『家族の名において』第37話 あらすじ/ネタバレ

賀梅(ホー・メイ)は冬冬(ドン・ドン)が行方不明になり、焦燥に駆られて美容院に駆けつけます。そこへ羅紅(ルオ・ホン)も駆けつけ、二人は必死に冬冬(ドン・ドン)を探します。そんな中、冬冬(ドン・ドン)が無事派出所に保護されたという知らせが入ります。しかし、派出所は保護者の身分証明書が必要だと伝え、賀梅(ホー・メイ)は困り果ててしまいます。そこで彼女は、警察官である凌和平(リン・ハーピン)に助けを求め、李海潮(リー・ハイチャオ)に電話をかけます。凌和平(リン・ハーピン)の助けにより、賀梅(ホー・メイ)は無事に冬冬(ドン・ドン)を連れ戻します。

冬冬(ドン・ドン)を連れ戻した後、凌和平(リン・ハーピン)と李海潮(リー・ハイチャオ)は衝撃的な事実を知ります。冬冬(ドン・ドン)は賀梅(ホー・メイ)の実子ではなく、賀梅(ホー・メイ)が深圳の美容院で働いていた時に部下の店員の子供だったのです。その店員は長年家庭内暴力を受けており、ある時夫を刺してしまい、過剰防衛で4年間服役していました。今年出所予定でした。賀梅(ホー・メイ)は店員の母親とすでに約束しており、出所後は店員を店に雇うつもりでした。二人は冬冬(ドン・ドン)の境遇に同情を禁じ得ませんでした。

その時、寡黙だった冬冬(ドン・ドン)が突然「犬」と口にします。李海潮(リー・ハイチャオ)はすぐに悟り、冬冬(ドン・ドン)が賀子秋(ハー・ズーチウ)が拾った子犬の雪蛋を懐かしがっていることに気づきます。雪蛋は現在スーパーで預かってもらっていました。李海潮(リー・ハイチャオ)はスーパーのオーナーに連絡し、賀梅(ホー・メイ)が雪蛋を家に連れ帰ることを快諾してもらいます。賀梅(ホー・メイ)は李海潮(リー・ハイチャオ)の助けに感謝し、突然の訪問を詫びます。

李海潮(リー・ハイチャオ)は賀梅(ホー・メイ)の近況を尋ね、再婚について質問します。賀梅(ホー・メイ)は自分がまだ独身であることを正直に話し、再婚を隠していた理由を説明します。彼女は李海潮(リー・ハイチャオ)が賀子秋(ハー・ズーチウ)を育てた以上、賀子秋(ハー・ズーチウ)は李家の子供であり、自分が連れ戻すことはないと約束したと語ります。李海潮(リー・ハイチャオ)は賀梅(ホー・メイ)が約束を守らなかったことに腹を立てますが、同時に彼女の気持ちも理解します。二人は心を開き、徐々に落ち著きを取り戻します。

一方、凌霄(ソン・ウェイロン)は陳婷(チェン・ティン)と秦美央(チン・メイヨー)と共に忙しい一日を過ごし、夜に疲れて帰宅します。家に入ると、李尖尖(リー・ジェンジェン)が彼のベッドの横にしゃがみ、独特の方法で気遣いを示していました。凌霄(ソン・ウェイロン)は感謝するものの、翌日の予定と李海潮(リー・ハイチャオ)の気持ちを考慮して、李尖尖(リー・ジェンジェン)に早く帰るように促します。翌日、凌霄(ソン・ウェイロン)はテーブルに李尖尖(リー・ジェンジェン)から貰った誕生日プレゼントが置いてあるのを見て、心が温まります。

斉明月(チー・ミンユエ)も家庭内トラブルに巻き込まれます。彼女は出差から帰ってきた父親を迎えに行きますが、家族は住宅購入問題で再び揉めます。金玉香(ジン・ユーシャン)は斉明月(チー・ミンユエ)に家を傾けてでも家を買ってあげようと主張しますが、斉父は強く仮対します。二人は口論になり、離婚まで言い出してしまいます。斉明月(チー・ミンユエ)は板挟みになり、苦悩します。

唐灿(タン・ツァン)は博物館での仕事が軌道に乗り、両親との関係も改善されます。昼食時、唐媽媽は唐灿(タン・ツァン)の現状に満足し、将来は公務員を検討するように勧めます。唐灿(タン・ツァン)は明確な返事はしませんが、家族の支えと期待を感じます。

賀子秋(ハー・ズーチウ)は、秦美央(チン・メイヨー)がケーキ代を支払ったことに腹を立て、凌霄(ソン・ウェイロン)の誕生日パーティーを欠席してしまいます。パーティーでは、陳婷(チェン・ティン)の言動が空気を悪くし、特に李海潮(リー・ハイチャオ)に対する微妙な挑発は、同席していた全員を不快にさせます。食事後、凌霄(ソン・ウェイロン)は陳婷(チェン・ティン)母娘を見送り、李海潮(リー・ハイチャオ)と李尖尖(リー・ジェンジェン)は凌和平(リン・ハーピン)を玄関で待ちます。李尖尖(リー・ジェンジェン)は突然賀子秋(ハー・ズーチウ)からのメッセージを受け取り、急いで立ち去ります。李海潮(リー・ハイチャオ)は一人残され、複雑な気持ちになります。

第37話感想

第37話は、家族の絆と複雑な人間関係を描いた感動的なエピソードでした。特に印象に残ったのは以下の点です。

  1. 賀梅(ホー・メイ)と冬冬(ドン・ドン): 賀梅が冬冬(ドン・ドン)の実の母親ではないという衝撃的な事実が明らかになりました。しかし、彼女は冬冬(ドン・ドン)を自分の子供として大切に育てており、その愛情の深さに感動しました。冬冬もまた賀梅を母親として慕っており、二人は強い絆で結ばれていることが伝わってきました。
  2. 李海潮(ドゥー・ソンイエン)と賀梅: 二人は再婚について話し合い、お互いの気持ちを理解し合いました。李海潮(ドゥー・ソンイエン)は賀梅が約束を守らなかったことに腹を立てましたが、同時に彼女の気持ちも理解し、歩み寄る姿勢を見せました。
  3. 凌霄(ソン・ウェイロン)と李尖尖(リー・ジェンジェン): 二人は相変わらず仲睦まじく、お互いを大切に想っていることが伝わってきました。李尖尖(リー・ジェンジェン)は凌霄(ソン・ウェイロン)の誕生日を祝い、凌霄(ソン・ウェイロン)は李尖尖(リー・ジェンジェン)からのプレゼントに喜びました。
  4. 斉明月(チー・ミンユエ)と家族: 斉明月(チー・ミンユエ)一家は住宅購入問題で揉めていましたが、最終的には家族の絆を再確認しました。金玉香(ジン・ユーシャン)は斉明月(チー・ミンユエ)に家を傾けてでも家を買ってあげようと主張しましたが、斉父は強く仮対しました。二人は口論になり、離婚まで言い出してしまいました。しかし、最終的には斉明月(チー・ミンユエ)が仲裁に入り、家族の絆を再確認しました。

つづく