雲中月 ~二人だけの約束~ 第六話 あらすじ/ネタバレ
衝撃の展開! 沈魚(しんぎょ)の正体がついに明かされる
沈魚(しんぎょ)は刑部に捕らえられ、その様子を偶然目撃した斉璋(せいしょう)は、沈魚(しんぎょ)の身辺に起こっている出来事について何も知らなかったことに愕然とする。怒りに駆られた斉璋(せいしょう)は、沈魚(しんぎょ)のもとを去ってしまう。
沈魚(しんぎょ)は機転と勇気によって、他の女掌固や女押解たちの信頼を得ることに成功。一方、山薬(さんやく)は沈魚(しんぎょ)の行動を斉璋(せいしょう)に報告するが、その情報は斉璋(せいしょう)の怒りを買う結果となる。
斉璋(せいしょう)の功績を称え、皇帝は新しく建てられた庭園で盛大な花会を開催することに。周依恵(しゅういえい)は老夫人の説得に成功し、花会への参加を認められる。花会は高貴妃(こうきひ)が主催し、沈魚(しんぎょ)も招待される。周悦(しゅうえつ)は沈魚(しんぎょ)のために美しい羅裙と装飾品を用意し、著飾った沈魚(しんぎょ)はまるで仙女のように美しく、周囲の注目を集める。周悦(しゅうえつ)の母は、もし周悦(しゅうえつ)が女性の姿に戻ることができれば、沈魚(しんぎょ)のように魅力的になるだろうと願う。
庭園を散策していた沈魚(しんぎょ)は、偶然景王(けいおう)と寧王(ねいおう)が密会している場所に遭遇する。慌てて逃げようとした沈魚(しんぎょ)は転倒し、斉璋(せいしょう)の前に姿を現す。周依恵(しゅういえい)母娘を避けるため、沈魚(しんぎょ)は斉璋(せいしょう)の隣に座ることを懇願。斉璋(せいしょう)は最初は驚いたものの、沈魚(しんぎょ)の弱々しい様子を見て、快諾する。その後、韓枕雲(かんちんうん)の登場により、斉璋(せいしょう)は彼を賀蘭雅(がらんが)の隣に座らせる。この突然の展開に、韓枕雲(かんちんうん)は困惑する。
宴会の席で、周依恵(しゅういえい)は田舎出身の沈魚(しんぎょ)を困らせようと、詩を作ることを提案する。窮地に陥った沈魚(しんぎょ)は再び斉璋(せいしょう)に助けを求め、斉璋(せいしょう)は沈魚(しんぎょ)を助ける。しかし、高貴妃(こうきひ)が斉璋(せいしょう)に桃花羹を賜ったことで、斉璋は体調を崩し、席を離れる。心配した沈魚(しんぎょ)は斉璋の部屋を訪れ、解毒剤を飲ませる。しかし、斉璋は沈魚(しんぎょ)が高貴妃(こうきひ)を毒殺しようとしていると誤解し、沈魚(しんぎょ)を部屋から追い出してしまう。
複雑な気持ちで部屋を出た沈魚(しんぎょ)は、賀蘭雅(がらんが)に遭遇し、本名である「顧易(こえき)」と呼ばれてしまう。賀蘭雅(がらんが)の冷やかしに耐えられなくなった沈魚(しんぎょ)は、賀蘭雅(がらんが)に平手打ちを食らわせる。賀蘭雅(がらんが)の父はかつて顧家に婿入りしたが、顧家が没落した後に顧家を乗っ取った過去があり、沈魚(しんぎょ)はそれを覚えていた。賀蘭雅(がらんが)は沈魚(しんぎょ)の言葉に激昂し、貴妃に沈魚の正体を明かそうとするが、貴妃が体調を崩したという知らせが入り、沈魚は貴妃の様子を見に行く。熱に苦しむ貴妃を見て、沈魚は貴妃を川に突き落として体温を下げる。それを目撃した寧王(ねいおう)は、沈魚を貴妃殺害の罪で捕らえようとする。
その時、賀蘭雅(がらんが)が貴妃の脈を診て寧王(ねいおう)に報告し、斉璋も京の名医である趙院使(ちょういんし)を呼び寄せる。趙院使(ちょういんし)の診断は沈魚の判断と一緻し、沈魚は一命を取り留める。しかし、賀蘭雅(がらんが)は諦めず、再び沈魚の正体を寧王(ねいおう)に明かそうとする。新たな嵐が沈魚を襲う。
第6話の感想
第6話は、衝撃的な展開が続く見応えのある回でした。沈魚が刑部に捕らえられたシーンは、緊張感に包まれていました。斉璋の沈魚に対する思いが明らかになり、二人の関係が今後どのように発展していくのか気になります。
また、沈魚が他の女掌固や女押解たちと打ち解けていく様子も微笑ましかったです。山薬(さんやく)の報告が斉璋の怒りを買ってしまったのは残念でしたが、彼の忠誠心は伝わってきました。
花会では、沈魚の美しさが際立っていました。周悦(しゅうえつ)の母が沈魚の姿を見て、娘の周悦(しゅうえつ)が女性の姿に戻ることができれば魅力的になるだろうと願うシーンは、母としての愛情を感じました。
しかし、沈魚と賀蘭雅(がらんが)の確執が深まり、沈魚の正体が明かされそうになったのはハラハラしました。沈魚が貴妃を川に突き落としたシーンは、彼女の決断力と勇気を感じましたが、今後どのような展開になるのか気になります。
つづく