長月輝伝~愛と救世の輪廻~ 第22話 あらすじ/ネタバレ
誤解により、滅魂釘は残り一つに。葉夕霧(ようせきむ)は魔を滅ぼすため、再び澹台燼(たんたいじん)に会いに行くが、拒絶されてしまう。さらに、葉氷裳(ようひょうしょう)が澹台燼(たんたいじん)の伴侶になっていることに驚く。翩然(へんぜん)は、葉夕霧(ようせきむ)が澹台燼(たんたいじん)に恋をしていると指摘するが、葉夕霧(ようせきむ)は否定する。
葉氷裳(ようひょうしょう)は蕭凛(しょうりん)を裏切り、澹台燼(たんたいじん)の寵愛と庇護を求めて彼の側にいる。ある夜、澹台燼(たんたいじん)の病気を利用して彼を刺そうとするが、廿白羽(にじゅう・はくう)に阻止される。一方、葉清宇(ようせいゆう)は翩然(へんぜん)から薬を贈られたことに感謝するが、人妖の身分の違いを理由に拒絶される。
澹台燼(たんたいじん)が葉氷裳(ようひょうしょう)を連れて帰国したのを見て、葉夕霧(ようせきむ)は悲しみに暮れる。翩然(へんぜん)に慰められ、少し落ち著く。葉氷裳(ようひょうしょう)はわざと澹台燼(たんたいじん)との過去の関係を自慢するが、澹台燼(たんたいじん)は興味を示さない。
一方、澹台明朗(たんたい めいろう)の傀儡軍計画はうまくいかず、術士に澹台燼(たんたいじん)に対抗する方法を見つけなければ罰すると脅迫する。澹台燼(たんたいじん)は夢の中で葉夕霧(ようせきむ)が離れていくのを見て、目が覚めると葉氷裳(ようひょうしょう)の嘘に気づく。
葉夕霧(ようせきむ)は一時的に葉家に戻ることにし、荷物を整理しているときに、誤って澹台燼(たんたいじん)からもらった隕鉄を湖に落としてしまう。澹台燼(たんたいじん)は葉夕霧の手紙を見つけ、そこには過去の愛情と想いが綴られていた。彼は急いで葉夕霧を追いかけるが、彼女が隕鉄を捨てたところを見て、さらに落胆する。
葉夕霧は葉清宇(ようせいゆう)から澹台燼の母親の話を聞き、誤解していたことに気づく。急いで宮殿に戻って謝罪する。皇陵の中で、二人は誤解を解き、澹台燼は本当に好きなのは葉夕霧だと告白し、良い人になるために努力することを約束する。葉夕霧は感動し、隕鉄を拾い上げて、二人の関係はさらに深まる。
澹台燼は葉夕霧に、夢の中で魔神(ましん)の声が聞こえることに悩んでいることを打ち明ける。葉夕霧は彼と一緒に困難を乗り越えると誓う。一方、酒に酔った翩然(へんぜん)は葉清宇(ようせいゆう)を誘惑しようとするが、彼の深い愛情に心を動かされる。二人は情熱に身を任せ、一夜を共にする。翌日、翩然(へんぜん)は澹台燼に解毒剤を要求するが、すでに葉清宇(ようせいゆう)が持っていったことを知り、落胆する。葉清宇(ようせいゆう)への複雑な感情が募る。
第22話感想
第22話は、衝撃と感動が入り混じった回でした。葉夕霧と澹台燼の誤解が解け、二人の関係がさらに深まったことは、見ていてとても嬉しかったです。しかし、その一方で、葉氷裳(ようひょうしょう)の企みや澹台明朗(たんたい めいろう)の脅迫など、今後の展開が気になるところです。
特に印象的だったのは、葉夕霧が澹台燼への想いを自覚するシーンです。翩然(へんぜん)の言葉に戸惑いながらも、自分の気持ちに正直になろうとする葉夕霧の姿は、とても切なくも美しいものでした。また、澹台燼が葉夕霧への愛情を告白するシーンも、二人の強い絆を感じさせてくれました。
一方で、葉氷裳の行動には、複雑な感情を抱きました。彼女は澹台燼への想いを葉えるために手段を選ばず、時には人を傷つけることも厭いません。しかし、彼女もまた、自分の幸せを願っている一人の女性であることを忘れてはいけません。
つづく