕭禹の無口なところがカッコいいと冗談めかして言い、彼と結婚してもいいとまで言います。

つづく