雲中月 ~二人だけの約束~ 第7話 あらすじ/ネタバレ
賀蘭雅(がらんが)は寧王(ねいおう)の前で沈魚(しんぎょ)の正体を暴こうとするが、景王(けいおう)が絶妙なタイミングで介入し、沈魚(しんぎょ)の医術の腕前を正当化する。賀蘭雅(がらんが)は様子を伺い、沈魚(しんぎょ)の正体を暴く計画を一時的に保留する。この様子を、意識を取り戻した高貴妃(こうきひ)が目撃する。高貴妃(こうきひ)は沈魚(しんぎょ)に救命の恩を感じ、その行動は軽率であったものの、不問に付すことを決意し、宮中へと戻る。出発前に、高貴妃(こうきひ)は沈魚(しんぎょ)に病状を尋ねるが、その言葉には深い意味が込められており、側にいた斉璋(せいしょう)は困惑する。
周悦(しゅうえつ)は景王(けいおう)府で起こった出来事を聞き、沈魚(しんぎょ)を案じて駆けつけるが、斉璋(せいしょう)に呼び止められて沈魚(しんぎょ)は一人残される。賀蘭雅(がらんが)は周悦(しゅうえつ)に沈魚(しんぎょ)の監視を強化するよう促す。斉璋(せいしょう)は沈魚(しんぎょ)の正体を疑い始め、彼女は顧家のために周家に近づいているのではないかと考える。様々な困難に直面し、斉璋(せいしょう)は沈魚(しんぎょ)の安否を心配する一方で、不適切な発言で沈魚(しんぎょ)を怒らせてしまい、協力を解消しようとする沈魚(しんぎょ)の気持ちに拍車をかけてしまう。
夜になり、周悦(しゅうえつ)は沈魚に慎重に行動するよう忠告する。沈魚の身や周家の安全が脅かされる可能性があるからだ。一方、賀蘭雅(がらんが)の父である賀広(がこう)は、寧王(ねいおう)に沈魚が実は顧家の長女、顧易(こえき)であることを明かす。寧王(ねいおう)は斉璋(せいしょう)が沈魚を庇うことに疑念を抱き、さらなる試みを決定する。
沈魚は街で顧家の旧知である蔡媽媽(さいまま)と遭遇し、問い詰めた結果、蔡媽媽(さいまま)は自分が顧易(こえき)の乳母であることを認め、顧家が遭遇した真実を明かす。顧存續 (こぞんぞく)は病を治す妙薬を開発していたが、蔡氏(さいし)の息子が脅迫されたため、薬方に細工をせざるを得なくなり、それが顧家の破滅につながってしまったのだ。蔡氏(さいし)は相手が権勢を誇っており、抗うのは難しいと知りつつも、沈魚と会い、重要な証拠を渡すことを約束する。しかし、賀蘭雅(がらんが)の突然の出現により、沈魚は事態が単純ではないことを悟る。
韓枕雲(かんちんうん)は蔡媽媽(さいまま)が周府に侵入したことを発見し、斉璋(せいしょう)に報告する。斉璋は沈魚の安全を心配し、蔡媽媽(さいまま)との面会を阻止しようとするが、沈魚は行くことを決意する。しかし、蔡媽媽(さいまま)はすでに殺害されており、沈魚は容疑者として逮捕されてしまう。喬尚書(きょうしょうしょ)が事件を直接取り調べ、沈魚は蔡媽媽(さいまま)との関係やスカーフの紛失を説明できず、そのまま牢獄に送られる。沈魚は獄中で看守の張大嫂(ちょうだいそう)に同情してもらい、周悦(しゅうえつ)に面会させてもらおうとするが、失敗に終わる。
斉璋は、寧王(ねいおう)が沈魚の正体を明かさないのは、自分をおびき出すためだと理解する。彼は周悦(しゅうえつ)に密かに手紙を送り、周悦(しゅうえつ)は高墨(こうぼく)の助けを借りて沈魚と面会することができた。しかし、周悦の言葉は沈魚を傷つける。沈魚は自分の潔白を主張するが、誰も信じてくれず、冤罪と苦しみを一人で背負うことになる。
雲中月 第7話 感想
第7話では、雲中月の物語が大きく展開しました。沈魚の正体が明らかになり、彼女は不当な罪を著せられてしまいます。しかし、周悦や斉璋は沈魚を信じており、彼女を救うために尽力します。
特に印象的だったのは、沈魚と周悦の再会のシーンです。周悦は沈魚の潔白を信じていますが、沈魚の苦しみを理解することができず、彼女を傷つけてしまいます。このシーンは、沈魚と周悦の複雑な関係を浮き彫りにしています。
また、蔡媽媽の証言も衝撃的でした。顧家の真実が明らかになり、沈魚の復讐への決意が強まります。第8話では、沈魚の冤罪が晴らされるのか、そして顧家の事件の真相が明らかになるのか、注目です。
つづく