家族の名において 第5話 あらすじ/ネタバレ

凌霄(ソン・ウェイロン)のことで心を痛める尖尖は、落ち込んだ様子。それを心配した明月が声をかけ、今週の金曜日に子秋の誕生日があることを思い出させる。尖尖はすっかり忘れていたことに気づき、明月が覚えていたことに感動しつつも、その理由が分からず戸惑う。明月はその話題をそらし、照れ笑いを浮かべる。

尖尖は凌霄(ソン・ウェイロン)と一緒に子秋へのプレゼントを選び、お気に入りのヘッドフォンを購入する。誕生日当日、李家は賑やかな雰囲気に包まれる。子秋の叔母である賀蘭(ホー・ラン)も駆けつけ、誕生祝いをする。子秋は厨房で海潮を手伝うが、凌霄(ソン・ウェイロン)に賀蘭(ホー・ラン)の相手をするよう促される。子秋は渋々従う。

賀蘭(ホー・ラン)は尖尖の部屋を訪れ、木彫をしている尖尖を見て、子秋に部屋の掃除をさせようとする。そして子秋に、李家で居候しているのだから、もっと家事を手伝い、迷惑をかけないようにと説教する。その様子を海潮が聞いてしまう。

夕食時、家族は食卓を囲むが、気まずい空気が流れる。賀蘭(ホー・ラン)は子秋に海潮に酒を注がせ、海潮に孝行するようにと強要する。海潮と子秋は居心地が悪くなり、海潮は酒の勢いで本音を吐露する。凌霄(ソン・ウェイロン)と子秋を実の息子のように大切に想っており、彼らの苦労を理解していると語り、特に子秋が寄宿生活を送っていることを心配する。海潮の言葉は、家族全員の心を打つ。

夕食後、和平たちは酔っ払った海潮を部屋に連れて行く。凌霄(ソン・ウェイロン)と尖尖が部屋を離れた後、海潮は徐々に意識が戻り、子秋を家に迎えた頃のことを思い出す。当時、田舎で一人暮らしをしていた子秋を見て、引き取ることを決意し、絶対に捨てないと約束した。賀梅(ホー・メイ)からの感謝の手紙は色褪せてしまったが、海潮は彼女への感謝と想いは変わっていない。

一方、秦美央(チン・メイヨー)が李家を訪れ、尖尖に凌霄(ソン・ウェイロン)に会わせてほしいとせがむ。尖尖は最初は断るが、100元のお金に釣られて承諾する。公園で遊んでいると、美央が転倒して怪我をしてしまう。尖尖は慌てて病院に連れて行き、凌霄と子秋も駆けつける。美央の怪我は軽傷だったが、陳婷(チェン・ティン)は尖尖に厳しく接し、面倒を見ていなかったと責める。凌霄の登場で一時的に緊張が緩和される。凌霄は尖尖の味方になり、誰にも尖尖の愛情を奪わせないと宣言する。

その後、凌霄は頻繁に病院を訪れ、尖尖は凌霄の負担を心配して自責の念に駆られる。しかし、凌霄は尖尖を責めることなく、逆に慰める。病院では、凌霄の祖母と陳婷(チェン・ティン)の言い争いが続く。祖母は陳婷(チェン・ティン)が凌霄を十分に気にかけていないと非難し、孤独な晩年を嘆き、子供たちのそばにいたいと願う。家族のいざこざを目の当たりにした凌霄は、尖尖との絆を大切に思い、決意を新たにする。

家族の名において 第5話 感想

第5話は、家族の絆と愛情が深く描かれた感動的なエピソードでした。特に印象的なのは、海潮の真心と、凌霄と尖尖の揺るぎない絆です。

海潮は、凌霄と子秋を実の息子のように大切に想っており、彼らの苦労を理解しています。子秋が寄宿生活を送っていることを心配し、本音を吐露するシーンは涙を誘います。海潮の深い愛情と包容力は、家族を強く結びつける力となっています。

一方、凌霄と尖尖は、幼い頃から一緒に育ち、強い絆で結ばれています。凌霄は、尖尖の気持ちを理解し、常に彼女の味方になってくれます。秦美央(チン・メイヨー)が現れても、凌霄は尖尖の愛情を誰にも奪わせないと宣言するなど、揺るぎない決意を示しています。

つづく