両不疑<りょうふぎ> ~入れ替わり夫婦の宮廷生存記~ 第19話 あらすじ/ネタバレ

徐鈺(シュー・ユー)と蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は、お互いに疑わないことを誓い合った。そこに突然、蕭錦明(シャオ・ジンミン)が現れ、風情を乱す。3人は摘星閣へ行き、許悠然(シュー・ヨウラン)は徐鈺(シュー・ユー)が北境から持ち帰ったのは黒晶石だと確認する。しかし、身体を元に戻すにはもう少し時間がかかるという。許悠然(シュー・ヨウラン)と蕭錦明(シャオ・ジンミン)は、京で捕まえた細作が摘星閣の下にいることを徐鈺(シュー・ユー)に告げる。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は様子を見ることにし、徐鈺(シュー・ユー)は穏やかな朝廷を取り戻すことを決意する。

徐鈺(シュー・ユー)は徐家を公侯に封じ、朝廷の老臣たちを怒らせる。衡山公は徐鈺(シュー・ユー)に罪があるとまで言い立てる。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は徐鈺(シュー・ユー)に多くのことを事前に伝えていたが、徐鈺(シュー・ユー)はそれを忘れてしまっていた。朝廷でのやり取りに徐鈺(シュー・ユー)は腹を立てるが、蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は落ち著いており、徐鈺(シュー・ユー)もなんとか彼らを抑え込む。

徐(シュー)父は徐鈺(シュー・ユー)に会い、勝手に公侯に封じたことを叱責する。徐鈺(シュー・ユー)は慌てて、それは蕭錦昀(シャオ・ジンユン)の考えだと説明する。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は姿を現し、徐鈺(シュー・ユー)を助け出す。徐(シュー)父は2人が入れ替わっていることを知っており、蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は爵位があれば徐(シュー)大哥と徐(シュー)二哥も早く娶妻できるだろうと話す。徐(シュー)父が去った後、徐鈺(シュー・ユー)と蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は再び口喧嘩を始める。無毒(ウードゥ)は2人の仲睦まじい様子を見て喜び、徐鈺(シュー・ユー)と蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は後花園を散歩することにする。後花園で、蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は周囲の人間を下がらせ、裴心竹(ペイ・シンジュク)は城主と城主夫人の仲睦まじい様子を見て不快感を示し、後花園に行こうとするが、彼らに止められてしまう。

蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は今年の殿試を中止しようとするが、徐鈺(シュー・ユー)は中止すべきではないと主張する。蕭錦昀(シャオ・ジンユン)は徐鈺(シュー・ユー)の勉強を手伝うが、徐鈺(シュー・ユー)はすぐに眠ってしまう。蕭錦昀は蕭錦明(シャオ・ジンミン)にしばらくの間、政務を代行させることにし、蕭錦明(シャオ・ジンミン)は不満を漏らす。裴心竹(ペイ・シンジュク)は再び主母に文句を言うが、主母は男心を掴むには城主に心を傾ける必要があると言い、自分の2人の姑姑に裴心竹(ペイ・シンジュク)を指導させる。裴心竹(ペイ・シンジュク)は従うしかない。

徐鈺(シュー・ユー)は蕭錦昀に勉強を強要されるが、何を考えても何も出てこない。蕭錦昀は徐鈺(シュー・ユー)を連れ出して廟会に出かける。街上では、偶然徐(シュー)大哥に出くわす。徐(シュー)大哥は茶館で読書論道を聴講しに来たのだが、徐鈺(シュー・ユー)は興味を持ち、彼と一緒に茶館に入る。茶館では、上京して試験を受けに来た数人の受験生が政治について議論しているのを聞き、徐鈺(シュー・ユー)は今の主上は開明的な主上だと答える。

殿試まであと数日、蕭錦昀は蕭錦明(シャオ・ジンミン)に公文書の処理をさせ、徐鈺(シュー・ユー)には勉強を強いる。徐鈺(シュー・ユー)は以前大口を叩いていたが、今は蕭錦昀に強要されて勉強せざるを得ない。無毒(ウードゥ)が彼らにスープを届けに来て、3人が蕭錦楽(シャオ・ジンユエ)と一緒に遊んでいた頃の話をすると、徐鈺(シュー・ユー)と蕭錦明(シャオ・ジンミン)は興味津々だが、蕭錦昀に強く咎められる。

殿試の日、徐鈺(シュー・ユー)は蕭錦昀が用意した難しい問題をすっかり忘れてしまい、仕方なく問題を変更する。屏風の後ろにいる蕭錦昀は、徐鈺(シュー・ユー)の言葉を聞いて、思わず首を横に振る。

第19話の感想

第19話は、徐鈺(シュー・ユー)と蕭錦昀の夫婦愛がさらに深まる回でした。

徐鈺(シュー・ユー)は蕭錦昀の助けを借りて、朝廷の老臣たちを鎮圧し、蕭錦昀は徐鈺(シュー・ユー)のために殿試の準備を手伝うなど、お互いを支え合う姿が印象的でした。

特に、徐鈺(シュー・ユー)が殿試で問題を変更し、蕭錦昀を驚かせるシーンは、徐鈺(シュー・ユー)の成長を感じさせるものでした。

また、蕭錦昀の徐鈺(シュー・ユー)に対する愛情も感じられる回でした。

蕭錦昀は徐鈺(シュー・ユー)をとても大切に思っており、徐鈺(シュー・ユー)のためにできる限りのことをしてあげようとしていることが伝わってきました。

つづく