両不疑 ~入れ替わり夫婦の宮廷生存記~ 第13話 あらすじ/ネタバレ

後宮の風雲

主母の命により、裴心竹(ペイ・シンジュク)は碩人に降格され、3か月の禁足を言い渡されます。彼女は不屈の精神で、後宮の闇と不平等を暴くため、回想録『両相疑』の執筆を決意します。

北境の戦い

一方、北境では戦いが激化しています。徐鈺(シュー・ユー)は予定より早く到著し、父である徐(シュー)父は多忙のため遅れて到著します。徐鈺(シュー・ユー)は戦場で兵士たちと肩を並べて戦い、その勇猛さは周囲を驚かせます。しかし、徐家の秘伝の技を駆使する姿は、徐(シュー)父に疑念を抱かせます。徐鈺(シュー・ユー)は機転を利かせ、夫人(蕭錦昀(シャオ・ジンユン))から教わったと説明し、一時的に危機を回避します。しかし、酒に酔った勢いで「父上」と口を滑らせてしまい、真実が明らかになるのを恐れます。

蕭錦昀(シャオ・ジンユン)の想い

皇城にいる蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は、徐鈺(シュー・ユー)の安否を常に気にかけています。北境からの勝利の知らせが届き、ようやく安心します。徐鈺(シュー・ユー)は徐(シュー)父に城主の身代わりをしていること、幼い頃から武術を愛していることを打ち明けます。徐(シュー)父は驚きながらも、娘の強さと知恵を誇りに思います。厳しい北境で、徐(シュー)父は徐鈺(シュー・ユー)の要望を可能な限り葉え、父娘の絆は深まります。

蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)の帰還

3年ぶりに蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)が帰京し、蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は警戒心を強めます。かつて蕭錦昀(シャオ・ジンユン)が牡丹(ボタン)を救ったことで、牡丹(ボタン)は蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)に想いを寄せていました。蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)の帰還は、この三角関係に新たな展開をもたらします。

波斯商人と舞姫

北境への旅の途中、徐鈺(シュー・ユー)と徐(シュー)父は助けを求める波斯商人に出会います。一人の舞姫が身代わりとなって馬を手に入れようとしますが、その背後には複雑な事情が隠されていました。

舞姫はザムシの娘で、本来は王位継承者でしたが、宮廷の政変で弟に追われ、亡命していました。彼女は長年耐え忍び、いつか故郷に戻って父の仇を討つことを夢見ていました。大晟の城主である徐鈺(シュー・ユー)に、命を狙いますが、戦いで敗北します。徐鈺(シュー・ユー)は彼女を責めることなく、王位奪還を支援することを約束します。条件は、北境が大晟に服従し、戦争を終わらせることでした。舞姫は納得できずも、平和への希望を見出し、この条件を受け入れます。

蕭錦明(シャオ・ジンミン)のからかいと舞姫の決意

蕭錦明(シャオ・ジンミン)は徐鈺(シュー・ユー)の北境での風流話をからかいますが、蕭錦昀(シャオ・ジンユン)に厳しく叱責されます。舞姫は徐鈺(シュー・ユー)の助けを借りて、義父を探し、一族を再興する旅に出ます。彼女は困難な道のりが待っていることを知っていますが、もう恐れることはありません。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は徐鈺(シュー・ユー)を陰ながら見守り続け、二人の絆は嵐の中でも強くなっていきます。

第13話の感想

第13話は、波乱に満ちた展開と登場人物の心情描写が印象的な回でした。

裴心竹(ペイ・シンジュク)の不屈の精神と、真実を明らかにしようとする強い意誌に心を打たれました。また、徐鈺(シュー・ユー)の勇猛さと機知、そして父娘の絆の深さに感動しました。

蕭錦昀(シャオ・ジンユン)の徐鈺(シュー・ユー)への変わらぬ愛情と、徐鈺(シュー・ユー)の蕭錦昀(シャオ・ジンユン)への信頼関係も、このドラマの見どころの一つです。

一方、蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)の登場は、物語に新たな波紋を広げました。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)と牡丹(ボタン)の三角関係が、今後どのように展開していくのか気になります。

波斯商人と舞姫のエピソードは、物語に深みを与えてくれました。舞姫の復讐心に共感し、彼女の決意を応援したくなります。

つづく