トキメキ☆翡翠ロマンス 第31話 あらすじ/ネタバレ
蕭禹(しょうう)と宋竹(そうちく)は洞窟で雨宿りをしていた。宋竹(そうちく)は洞窟内の神像を見つめ、三聖女のように離れ離れになるのではないかと心配する。しかし蕭禹(しょうう)は、たとえ華山を真っ二つに割らなければならないとしても、宋竹(そうちく)と一緒にいると決意する。宋竹(そうちく)は蕭禹(しょうう)の熱を感じながら寄り添い、蕭禹(しょうう)も気持ちを抑えきれずに宋竹(そうちく)にキスをする。しかし、目覚めた蕭禹(しょうう)はそれが夢だったことに安堵する。もし現実だったら、宋竹(そうちく)に殺されていただろう。すると、宋竹が目を覚まし、蕭禹(しょうう)の頬にキスをして眠りにつく。
翌日、蕭禹と宋竹は宋家に発見され、蕭禹は医館に運ばれる。李(り)文書は李善才(りぜんさい)からもらったお守りを握りしめながら李府に戻るが、黒衣の男たちに襲撃される。李(り)文書は命からがら書院に戻り、申教頭(しんきょうとう)に助けを求める。周霽(しゅうせい)は顔欽若(がんきんじゃく)の心をつかみ、越国公(えつこくこう)の婿となって母の仇を討ち、周霏(しゅうひ)に幸せな生活を送らせようと決意する。
蕭禹と陳夫子(ちんふし)は偶然、追われている李(り)文書を発見する。李(り)文書は帳簿を狙われていると明かし、蕭禹は宋家の嫌疑を晴らすため、陳夫子(ちんふし)と共に李(り)文書を助ける。しかし、陳夫子(ちんふし)は李(り)文書を守るために命を落とす。陳夫子(ちんふし)は息を引き取る前に、周霽(しゅうせい)に帳簿を渡さないよう忠告する。周霽(しゅうせい)は陳夫子(ちんふし)の死後、重要な帳簿を手に入れる。李(り)文書は鍾を鳴らし、助けを求めるが、誰も応じない。
陳夫子(ちんふし)の遺体が発見され、宋(そう)父は官府に封鎖される前に書院を離れることを決意する。書院は静まり返り、宋竹は悲しみに暮れる。姉は陳夫子の死を悼み、宋竹に心動かす人が現れたら、後悔しないようにと告げる。太子は三叔に宋(そう)父を呼び出すよう命じ、蕭禹には知らせないよう指示する。
書院は汚職事件に関与したとして封鎖される。書院の人々は信じられないが、宋(そう)父は受け入れるしかない。一方、周霽(しゅうせい)は帳簿の内容を調べている。蕭禹が部屋に戻ると、周霽(しゅうせい)は帳簿を隠す。宋(そう)父は太子に毅然とした態度で接し、書院のことは覚悟していたと語る。趙娘子(ちょうじょうし)の父は顔欽若(がんきんじゃく)に船を貸してほしいと頼み、顔欽若(がんきんじゃく)は周霽(しゅうせい)を連れて帰る。
蕭禹は夜中に壁をよじ登って宋竹に会いに行く。宋竹は喜びを隠せない。趙娘子(ちょうじょうし)の父は書院を訪れ、趙娘子(ちょうじょうし)に託されたことをしっかり果たすよう告げる。太子は蕭禹に宋竹を連れて帰るよう命じるが、宋竹はまだ蕭禹の正体を知らない。蕭禹は戸惑う。書院の人々は悲しみに包まれ、宋竹は書院の未来を心配する。蕭禹は宋竹を励まし、書院のために自分を否定しないよう諭す。
第31話の感想
第31話は、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。蕭禹と宋竹の恋が深まる一方で、李(り)文書の死や書院の封鎖など、衝撃的な展開が続きました。
特に印象的だったのは、陳夫子の死です。陳夫子は蕭禹と宋竹の師であり、書院の支えでした。彼の突然の死は、蕭禹と宋竹だけでなく、書院の人々にも大きな悲しみをもたらしました。
また、周霽が帳簿を手に入れたことも重要なポイントです。この帳簿には、汚職事件の真相が記されているとされており、周霽はこれを利用して復讐を企てているようです。
つづく